メープルマウンテン日記

バンクーバー島にて。森に溶け込んだ庭、畑や食べ物作りを探索中。森の焼失時には農場に転換することも思案中。
地元社会のことや、日本人家族がカナダの田舎で暮らす中での雑感も。


雨期を越した池、春の作業、アヒル、鶏、ウズラ

f:id:kinamika:20200405150755j:plain

 

うちの一番上の池は、過去2年連続で雨期に堤防が決壊していたが、昨年9月に数日間かけて手作業で本格的に補修し、この雨期は決壊なしに乗り切った。とても嬉しい。

 

もう雨期が明けたと言えるだろうが、この時点での水位は、低い方の排水溝からさらに20センチ程度下がったところだ。堤防は崩れない強度に出来たと思うのだが、水が浸み出すことまでは完全には止められなかったようだ。乾期のスタート時点で、堤防ギリギリまで水位を上げておくようにする将来展望だったが、それは実現しなさそうだ。これで満足することとしたい。

 

昨年春は、堤防が決壊していたので、今年よりもさらに低い水位から乾期をスタートさせたが、秋まで池の水は枯れなかった。今年の方が水位が高い訳だが、水が枯れるかは乾期の厳しさ次第だろう。

 

水が枯れるか枯れないかで、池の生態系は変わるかも知れないが、どちらにせよ、池がもたらすささやかな生物の多様性は今年も観察できると思う。

 

f:id:kinamika:20200405150823j:plain

奥のラズベリーパッチでは、ちょうど新芽が開いてきている。

 

池の半分はピンクの花が咲くサーモンベリーに囲まれているし、池の周囲に植えた八重桜、二本の梨の木、クラブアップルが育ってきているので、今月後半には色彩が増えるだろうと思う。

 

 

週末に子ども達と済ませた作業は、冬の間に池の上で倒れたバルサムモミの片づけと、池の周辺の植物への肥料(アルファルファミール)やりだ。池から少し離れて、リンゴ、イチジク、2本の栗の木、花プラム、八重桜、2本のニセアカシアも植えてあり、これらにも肥料を施した。

 

f:id:kinamika:20200405150848j:plain

長女はラズベリーパッチで草取りと施肥の作業中。次女は犬のテテ(8か月)を池で遊ばせているところ。

 

 

作業をしながら、アヒルを試し飼いすることについて少しだけ考えた。

 

アヒルをこの池の近くで飼うか、またはここまで泳ぎに連れてくることをイメージしていたのだが、これはどちらも良い考えではなさそうだ。この池の周りの植物には、バンブルビーの食料となるネイティブプラントが多く、あまりアヒルに食い荒らされたくない種類のものだ。それに、この池にネットを被せでもしない限り、白頭ワシにアヒルがさらわれないようにするには、ずっと貼りついて見ているしかないだろう。

 

やはり、家の近くで最小限の2羽を飼って、小屋とプールを用意してやるしかないのかなと思う。そうすると、井戸水を使わなければならなくなるから、井戸への負担がまた増えることになってしまう。

 

そもそも、本当にアヒルを飼うべきなのか、もっと考えた方がいいように思う。もともと、山火事で森が焼失したときに、ここを農場に転換しようかというアイデアから始まったものだ。土づくりに動物を使いながら、動物自体も生産物としたいと

 

しかし、アヒルが本当に一番良いのだろうか。一般的に、果樹園の土づくりにおいてはアヒルの利用が多く、野菜畑の土づくりにおいては、鶏の利用が多い(と思う)。自分達には、どちらが向いているのだろうか。

 

また、寒さに弱い鶏に比べ、ここでは寒さに強いアヒルの方が飼いやすいと思ったが、寒さに強い鶏もあるようだ。それに、私は試し飼いではアヒルの方が人に懐くかと思ったのだが、妻の小学生の時に飼っていた鶏は毎日学校から帰ると出迎えに来る、とてもかわいい子だったらしい。

 

そして何と言っても、現時点で住んでいるのは森の家であり、森にストレスをかける家畜の放し飼いは今の環境に合っていないのが現実だ。野鳥と親しむかウズラでも飼う方が今の環境に合っている。何らかの自然現象で、森の一部がもう一つぽっかり空くようなことがなければ、試し飼いには相当無理がありそうだ。

 

兎も角、まだあまりに勉強不足で、試し飼いに実際に乗り出すには早すぎる。上滑りしているので、試し飼いは先送りにしてゆっくり考えた方がいいと思う。

 

