メープルマウンテン日記

メープルマウンテン日記

森のガーデニング、食べ物の栽培・採集やバンクーバー島での田舎生活など。

2020-01-01から1年間の記事一覧

手掴みの草刈り、ウズラや蝶の住処を再建する

庭の芝生も通路の雑草も、背丈が高いのは、私は気にならない方だが、放置しすぎると、芝生が花壇にどんどん侵入するし、通路も機能しなくなるから、最低限の草刈りはする。あまり放置しておくと、イネ、アザミやスティンギングネトルといった草が固くなり、…

ドライブウェイの向こうをガーデンにする。それから赤いシャクナゲ

ドライブウェイを上がると正面に見えてくる場所 ドライブウェイの向こう側が、やっとガーデンと呼べるものになったと、この週末に家族で意見が一致した。まだ植物が未熟なので、そうガーデンらしく見えないが、年々、植物の成長と共に良くなってゆくと思う。…

ピーターの畑、ハーブの収穫始め、忙しい収穫

4、5日前に見たものだが、忘れないうちにメモしておきたい。ピーターとナンの菜園では、マリゴールドを植えて野菜の区分けをしていたのが可愛らしかった。真似してみようかなと思った。 それから、木のへらに書いたラベルもとても可愛らしい。これも、長女に…

コトネアスター、クインスとヤマボウシの花

今年も、コトネアスターにバンブルビーがわんさかと集まる時期が近付いているようだ。まだ花が咲いてもいないのに、バンブルビーが蕾に口を突っ込んでこじ開けているように見える。庭中に他にいくらでも花があるのにだ。 うちのバンブルビーは、大抵選り好み…

うちのロックガーデン(石にまつわる記憶)

うちの家を彼自身と彼の家族の住まいとして建てた大工のクラークさんは、イギリスからの移民だったが、その後仕事の都合でイギリスに帰った(それで私と妻がその後この家を買うことにもなった)。しかし現在は再びカナダに戻ってきていて、一昨年ふらっとう…

森の綺麗な時期、家の周りで開花のネイティブプラント、枝の山積みコンポスト

水際のメシダ 緑の美しい5月に雨が降ると、家の周りの森が一年中で一番きれいになる。いつもの馴染みの植物が、とてもフレッシュに見える。 メイデンヘアファーン バニラリーフ ソードファーン この日は、犬のキナ(5歳)とテテ(9か月)が、子グマを木の上…

ヒラタケ(オイスターマッシュルーム)

散歩の途中にヒラタケが出ていたので、 家に帰って確認すると、やはり家の裏でも出ていた。 ここのヒラタケは、アルダーの枯れ木に生えたものだけを採っていれば、他のキノコと間違えない。 去年の秋には出なかったので、春はどうかなと思っていたが、3月、4…

フランソワーズのうちで明るい色彩に浸る

今日は花束やちょっとした日本料理を持って、親しい友人の家々へお見舞いしに、カウチンバレーの北から南までぐるりと回った。訪問した人たちの態度も、随分明るくオープンなものに変わってきた。 訪れた先の一つのフランソワーズは、妻のとても親しい友人だ…

一年草野菜の、春の収穫

夕暮れ後の野菜畑 今日は、野菜の春植えを終える為、予定していた苗を買いに出かけた。フィッシャー・ファームは、初めて行ったが、素敵な環境で、売り場も整然としていて、また接客してくださるのが、とてもフレンドリーで顧客対応を楽しんでいる感じのご家…

宿根草野菜

先月、出てきたばかりの頃のアスパラガス つい先ほど、ムツコさんから電話があって、インゲンの種を植えるタイミングだと告げてくれた。それから、カボチャとトマトの苗をどこで買うのが良いかも教えてくれた。トマトを地面に入れるのはまだ2週間先にすべき…

コガラ、ミソサザイ、アメリカムシクイ

巣作りのため犬の毛を拾いに来たコガラ 今は、家の外にいると、鳥の声の種類がとても多く、またその中にとても良い声の小鳥も交じる。 以前に小鳥について書いたのは、キクイタダキ(golden crowned kinglet)とユキヒメドリ(dark-eyed Junco)のことだった…

クラブアップルとリンゴの花

クラブアップル「レッドジュエル」 冬のスノードロップとヘレボアの開花の頃から、どの植物がいつ咲くのか今年こそ確認して、このブログに記録していこうと決めていたのだが、春の植物が多いうちの庭では、3月後半からはついてゆくのが大変だった。 でも、リ…

モミジの新葉(続き)

モミジ・カエデ類の新葉も出そろった。数日前にはまだだったものの写真を掲載したい。 イロハモミジ「ボンファイヤー」。一日の光があたる何時間かの間、鮮烈な赤色を放つ。色々な経緯で、周りに他にも赤い葉の木を3本植えてしまっているが、それでも際立つ…

スズメバチ

私は趣味は、ここ何年かはおそらくバンブルビーを眺めることだったかなと思う(今もそうだ)。知識は無いが、バンブルビーの愛好家であることは間違い無い。それで、御多分にもれず、バンブルビーの生存においてライバル関係にあたる外来のミツバチ(北米に…

ハナミズキの季節

5月の初めに、町や田舎道をドライブしていると、最も目立つものの一つが鮮やかなピンクのハナミズキ(Cornus florida)の木だ。 近所のダンカンさんの家のハナミズキ うちのハナミズキは2本とも小さな苗からスタートした比較的新しい木で、早く鹿の届かない…

