メープルマウンテン日記

メープルマウンテン日記

森のガーデニング、食べ物の栽培・採集やバンクーバー島での田舎生活など。

2020-01-01から1ヶ月間の記事一覧

ファイヤーブレーク作り

今回作ったファイアーブレークの入口 2018年の秋からやってきた山火事対策の柱は家から100メートル園内の森の可燃物削減だったが、 それ以外のこともいくつか実施してきている。家の周囲をぐるりと一周するファイアーブレークの設置もその一つだ。 調べてみ…

スノードロップ

スノードロップが、大分咲きそろってきた。もともと3株くらい以前の住人が残していったのを、ここ2、3年分割して広げてきたものだ。まだまだ まばらだが、このまま放置しておいても、あるいはもういくらか分割を続けても、年々華やかさを増してゆくだろう。…

子どもの市民権申請

私と妻は、今のところカナダの市民権を取得する予定は無い。日本の市民権を放棄しなければならなくなるからだ。 その為、子ども達の市民権申請は、私がすることは出来ないと思っていた。子ども達のを親と同時に家族パッケージで申請する手続きになっているか…

うちの野菜畑の成り立ち

数年前に作った野菜・果樹エリア。写真奥の方は秋に果樹を他所へ移動したので、野菜畑の拡張に充てる予定だ。 ここに引っ越してきたとき、野菜用と思われるベッドが家のデッキから見下ろしたところに数畝あった。とても乾く場所で、前の住人は何も栽培してい…

イングリッシュホーリーの除去

小さなエリアを支配し始めたイングリシュ・ホーリー。 赤い実がなったイングリッシュ・ホーリー(クリスマス・ホーリー)のデコレーションは、クリスマスの伝統であるし、バンクーバー島でも多くの家々やクリスマスイベントの飾りに使われる。庭に木を植えて…

オレゴングレープ

オレゴングレープの根のささがき うちでは、庭から収穫するお茶用ハーブの種類を増やそうとしているところだ。もちろん実際に楽しんで使えるものだけのつもりだ。 オレゴングレープは庭にも森にもたくさん生えていて、以前から歩道を作ったときなどに掘り出…

アービュータスの岩場

以前に、日本からバンクーバー島に旅行者として来たとしたら、温帯雨林のハイキングが私の一番のおすすめだと書いた。温帯雨林にどっぷりと浸るトレイルが多々ある。だが、私の住んでいるカウチンバレーのトレイルだと、島の西側より雨の量が少ないため、ト…

鹿に食べられるシャクナゲと食べられないシャクナゲ

何年も見てはっきりしたことは、鹿に食べられるシャクナゲは毎年必ず食べられるし、食べられないシャクナゲは大抵いつも狙われない、といいうことだ。最初はそれが分からず、「このシャクナゲは今年は運が悪かったのかな」と次の年に期待したものだった。そ…

大風で倒れたレッドアルダー

今回の寒波、雪、そして大風は、全て通り過ぎたようだ。当面は雨が降り続けるようなので、積もった雪も多くが数日で消えるだろう。 大風の被害はあまり無かったが、家から見下ろしたところにある中堅サイズのレッドアルダーの木が一本倒れていた。秋に植えた…

山火事と放火犯

2018年夏のメープルマウンテン森林火災の跡(今日撮った写真)。火事直後の写真もあるが、痛々しいので、雪景色の写真だけにしたい。 私が住んでいるのはカナダの西海岸だが、12月から、時間がある範囲でオーストラリアの火災関連のニュースを追っている。今…

魚をまとめてさばく

左のたらいはカサゴ・アコウダイの類で、右のバケツは銀サケが中心。 うちでは、料理をする人が3人いて、妻が夕食を作るときもあれば、長女が作るときも多いし、私も作る。妻は収納の達人なのだが、私や長女が冷凍庫の中の物を動かすと整理が悪くなり、素材…

休校・雪かき

月曜の夜が記録的な寒さで、続いて昨夜(火曜の夜)はここでは珍しい一晩で20センチの積雪だった。そして今夜は大風になるそうなので、木が倒れないことを願いたい。2018年の12月の大嵐で倒れやすい木は倒れてしまったし、昨年2019年には枯れた木と根腐れの…

キングレット(キクイタダキ)

キングレット(1週間ほど前) うちの庭で最もよく見かける鳥は、ロビン、キツツキ、ハミングバード、カラス、ハゲワシ、ハクトウワシ、フクロウ、ウズラ、ヒタキ、そして何種類かの小鳥たちといったところだろうか。 小鳥の中で、とてもよく見かけるものの一…

ターキーテールマッシュルーム(その3)

ターキーテールのだし汁を、何度か味噌汁にしてきた。キノコの香りはほとんど隠れてしまうなという印象を持っていた。 ところが、昨日初めて塩と醤油のお吸い物にしたところ、素晴らしく香り高いものになった。魚のだしは僅かに抑えた。ターキーテールのとて…

雪の降り始め

日曜の夕方になって、予想どおりの雪となった。今週は、記録的な寒さがやってくると聞く。妻は、毎週月曜日に障がい者のアート制作グループを開いているが、雪を確認してから電話やメールでキャンセルの連絡を入れた。子どもたちの学校は明日どうなるだろう…