 

自分と家族用の記録ブログですが、興味が共通する方がいるかもと思いました。下をクリックいただけると、新しい人に読んでいただける機会が増えるそうです。出会いがあるかもと楽しみにしています。コメントやご連絡もどうぞ。

にほんブログ村 海外生活ブログ カナダ情報へ
にほんブログ村

 

 

ヘザーさんの森

f:id:kinamika:20200405181933j:plain

ヘザーさんの森の谷底を流れる小川

 

今住んでいるメープルマウンテンには、把握しきれない程たくさんのハイキングトレールが作られている。ソーシャル・ディスタンシングが重要な今も、裏庭から妻と犬を散歩させるハイキングは問題無いかなと思っていたが、時折グループでハイキングする集団を見る。テレビのニュースでは、隣町のビクトリアで、ホームパーティーやハイキングでソーシャルディスタンシングが尻抜けになっているとの批判的な報道も見た。

 

グループと一緒にならないように、数日前から、裏の町有林のトレールには行かないことにした。そのかわり、毎日隣のヘザーさんの森を散歩させてもらっている。

 

ヘザーさんは、住んでいるのは別の場所だが、うちの隣の森を亡くなったご主人から引き継いで、お子さんに残そうとしている。彼女にとっても、子育ての時期を通じて愛着のある土地だ。私は、ヘザーさんとは、山火事の後、火事対策で協力する中で親しくなった。彼女はこの辺りでは珍しく大陸ヨーロッパがお好きで、長い間住んだイタリアに「ハートを置いてきた」とおっしゃる。

 

さて、ヘザーさんの森は、変化が多く、いくつかの異なる顔を持っている。

 

一つは、過去に石材採掘を行った跡地で、今は開けた場所が一年中水を湛えるいくつかの池になっている。うちの犬たちにとってはありがたい遊び場所だ。

f:id:kinamika:20200405181951j:plain

f:id:kinamika:20200405182013j:plain

 

それから、谷底の川と、それを挟む温帯雨林風景は、ヘザーさんの森の中で私の一番好きな場所だ。

f:id:kinamika:20200405182441j:plain

 

そして、谷底から斜面を上がると、岩場と、それからダグラスファーの森になる。ちょっと崖を登ると、眺めの良い場所もある。

f:id:kinamika:20200405182035j:plain

f:id:kinamika:20200405182051j:plain

f:id:kinamika:20200407130257j:plain

 

この春は、ヘザーさんの森にすっかりお世話になっているので、今度何かお礼をしたい。ご自分では畑をやっていらっしゃらないので、農作物は喜んでもらえるだろうか。いずれにせよ、ソーシャルディスタンシングの勧告が撤回されてからだ。

 

ちなみに、うちを農場に転換するときは、ヘザーさんの森の、うちに隣接する部分だけを借りるか買い取ることが前提になる。ヘザーさんから承諾いただけそうな感触は受けているが、いつかもっと具体的な話をしておく必要があるかもしれない。

 

f:id:kinamika:20200405181751j:plain

もしうちを農場に転換する場合には、ヘザーさんの土地のこの辺りまでを借りるか取得するのかなと思う。

 

 

自分と家族用の記録ブログですが、興味が共通する方がいるかもと思いました。下をクリックいただけると、新しい人に読んでいただける機会が増えるそうです。出会いがあるかもと楽しみにしています。コメントやご連絡もどうぞ。

にほんブログ村 海外生活ブログ カナダ情報へ
にほんブログ村

 

 

プラムの交配は大丈夫かな

f:id:kinamika:20200405175704j:plain

3本のプラムの木。よく写っていないが、真ん中奥にも小さなプラムの木がある。

 

うちは四人家族なのに、果樹は何十本も植えてある。うちの果樹は、限られた日差ししか受けられず、しかも森の大木が根を張る中で水や栄養素を争わなければならないので、私達は一つ一つがたくさんの果実を生産することを想定していない。様々な種類の味の良い果実が、時期をずらして少しづつ収穫できるようになることがゴールだ。だから植えた種類は豊富だ。

 

その中で、2本のプラムは恵まれている。最初から比較的広い空き地に植えることが出来たし、近くの大木はダグラスファーで、根をあまり横に広げず、下に向かって伸ばす性質の樹木だ。その上、この2年間に3本の大木が南と東から無くなり、割と陽当たりも良くなった。

 