駆け込みの庭造り作業

この春はコロナで家族で家にこもり、時間も人手もあったはずなのに、どうしてこんなにスケジュールに追われている感があるのか、不思議だ。 4月の終わりから、2か所で庭造りを始めて、土が乾く前に終わらせようと頑張ってしまっている。カナダ西海岸では、例…

松月桜

松月桜 うちでは桜の第三波が八重桜になる。その中でも松月桜はやさしくふわふわした感じで私はとても好きだ。 地元では、路肩や通り沿いの家々ではピンクの八重桜の関山が圧倒的に多い。今の時期の桜で最も多いというだけでなく、全ての桜の中で関山が間違…

フキの収穫

毎日慌ただしいが、妻と私はフキが好きなので、今夜はフキの処理に時間を使うことにした。 良く働く長女が夕方収獲をしておいてくれたので、最近急にいろいろな仕事が出来るようになってきた次女も一緒に、今皮むきなどを終わらせたところだ。 今年は、茹で…

モミジの新葉

イロハモミジ(品種は不明) モミジ・カエデの新葉がきれいな季節になってきた。これまでに植えてきた多くが、植えた場所の環境を気に入ってくれたようで、元気に見える。たくさんの種類を身の回りで楽しむことが出来て幸運だ。 野生のビッグリーフメープル…

サワーチェリー、芝刈り、コンポスト

サワーチェリーは、うちで収穫するフルーツのうちで、私がマルベリーと並んで最も好きなものだ。 今まで気づかなかったが、うちのサワーチェリーはブラックチェリーと比べて1週間か10日くらい遅く花が咲くようだ。 地元のナーサリーに、モンモレンシーとモレ…

開花が続くシャクナゲ

シャクナゲのいくつかは満開に近くなってきた。一方で、まだ全く花が開いていないのも多い。 私の母がシャクナゲが好きで、実家は奥三河の山奥だったので、シャクナゲが環境にぴったりだったのだろう。今は暑い知多半島(私の生家)に住んでいるが、それでも…

下の砂利道沿いのドロニクムと果樹エリア

うちの敷地の下の砂利道沿いに植えたドロニクムが、今満開になってきた。下は寒気が滞留しやすい場所で、また水分も多いから、やや遅いのだ。訪れる人(今年はとても少ない)がとても喜んでくれる。 ドロニクムは、夏の間休眠するから乾燥に強い。また、雨期…

ウズラ再来

池の堤防を歩く4羽のウズラの家族 ウズラの家族が何年かぶりに住み着いてくれたのは嬉しいニュースだった。 普段人の近くに留まるうちの犬のテテ(もうすぐ9か月)が、最近どうも畑の向こうの湿地の方に行きたがるなあと思っていた。何か興味をそそるものが…

取り上げきれない4月の草花たち

アジュガ うちの花壇で鹿の食害を生き残った4月の花は、これまでに取り上げた物以外もある。 鹿に強いとの定評がある植物となると、園芸植物の中でぐっと限られる。それらの多くを試してきたが、実際に生き残って咲くようになるのはまたその一部だ。 ムスカ…

次女もとうとう頑張るか

二週間ほど前に、次女が犬のキナから目を離してしまい、結果としてキナがお隣に入り込んで鶏を噛んでしまうという事件があったことを書いた。 次女はもう9歳になるが、体が小さく行動もことばも幼いし、難読症気味で算数なども苦手だ。でも一方敏捷で体の動…

ハイキング中のネイティブプラントの花

4月は森のネイティブプラントの多くが花を咲かせる時期だ。メープルマウンテンの南斜面は、私のうちの周辺の一部はともかく、総じて岩がちで乾いているので、それに合ったネイティブプラントが多い。 オレゴングレープ トリリアム シューティングスター チョ…

チェリーの受粉(それから梨も)

このチェリーは Lapin という品種。 今年も確認したが、チェリーの花のタイミングは、うまく合っているようだ。 東の果樹エリアには、3本のブラックチェリーが植わっている。Lapin, Sweetheart, Stella という3品種で、今同時に咲いている。 下の果樹エリア…

4月後半の日陰の草花

ブルネラ 花壇では、今、日陰の草花が綺麗な季節だ。どれも、鹿の食害、日陰、夏の乾きの3つの悪条件を生き残り、少数の株(あるいは種)から広がってきたものだ。 上のブルネラは、町では日焼けしたのを見かけるが、うちの木漏れ日環境では花のシーズンだ…

ドロニクムの季節

ドロニクムは、うちではとても使いやすい植物だ。 地中に水分がある春のうちに咲き、夏になり地面が乾くと地上部分が枯れ休眠するので、水をやる必要が無い。秋になって雨が降り始めると鮮やかな黄緑色の葉を地を這うように茂らせ、他の草花が枯れる中フレッ…

4月後半のバンブルビー(引き続きネイティブプラントのシーズン)

4月初めに、特にハックルベリーにバンブルビーが集まっている様子を書いたが、その後も次々とネイティブプラントが咲き、今最盛期を迎えている。 ここで取り上げるどのネイティブプラントにも、バンブルビーが来ている。しかし、今はあまりにも選択肢が沢山…