メープルマウンテン日記

メープルマウンテン日記

森のガーデニング、食べ物の栽培・採集やバンクーバー島での田舎生活など。

鹿に食べられるシャクナゲと食べられないシャクナゲ

何年も見てはっきりしたことは、鹿に食べられるシャクナゲは毎年必ず食べられるし、食べられないシャクナゲは大抵いつも狙われない、といいうことだ。最初はそれが分からず、「このシャクナゲは今年は運が悪かったのかな」と次の年に期待したものだった。その期待は、必ず裏切られた。

 

そこで、食べられるシャクナゲは、人にあげたり、家の周りで鉢植えにしたりした。今年は、二つ例外があった。一つは、鉢植えにするのを忘れて植えっぱなしにしたものだ。それは、雪の中やはり食べられた。

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鉢植えに切り替えるのを忘れたシャクナゲ

もう一つの例外は、背が高くなる種類と聞いているものだ。これは、ケージに囲って、鹿が届かなくなる背丈になるまで待とうかと今のところ考えている。

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鹿に食べられるシャクナゲと、そうでないシャクナゲがあることは、ナーサリーの職員でも、知っている人を見たことが無い。地元のナーサリーでは、大変な数の種類のシャクナゲを取り扱っている。シャクナゲは、将来成長したときのサイズと花が咲く季節でグループ分けされていて、お客さんは、自分のニーズに合ったグループから、花の色や葉の形が好きなものを選ぶようになっている。鹿に食べられるかどうかで選べるようにはなっていないし、職員もどのシャクナゲも鹿に強いと思っている様子だ。

私は何年間も庭で見てきたので、どういったシャクナゲが鹿に食べられるか傾向が分かる様になった。アザレアなどとの混合種っぽいものは必ず食べられる様だ。昔ながらの典型的なシャクナゲは食べられない。

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鹿に食べられない、クラシックなシャクナゲ

 

シャクナゲは、私の母がすごく好きなこともあり、数を増やしてきたし、大事にしているつもりだが、今後については不安もある。以前は、シャクナゲはこの地の木洩れ日の庭にあっているはずなので、水遣りは考えなかったし、それで問題も起こらなかった。しかし、2年ほど前から、水を遣らないと枯れそうに見えるようになったので、時折水をやるようになった。今後、夏の乾燥がもっと進んだら、シャクナゲがここで元気に咲き続けてくれるのか、分からないなと思う。