一つ問題なのは、同時に植えた二本の木の開花期がほぼ重ならないことだ。中国原産のプラム(それなのになぜか、北米では「ジャパニーズプラム」と呼ばれている)なので、二本で交配しないと果実が出来ない。地元のナーサリーで同時に選んでもらった2本だが、こういうこともある。

 

実が出来ないので、1年半前に、3本目のプラムを近くに導入した。スペースがなかったので、大きくならない(はず)のものだ。事前に調べたとおり、昨年は実際に既存の2本の間に花を咲かせ、両方の木を受粉させてくれた。

 

ところが、今年は、3本目の小さな木にほとんど蕾が付かなかった。数えるほどのものが、今咲いてきている。これで2本のプラムの木に果実が出来るだろうか。私に出来ることは無さそうなので、見守るしかない。

 

f:id:kinamika:20200405175724j:plain

 

さて、プラムの木の周囲の畑も準備ができ、少しづつ種蒔きが進んでいる。3月中旬に長女がスイスチャードとマーシュの種を撒いてくれた。そして4月の初めには、妻と長女がコリアンダー、カイランとルッコラの種を撒いてくれた。次は、そろそろレタス、エンダイブ、カブだろうか。

 

 

自分と家族用の記録ブログですが、興味が共通する方がいるかもと思いました。下をクリックいただけると、新しい人に読んでいただける機会が増えるそうです。出会いがあるかもと楽しみにしています。コメントやご連絡もどうぞ。

にほんブログ村 海外生活ブログ カナダ情報へ
にほんブログ村

 

 

扉の外のイングリシュガーデンベンチ

f:id:kinamika:20200402222145j:plain

昨年6月、勝手口の外のガーデンベンチ

 

去年お隣のスミスさんにいただいたお手製のイングリシュガーデンベンチは、昨夏を通して勝手口を出た石畳の上に置いてあった。外に出て妻や子ども達を待っている間、あるいはガーデン作業の合間に足を上げて日向に寝転がりたいとき、気持ちの良い居場所だった。

 

今年は、家族で野菜の栽培に力を入れることになり、勝手口の外にも大きなコンテナが並んでしまっている。気が付くと、ガーデンベンチの置き場所は考えていなかった。

 

f:id:kinamika:20200405121402j:plain

f:id:kinamika:20200405121126j:plain

雨期に家の中に避難し、そのまま荷物置き場になっているガーデンベンチ

f:id:kinamika:20200405121142j:plain

同じく、家の中に避難したのはいいが、そこで子犬だったテテに噛み跡を付けられたサイドテーブル

 

スミスさんは、私たち家族がカナダで何とか生活を立ち上げた際にとてつもなくお世話になった方だ。いったい、どれだけ助けていただいただろう。家の周りの倒木を家のリフォームに使う技術を、大変な労力をかけて教えて下さった。その為に、倒産した木工所で開催されたオークションで高品質のテーブルソーを格安で入手し、うちへ運んでセットアップして下さった。雪の日には、溝に落ちた私の車をトラクターで引っ張り上げて下さった。足りない道具をいつも借りてばかりいる。私のストレス解消に、ボートで海に何度も連れて行って下さった。数え出せばきりが無い。何より、コミュニティの難しい人たちとの接触で困った時など、いつも適切なアドバイスをいただきとても助かった。

 

それで、一昨年、スミスさんがボートの船室の古いクッションカバーを全て取り換えるときに、外注すると40万円もかかり困ったなと言っていたので、これまでのお返しの一部ができるチャンスだと思ったのだ。工業用ミシン無しでは大変な仕事だったが、妻が頑張って仕上げ、とても喜んでいただけた。近所の人から聞いたが、スミスさんは嬉しそうに訪れる人にカバーが新しくなったクッションの山を見せていたそうだ。

 

妻にとっては大作業だったが、我々もやっと貢献できて嬉しかった。何の見返りも想定していなかったのだが、お礼にと頂いてしまったのがイングリシュガーデンベンチとサイドテーブルだった。

 

やはり今年もガーデンベンチを同じ場所に置きたいなと思う。

 

コンテナは、日陰に移動して葉物野菜やミョウガにしてしまおうかな。予定していたトマト、インゲン、キュウリは、裏の野菜畑の陽当たりの良いところだけにしておこうか。第一、冬の間に根腐れした大木2本を切り倒したので、裏の野菜畑の陽当たりは、今となっては勝手口の外より良くなったようだ。それに、ボニーさんのうちでの野菜の栽培も考えているので、野菜栽培計画は当初の想定よりも大きくなっている。

