メープルマウンテン日記

メープルマウンテン日記

森のガーデニング、食べ物の栽培・採集やバンクーバー島での田舎生活など。

2021-01-01から1年間の記事一覧

冬のクマ

昨日は小さなクマが訪れた様子。20センチ弱の幅の足跡。この辺りのクマは、冬眠をするとはいっても特に寒い時に浅く短くだけで、寒くない日は食べ物を探すらしい。うちはルールどおりクマが人家に近づかないよう食べ物を外に残さないようにするけど、森の奥…

薄い雪化粧

暖かい秋・冬が続いているが、景色が薄く雪にカバーされている日も割と多い。今のところ2、3日で溶けてなくなるような雪ばかりだ。

砂利道の補修

11月半ばに、州内の広範囲の町々で、記録を大幅に塗り替える大雨が降った。洪水に見舞われた気の毒な地区も多かった。幸い、うちでは被害は少なく、山から下りてきた水に砂利道が削り取られて溝が何筋か出来たのと、流れた砂利が排水溝の数か所で堆積した程…

雨期の晴れ間

この11月は本当によく雨が降る。カナダ西海岸は、各所で洪水や土砂崩れに見舞われている。今年の夏には異常な酷暑が訪れたが、今雨期になって逆に大水が続く。カナダのブリティシュコロンビア州、中でもその内陸部は気候変動の最前線だという人もいる。 昔カ…

森の散歩

雨期の森は水辺が綺麗なので、道から少し外れて小川沿いで子どもや犬を遊ばせる。ご近所さんの所有する森なので、ほとんど誰も来なくて犬を遊ばせるのに良い。オーナーも最近ボーダーコリーの子犬を飼い始めたし、時折訪れるそのお友達も犬好きの方ばかりだ…

温帯雨林の秋

最近は、2歳の犬のテテが強引に散歩の時間を決めるので、いつも子ども達を学校に送りだした後が森の散歩の時間だ。休みの日であれば、次女と出かけることも多い。秋のレインフォーレストは空気が冷たくしっとりとして気持ちいい。

宿根草野菜の畑

うちの裏の鹿用防護フェンスで囲った畑と果樹のエリアだが、もうスーパーでも買える普通の野菜を種蒔きから毎年育てるのは全面的に止めることにした。井戸水に頼っているので、水遣りが少なくて済む宿根草野菜に徹底するのだ。 来年の春に向け、全ての畝を次…

モミジの写真

もう実は落葉片付けも一段落の時期なのだけれど、10月下旬の庭のモミジ風景の写真を今更ながら記録用に投稿。うちのモミジはまだどれも小さい。ここ3年以内に植えてきたのが多い。

ハロウィーン

スーパーに並ぶ甘いお菓子をそれほど食べさせてもらってない反動もあるのか、小学生の次女はハロウィーンを心待ちにしていた。 日曜の夜のトリック・オア・トリートの風景を、私も少し住宅街を歩いて眺めたが、子ども達を迎える家は例年の半分くらいだった印…

植え替え

この秋の植替えシーズンの主要テーマはモミジとシャクナゲの移動。熱波と渇きが長期化してカナダ西海岸のカリフォルニア化が報道されます。野生の大木が適応できずに枯れる折、モミジやシャクナゲには向かない気候になってしまったと言えそうです。それでも…

ホビーファーム

庭友達の一人がファーム(農場)に引越した。夏の間に庭造りを進めたそうなので、お庭拝見に訪問。 牧草はお隣の大きな農場の方が刈って持ってゆく契約で、自分で世話をする動物も残していないそう。7エーカー程度のホビーファームだと、よくあるお話。 お庭は…

トリカブト

トリカブト(モンクスフード)は、日本や他の国ではどのくらい園芸に使われているのだろう。毒はあるけれど、ここらあたりでは、紅葉の時期にフレッシュな青色を足してくれる数少ない植物。楽しませてもらっている。

紅葉

ノースウエストの紅葉はビッグリーフメープルの黄色。苔の緑なんかも混じって綺麗。赤いのは野生ではなくて私が植えた日本のモミジ。 野生の木だけだと赤い色合いは無いのです。

ヒラタケの季節

英語ではオイスターマッシュルーム。バターでソテーにする。 今の時期の収穫物は他にもある。クインス(マルメロ、西洋カリン)は生食できず、使わない人も多いので、友人宅でもとってきた。ジュース、クインス酒、ジャム、メンブリオ、ドライフルーツ(お茶用)…

