次女もとうとう頑張るか
二週間ほど前に、次女が犬のキナから目を離してしまい、結果としてキナがお隣に入り込んで鶏を噛んでしまうという事件があったことを書いた。
次女はもう9歳になるが、体が小さく行動もことばも幼いし、難読症気味で算数なども苦手だ。でも一方敏捷で体の動きのコントロールが良く、明るくて周りの人をよく見ている。1歳の頃（私が会社員をやめた頃）からずっと私にくっついて育ってきたところがあるパパっ子だと思う。とても大事な娘なのだが、さすがにこの歳になって自分の責任を全う出来ないのだけは変えなければいけない頃と感じる。
この二週間の間、「そんな風だと、また鶏を死なせちゃうよ」と思い出させては、とにかく物事を最後までやり抜く経験を積み重ねさせることに尽力している。妻と長女も本気だ。今度という今度は途中で投げ出さない覚悟で次女に厳しく臨んでいる。
最後まで仕事をやり切ると誇らしいし、家族に貢献すると皆が喜んでくれて嬉しい、という経験を積んで、仕事をすることを好きになって欲しい。言われなくても決まったことを毎日続けると、家がきれいになったり自分の出来ることが増えたりする、そんな発見もして欲しい。そう思って、家族の皆で次女の教育に励んでいる。
大きなチャレンジは、目移りして気が散ってしまうことのようだ。今日も大風の後庭に散った樹々からの落下物を一緒に片づけていたのだが、仕事の手順を説明しながら歩いていると、後ろについてきていない。丸太の山の隣を通った瞬間、その上に飛び乗って遊び始めてしまったようなのだ。次女自身、仕事を全うしなくてはいけないと頭では分かっている様なのだが、あっという間に他のことに目が移って、気が付くと仕事を忘れてしまうということのようだ。
それでも、二週間の間に、いろいろな仕事をなんとか最後までやり抜いてきた。皆の食べるパン（唯一次女が一人で作れるチバータっぽいパン）も、彼女が6日分を作って皆に提供したし、おやつのクッキーも長女の助けを借りて大量に作り置きした。ドライブウェイと家の周りの草取りも済ませたし、日々の約束事（掃き掃除、犬の世話、読み書きの練習などなど）もこなしていている。
多分、これから何年もかけて、根気よく、達成することへの意欲と能力を育ててゆく必要があるのだと思う。私はちょっと年配のくたびれた父親だが、頑張らなければいけないし、頑張れると思う。
自分と家族用の記録ブログですが、興味が共通する方がいるかもと思いました。下をクリックいただけると、新しい人に読んでいただける機会が増えるそうです。出会いがあるかもと楽しみにしています。コメントやご連絡もどうぞ。