 

季節の変わり目には、小さなことかも知れないが、いろいろ決める必要がある。

  

 

自分と家族用の記録ブログですが、興味が共通する方がいるかもと思いました。下をクリックいただけると、新しい人に読んでいただける機会が増えるそうです。出会いがあるかもと楽しみにしています。コメントやご連絡もどうぞ。

にほんブログ村 海外生活ブログ カナダ情報へ
にほんブログ村

 

 

新型コロナ治療薬について私なりに注視していること

ギリアド社のレムデシビルは、これまで必要形式を整えていない段階のいくつかのテストで、新型コロナに効果をあげたようだし、慎重なギリアド社の経営陣が外部の期待を抑えるコメントを最近はしていないところを見ると、何らかの効果は示すのだろうなと思う。

 

正規な形式を整えた試験がいくつも走っているが、最初の結果は、4月の末に公表されるようだ。

 

注目すべき点は、効果の度合いが、医療サービス資源の使用軽減になるレベルかどうかだろう。患者をより短い日数で退院させてベッドを空けたり、ベンチレータ装着の割合を減らすといった結果が出れば、とても意義があるのだと思う。患者には多少のメリットがあっても、医療サービス資源の使用軽減には必ずしも繋がらないレベル(酸素の量を少なくできるとか何らかの症状を緩和させるとか)だけに留まる場合は、不十分だと感じてしまうだろうと思う。

 

レムデシビルの試験が意義のある結果になるといいと思う。

 

 

その次は、医療従事者の感染予防に使用できるだろう抗体医薬が実現して欲しい。やはり、実績のあるリジェネロン社の開発品に期待してしまう。

 

一番大事なワクチンについては、様々なアプローチが試みられているが、例えばジョンソンエンドジョンソンが自信を覗かせ、かつ来年早々には提供したいとの意向を公表してくれている。思っていたよりずっと早い。楽しみだ。

 

 

最後に、日本で期待されている様子のBCGワクチンのコロナ有効説というのも面白い。なぜコロナウィルスの予防につながりうるのかというメカニズムにクリアな説明が無いので、北米では真剣には取り上げられていないが、複数の国で試験は進んでいるようだし、もし働くのであればそんないいことは無いと思う。でもこれは、今のところキワモノだし、期待しないようにしておきたい。

 

f:id:kinamika:20200405013008j:plain

 

 

自分と家族用の記録ブログですが、興味が共通する方がいるかもと思いました。下をクリックいただけると、新しい人に読んでいただける機会が増えるそうです。出会いがあるかもと楽しみにしています。コメントやご連絡もどうぞ。

にほんブログ村 海外生活ブログ カナダ情報へ
にほんブログ村

 

 

季節外れの霰(あられ)

犬の散歩は途中で引き返し、畑の道具や材料も片づけた。今年は、薪も丁度使いきるくらいになりそうだ。

 

f:id:kinamika:20200404070102j:plain

f:id:kinamika:20200404070117j:plain

f:id:kinamika:20200404070136j:plain

f:id:kinamika:20200404071653j:plain

 

 

自分と家族用の記録ブログですが、興味が共通する方がいるかもと思いました。下をクリックいただけると、新しい人に読んでいただける機会が増えるそうです。出会いがあるかもと楽しみにしています。コメントやご連絡もどうぞ。

にほんブログ村 海外生活ブログ カナダ情報へ
にほんブログ村

 

 

4月初めのバンブルビー(ネイティブプラントのシーズン)

f:id:kinamika:20200403122459j:plain
 

東京からここに引っ越してきた2012年に、たくさんの太ったバンブルビーがコトネアスターに群れるのを見て、何てかわいらしい昆虫だろうと思った。

 

この地では、花粉を媒介する主力はもともとバンブルビーであり、ミツバチは人間が持ち込んだ外来種であることもしばらくしてから知った。

 

うちのように、バンブルビーの健全な生育数が維持されている生態系に囲まれて住んでいられるのは、カウチンバレーのような田舎でも当たり前ではないこともだんだん分かった。

 