自家製のマルチ

今週池の周囲を通った時に、秋に移動した桜の木が目に入り、その木の根元に乾燥防止のマルチをたっぷり与える必要があったことを思い出した。通りかかりついでに、朽ちてスポンジのようになったアルダーの丸太をちぎって根元に入れた。 上のようなマルチのや…

自家製のコンポスト

庭の何か所かにある雑草やガーデンプラントの山は、秋に積み上げてからまだ2か月も経っていないが、一度ひっくり返してどの程度堆肥化しているかを観察した。 場所によって違うようでもあるが、総じて堆肥化はまださほど起こっていないように見える。積み上…

温帯雨林 (temperate rainforest)の風景

昨日ゆっくり散歩してきた私に影響され、今日は妻も一緒に出掛けることになった。昨日よりさらに遠出して、3時間半ゆっくり散歩した。 バンクーバー島では、本格的な温帯雨林の風景は、島の西側に広がる。ポートレンフルーやユクルーレットなど西側の町から…

休息とトレイルの移り変わり

年明けを慌ただしく過ごして、気が付けば、週末からやってくるという大寒波と雪が目の前だ。しかも、雪と寒さの中でも、来週はデスクワークがたっぷりある。 そこで、今日の午後留守番の間に、2、3時間かけてゆっくりと散歩した。 普段は行かない遠出になる…

池をモニターする(その2)

うちの一番上の池は、過去2年連続して堤防が決壊している。2番目の池は、昨シーズンは土砂で埋もれた。3番目の池は、決壊には至らなかったが堤防が沈んだ。それで、昨年の夏から秋に、本格的な堤防の補修作業や水路の強化などを手作業で実施した。その成果に…

池へ続く道

一番手前の橋 うちの裏の野菜畑から池へ行くには、湿地を通り抜ける必要がある。引っ越してきて何年間かは、湿地の向こうに行ったことはほとんど無かったし、自分の手でトレイルが敷けるとは思っていなかった。それどころか、今の野菜畑の場所さえ、背の高い…

雪と氷に備える

週末から厳しい寒さが訪れるとの天気予報だ。北極圏からの風と、太平洋からの湿気が重なるので、積雪も覚悟しておいた方が良いそうだ。それで今日は、雪と氷への備えで、足りないと思われるところを補った。 雪かきの道具が、昨シーズン家族総出のときにやや…

池の周りに石を配置する

池を掘ってしばらくの間は、強い雨による池端の浸食が見られた。それで、遅ればせながら昨年、浸食が激しかったあたりに防御のため石を置き始めた。途中までやってあったが、それでは見栄えが良くないとの指摘が家族からあったので、昨日追加で石を運び込ん…

ピクニックテーブルと夏の食事

表土の取除きと地面の平準化の作業中 妻がジュディーの家のクリスマスディナーから帰ってきたときに、「彼女の家は人を招くために作られているね」とあらためて言った。大きなアイランドを据えた吹き抜けのキッチンと、そこに接続した広く明るいリビング・ダ…

手抜き仕事の手直し(ロックガーデンの砂利敷き)

先日ロックガーデンの通り道に砂利を敷いたが、その時に砂利道のエッジの処理をしなかった。見栄えが特に悪いと指摘されたところについて、石を並べてエッジング処理をした。 手間と時間を惜しまなければ石が集められるのは山の中の住処のいいところだ。(た…

私の見慣れた型にはまらない次女

うちの長女(14歳)は私と似たような性質のようで、予想がつくというかさほど驚かされることは多くない。母親に叱られているのを見ると、自分もうちの子どもだったら同じようなことで叱られるだろうなと身につまされてしまう。想像以上のことに感心するのは…

年始の狂い咲きと山火事に関する雑感

桜とスノードロップが少し咲いた。プリムローズも少し前から咲いている。 今のところ気温的にマイルドな冬だ。この何日かは、特に暖かい。とはいっても、異例なほどとは聞いていないし、これから寒くなってくるとの予報だ。 桜の狂い咲きはこれまでにも何度…

カナダの大学への進学

カウチンバレーの高校に数か月から1年のプログラムで留学中の日本人生徒達に、図書館やダンカンの町で会ったことがある。とても賢そうな子どもたちだった。優秀な日本の進学校の生徒さんという印象だった。 カナダの大学に進学するのですかと聞くと、そうで…

特売で買ったスペイン産の柿 この地では、柿は時々細々と売っているのを見かけるが、値段も高い(りんごの数倍)し、良い状態で見かけることも少ないので、ほとんど買わない。北米での商業栽培は無いと思うので、アジアからの輸入品だと思うが、この辺りのス…

森林保護区の枯れ木(ダグラスファー)処理

クリスマスイブの前日のことだったが、町役場が雇ったアーボリストが、息子さんと一緒に大きなウッドチッパーを牽引したトラックでやってきた。隣接する森林保護区で枯死した大きなダグラスファーの木を、うちの敷地に倒れないように処理するためだ。 息子さ…