メープルマウンテン日記

メープルマウンテン日記

森のガーデニング、食べ物の栽培・採集やバンクーバー島での田舎生活など。

池へ続く道

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一番手前の橋


うちの裏の野菜畑から池へ行くには、湿地を通り抜ける必要がある。引っ越してきて何年間かは、湿地の向こうに行ったことはほとんど無かったし、自分の手でトレイルが敷けるとは思っていなかった。それどころか、今の野菜畑の場所さえ、背の高いアシのようなイネ科の植物にびっしりと覆われ、踏み入ることは稀だった。

 

それでも湿地やその先に行くことにしたのは、当時家の内装やキャビネット作りのため、たくさんの木材が必要だったからだ。家の隣で突然倒れたメープルの木をスタートとして、多くの内装用木材は敷地の中で調達した。湿地の先にも倒木を探しにゆき、現地でチェーンソーで板を切り出した。大きなダグラスファーの倒木があって、たくさんの材をそれから作ったほか、メープルの板も切り出した。

その過程で、湿地の中に島のように雨期も水に浸らない場所がいくつかあることに気づき、それらの間に現地で切り出した板を渡して仮の橋とした。その後、橋はそれらが今もそのままだ(一つの橋にだけは、横板を打ち付けた)。改善の余地はあるが、うちにはこれらぐらいプリミティブなものが合ってると思う。

 

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2番目の橋

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3番目の橋

 

橋を3つ渡るとラズベリー畑があり、その先が一番上の池だ。そして、一番上の池から2番目の池に至る流れ沿いの一部にも、やはり同じように切り出した板で橋を渡した。流れ沿いにコゴミを植え始めたので、そのメンテナンスと、それから子どもの遊び場として道を敷いたものだ。(その後、コゴミには日が当たりすぎるようなので、その栽培場所としては力が入っていない。子どもの遊び場所としてはよく活用されている。)

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