住み着いてしばらくしてから、庭の花を増やす努力を始めたのも、庭と周辺のバンブルビーの食べ物を増やしてやりたいと思ったことが大きい。植えてきた植物が、バンブルビーの食糧源に貢献している様子は目で見ることができる。春のスタートから今までをとっても、バンブルビーが最も飛来してきていたのは早咲きの桜とフキの花だ。ヘレボアやクロッカスなどなどもしっかり交配されるので、食糧源になっているのだろう。

これから例年果樹も交配されるし、初夏の花までバンブルビーがたくさん来る。ところが盛夏になると、庭からバンブルビーが一時的に消えるようなので、この間どこへ行くのか、解明したいなと思っている。

 

 

さて、今現在の庭では、バンブルビーが大きな羽音を立てて止まっては離れを繰り返しているのは、ハックルベリーなどのネイティブプラント中心だ。ほとんど私が植えたものではなくて、自然生えの植物達だ。

 

ここのハックルベリーは、酸っぱくて味の濃いオレンジ色の実をつける種類だ。木陰の倒れて朽ちた木や、朽ちた切り株から生え、素敵な葉色と樹形なのだが、移植は出来ない。今の時期、よく見るとピンク色の小さな花がたくさん付いている。バンブルビーは、これが大好きだ。

f:id:kinamika:20200402141753j:plain

f:id:kinamika:20200402144111j:plain

ハックルベリーの花は、少し離れると咲いているのが分かりにくい。

f:id:kinamika:20200402144502j:plain

少し、既に果実も形成されている。初夏に成熟するのだったと思う。とても美味しいが、小さくてたくさん集めるのは大変だ。

 

シューティングスターは、 森の中の苔の上に集団を形成しているのをよく見かける。うちでは少ないが、適切な場所に移して世話をしてやれば増やせるのだと思う。

f:id:kinamika:20200402144834j:plain

f:id:kinamika:20200402144848j:plain

 

そして、最近咲き始めたばかりなのが、サーモンベリーだ。この花も、バンブルビーの大好物だ。これも初夏に実が成熟するのだったと思うが、小鳥があっという間に全部食べてしまうので、あまり食べられない(それほど美味しいとは思わない)。

f:id:kinamika:20200402145006j:plain

 

以上は、全て自然生えのネイティブプラントだが、園芸用植物の中では、馬酔木(アセビ)が、ハックルベリー並みにバンブルビーを集めている。

f:id:kinamika:20200402145152j:plain


これから、いっそう春らしくなるにつれ、花スグリ、オレゴングレープ、カマス、サンザシ、ソロモンズシールといったネイティブプラントが咲いて、バンブルビーを集めるのが恒例だ。 これらのネイティブプラントもほぼ全てが自然生えだが、3本の花スグリだけは私が農業用品店で買ってきたものだ。

f:id:kinamika:20200402145558j:plain

オレゴングレープ。黄色の花が咲く。

f:id:kinamika:20200402145626j:plain

ソロモンズシール。これから背が伸び、白いひょうたん型の花がいくつも垂れ下がる。


バンブルビーは、今の時期にはこれらのネイティブプラント達を最も好むようだが、それでも、果樹を交配することは忘れないようだ。今はプラムが咲いているが、これからチェリー、梨、リンゴ、ラズベリーなどが咲いてくると、これらにも例年いくらかバンブルビーを見かけるし、実際交配される。バンブルビー一匹でもその花粉媒介能力は大変強力なのだそうだ。

 

 

自分と家族用の記録ブログですが、興味が共通する方がいるかもと思いました。下をクリックいただけると、新しい人に読んでいただける機会が増えるそうです。出会いがあるかもと楽しみにしています。コメントやご連絡もどうぞ。

にほんブログ村 海外生活ブログ カナダ情報へ
にほんブログ村

 

 

4月初めに咲いている花壇の草花

うちの春の庭では、桜、シャクナゲ、クラブアップルなどの派手な花木や、大きな面積をカバーするドロニクム、カマスといった花が目立つようだ。でも、私の頭の中では、バンブルビーの食料になるネイティブプラントや、控えめな花壇の草花の占める割合が見かけより大きい。

 