感謝祭の日の散歩

カナダの感謝祭の日には、ハイキングにやって来る人が例年多いと思う。見晴台で"Happy Thanksgiving!"の挨拶を、過去何度も聞いてきた。

クインス

うちでは今年最後に収穫する果物となる、クインス(西洋カリン)。週末にメンブリオ(羊羹みたいなもの)づくりかな? ここのところブログフレンドの投稿を読めていなくて残念。ともかく、日本の家族の為に何とか少しは投稿。

西海岸温帯雨林の秋

やさしい雨が続いて土に湿り気と下草に生気が戻りました。紅葉と落葉の前のレインフォーレストらしい景観の時期です。

薪積み

雨が本格化する前にこの冬の為の薪を収納します。今年は子ども達二人で全部やってくれました。森の暮らしを通じて、子ども達は働き者に育っている。

魚の一括購入。そして今思っている事。

ここのところ忙しく夜は寝落ちの繰り返しで、ブログをオープン出来なかった。久しぶりの記事です。 近くの漁村で漁より戻った船から魚を受け取り、今日はその処理をした。夏に鮭、タコ、エビ、白身魚を受け取り、秋に別の船からマグロを買うのが恒例となって…

日に焼けたシャクナゲ

水曜日からこの夏3度目の熱波になるそうで、35度以上の気温が予想されているようだ(1度目の熱波では44度まであった)。 ここカナダ西海岸に来た頃は、シャクナゲは水をやらなくてよい植物だった。それが水をやらないと咲かない植物になり、今では水をやらな…

地元のアートショー

田舎町で頑張るコンテンポラリーアーティスト(妻)。年月重ねてきてるから理解者は結構多い。 田舎嫌いだった彼女だが今はすっかりコミュニティに根付いた。 私の貢献は、地元の野生植物で生けてと言われた花瓶向けの植物を庭で採取してきたことくらい。 (追…

サマーガーデン

うちの7月のガーデンの主要メンバーのいくつかだけ駆け足で紹介。 カナダ西海岸の7月は乾期の厳しさが本格化して、状態の良い草花が減ってくる月。とくに、うちのように、出来るだけ水遣りを減らそうとしているガーデンではそれが顕著だ。付け加えるに、うち…

ビーバーム

ビーバーム(モナルダとかベルガモットとも呼ばれるみたい。日本語ではタイマツバナ)を干すのは例年8月だったけど、今年は進行が早いから今日妻がもう干していた。 干したビーバームは、ハーブティーに色と良い香りを添えるし、ドライフラワーは装飾に使う…

薪割りの日曜日

森の暮らしは私にも学びが多いが、忙しい生活は子ども達にも多くを教えていると思う。先日まだ中学生の長女が次女に「移民は勤勉じゃなきゃいけないのよ」と諭していた。 本当に、仕事が尽きない。

7月中旬、既に渇いた森

カナダ西海岸では引き続き私の過去十年の記憶には無い夏風景になっている。6月半ばから一度も雨が無くて、7月末までの予報でも雨の気配無し。森の中も、陽の当たるところのイネ科の草は乾ききった。これは私の知る普通の7月中旬の風景では無い。 雨を心待ち…

バンブルビーの写真

バンブルビーの写真をシェアする為だけの投稿なので、下へスクロール頂いても内容が何も無いです。妻のグループの人達がバンブルビーの写真が必要なのだそうです。

プラム、ベリー数種

先日も書いたのだが、クマが味をしめてうちに食べ物探しにやって来るようになるのを避けるのはとても大切だ。人を恐れなくなったクマは、州の係官に射殺されることになりかねない。 昨年はプラムが熟すのを待ったら、完熟直前にクマに食べられた。朝見に行っ…

畑を宿根草野菜にシフトする

太陽が高く上がる6、7月のお昼頃だけ全体に陽が差す家の裏の畑 うちの畑で最近やっていることを書いてみる。話があちこち飛びそうだがご容赦を。 森に囲まれたうちの畑で上手くゆくこと、そして難しいことが、試行錯誤の年月を通じてやっと分かってきた。 …

気候変動

子ども達を泉で泳がせながら考えるのは、この地に来てから最大の変化のこと。温帯雨林に理想の場所を見つけたと思ったが、5年前から突然の熱波と日照り。今年は地元で摂氏44度を観測。苦しむ木々や下草が痛々しい。二百近い木を植え、森や水と共存して畑や庭…

ドッグビーチ

気候変動の心配ばかりして暮らしてもいられないから、ハイキングや水遊びで子ども達や犬達もエンターテインする。