これら今(4月初め)咲いている花壇の草花は、いずれも鹿に耐えられることを証明して、うちに根付いたものだ。より多くの草花が、鹿の食害を生き残れなかったので、生き残っているものには愛着がある。

f:id:kinamika:20200402154128j:plain

オーブリエッタ

f:id:kinamika:20200402154557j:plain

カウスリップ

f:id:kinamika:20200402154641j:plain

僅かに咲き始めたドロニクム

f:id:kinamika:20200402154706j:plain

ヘザー

f:id:kinamika:20200402154738j:plain

ヘレボア

f:id:kinamika:20200402154840j:plain

f:id:kinamika:20200402154800j:plain

ヘレボア

f:id:kinamika:20200402161543j:plain

f:id:kinamika:20200402154927j:plain

ヒアシンス

f:id:kinamika:20200402155013j:plain

イングリシュプリムローズ

f:id:kinamika:20200402155057j:plain

スイセン

f:id:kinamika:20200402155123j:plain

ビンカマイナー

f:id:kinamika:20200402155142j:plain

ワイルドバイオレット



自分と家族用の記録ブログですが、興味が共通する方がいるかもと思いました。下をクリックいただけると、新しい人に読んでいただける機会が増えるそうです。出会いがあるかもと楽しみにしています。コメントやご連絡もどうぞ。

にほんブログ村 海外生活ブログ カナダ情報へ
にほんブログ村

 

 

ボニーさんのうちで夏野菜を育てようかどうしようか

f:id:kinamika:20200401163749j:plain

ボニーさんのうちは、四方を牧場に囲まれている。ボニーさんのリャマが、外からの牛の侵入(?)をいつも見回る。

 


昨日、アンティーク家具の修理業を営むボニーさんのことをブログの記事に少し書いたら、ちょうど今日の朝になって彼女から電話をいただいた。ボニーさんの敷地の一角に、私が畑を作って野菜の栽培をしたらと勧めてくださったのだ。

 

ボニーさんは、私たちのところが全体的に木陰で、陽当たりのたっぷり必要な野菜の栽培が難しいことを知っている。それで、陽当たりのたくさん必要な野菜については彼女のうちで栽培したら我々も自家製のトマトやらカボチャやらを楽しめるだろうと考えて下さったのだ。水源は二つあるそうだし、彼女の飼ういろいろな動物を邪魔せずに畑に辿り着くルートもあるそうだ。

 

もう一つ畑を増やす余裕が私にあるかな、というのが第一印象だったが、午後一番に早速畑を作ってもいいという場所を見に行った。

 

ボニーさんのうちを訪ねるのはいつも楽しい。

 

f:id:kinamika:20200401160157j:plain

裏へ回る

f:id:kinamika:20200401160234j:plain

今日も羊とリャマがフレンドリーだ。

f:id:kinamika:20200401160448j:plain

今日もガチョウたちは忙しそう

f:id:kinamika:20200401160520j:plain 

 

さて、畑のことだが、ここへ来て見ると、やはり陽当たりが素晴らしい。私が耕してもいいのはボニーさんの畑にすぐ隣接する場所で、小さな畑でも、大きな畑でも良いそうだ。

 

f:id:kinamika:20200401161357j:plain

ボニーさん自身の畑。ニンニクやイチゴが、既にうちのものよりずっと大きく育っている。

f:id:kinamika:20200401161511j:plain

温室の中では、各種野菜の苗が用意されつつある。

 

妻と子どもたちは、大乗り気だ。特に、子ども達は、水遣りのたびに動物と遊べるのが楽しみなのだろう。

 

しかし、私は、まだ自分のところの畑の用意すら終わっていない現実を考えてしまう。今年は、野菜を栽培する場所を3か所にしたし、メインの野菜畑は2倍以上の面積に拡張した。まだ、土の用意も、トレリスの設置も終わっていなくて、種蒔きに何とか間に合わせようというところだ。また、ここの気候では、夏の畑の水やりだって必要だ。

 

夕食のときに、家族で話し合った。妻には、収穫だって大変だよということも思い出してもらった。うちは、食べ物は野菜畑だけではない。森の収穫物もたくさんある。既にフキノトウやスティンギングネトルも収穫しては保存食も作ってきたが、気が付くと、ワラビも収穫の時期だし、もうすぐフキやメイプルの花だって収穫期だ。フラワーガーデンも結構広大だし、果樹やベリーだって収穫が増える(はず)。本当にやれるかな、と質問を投げかけた。確かに、今あるもので目一杯かもね、とは言ってもらえた。

 

一方で本当のところ、私自身も魅力を感じる。ボニーさんは、農業が本業だったこともあるし、心はファーマーなので、私にとってとても良い先生だと思う。作物の選択と集中で、作業を限定する方法もあるかも知れない。ジャガイモだと、雑草に覆われた土を耕しておけば、一年目は土壌改善も無しによく育つそうだ。マメなんかも、土壌改善作業は要らないだろう。アーティチョークは、最初に堆肥を混ぜてやることは必要だが、一旦植えてしまえば、その後収穫までジャガイモとマメの世話のついでに水をやるだけだろう。このくらい限られたものの栽培にしておけば、手間を抑えて、持てる時間の中でやれるかも知れない。

 

どうしたものか。もう畑を用意する時期なので、近日中に決めなければいけない。

 

 

f:id:kinamika:20200401160550j:plain

書き忘れたが、ボニーさんは家具職人であるだけでなく、大工仕事もどんどんする。敷地にはおとぎ話のような手作りの家畜小屋、納屋や倉庫がいくつもある。そして何と言っても、地元で良く知られた画家でもある。彼女の動物の絵はギャラリーでもとても人気だし取引価格も高いそうだ。エネルギーに溢れた多才な人だ。

 

 

自分と家族用の記録ブログですが、興味が共通する方がいるかもと思いました。下をクリックいただけると、新しい人に読んでいただける機会が増えるそうです。出会いがあるかもと楽しみにしています。コメントやご連絡もどうぞ。

にほんブログ村 海外生活ブログ カナダ情報へ
にほんブログ村

 

 

裁縫部屋の収納棚と、モノを持たないこと

f:id:kinamika:20200331104205j:plain

f:id:kinamika:20200331104242j:plain

 


もう何か月も前に妻から頼まれていた大工仕事を、やっと済ませた。彼女の裁縫部屋の壁に私が作って設置した収納棚があるが、それに手を加える仕事だ。やり始めれば数時間のことなのに、なかなか手が付かず、申し訳なかった。

 

東京からバンクーバー島のこの家に引っ越してきてしばらくしてから、家のリフォームの作業を始めた。2年間から3年間、手が空いたときはそれにかかりっきりだったのでは無いだろうか。下の階にゲストルームを作ったのと、妻の生徒さん用のアートスタジオの内装が一番大きな仕事だったが、それ以外のテーブルとかキャビネットなんかも作った。(これらの仕事についても、そのうち写真だけでも撮って投稿しておきたい。)

 

お隣のスミスさんや、大工のロジャーなど、いろんな人から教わりながら大工仕事を覚えたが、自分なりに他の人より習得したかなと思える技術は、庭の倒木から内装材・キャビネット・カウンタートップなどの完成までの工程を、チェーンソーとテーブルソーだけでやりきるテクニックだ。

普通、倒れた木は、重機でソーミルに運んで製材した後、ジョインターとプレイナー で正確な加工をしたうえで例えばカウンタートップやキャビネット作りに至る。ソーミルを使わない場合でも、最低バンドソーくらいは使う。

私は、倒木の現場でチェーンソーを使って一次製材を行い、カウンタートップやキャビネットなどはテーブルソーだけで制作する。もちろん、材料の精度や幅、長さなどに制約が生まれるが、それを分かったうえでいろんな小さな工夫で補うことに慣れたと思う。おかげで、バンドソー、ジョインター、プレイナーといった機械を持たずに済んでいる。

 

こういう工夫は、モノを持たないで生活したい私にとっては楽しかった。私は、例えば、今すぐに引っ越し、あるいは山火事で避難しろと言われても、自分のものはあっという間に準備できる自信がある。

 

妻も、私に似ていると思う。上の裁縫部屋の写真なんかを見ると、布の在庫がたくさん置いてあるが、店じまいする服飾メーカーから安く買い取ってきた布や、アンティーク家具の修理を営んでいるボニーさんがくれた余り布などが多い。そういった布を使って、家族の洋服を作ったり直したりしてくれるので、ほとんど洋服は買わない。彼女は、モノを買ってゴミを出すことが嫌いなのだ。

 

日本からやってくると、多くの人はカナダの消費やプレゼントの習慣に、度肝を抜かれると思う。クリスマスの時期になると、プレゼントを受け取らないのは初めは難しかったし、変わり者になってしまうことが心配だった。でも最近は、以前よりも、分かってもらえるように説明出来るようになったと思う。

 

 

自分と家族用の記録ブログですが、興味が共通する方がいるかもと思いました。下をクリックいただけると、新しい人に読んでいただける機会が増えるそうです。出会いがあるかもと楽しみにしています。コメントやご連絡もどうぞ。

にほんブログ村 海外生活ブログ カナダ情報へ
にほんブログ村