メープルマウンテン日記

メープルマウンテン日記

森のガーデニング、食べ物の栽培・採集やバンクーバー島での田舎生活など。

宿根草野菜

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先月、出てきたばかりの頃のアスパラガス

 

つい先ほど、ムツコさんから電話があって、インゲンの種を植えるタイミングだと告げてくれた。それから、カボチャとトマトの苗をどこで買うのが良いかも教えてくれた。トマトを地面に入れるのはまだ2週間先にすべきだそうだが、それまでの間どうすべきかも明日見せてくれるそうだ。夏キャベツの苗も余分があるので、下さると。

 

ちょうどこの週末は、長女と二人でいろんな野菜に関する作業をしていたところだ。ビーツ、レタス、ニンジン、コリアンダーは、三度目くらいの種蒔きだったし、カイラン、ケール、ゴボウは間引き分を別の場所に植えこんだ。

 

こうして、野菜づくりを今やりながら学んでいるところだ。楽しい。一年草野菜はこれまでうまくはやれていなかったので、新しいことが一杯だ。

 

一方、宿根草野菜の栽培は、これまでやってきた園芸と変わらないので、自信を持って、というか普通にやっている。

 

今年から一年草野菜に力を入れているとはいえ、やっぱり宿根草野菜はいい。細かい種蒔きの作業は無いし、間引きやら苗の移植やらもない。他の宿根草の草花の栽培と同じで、基本的には秋に株分けしてあとは収穫するだけだ。うちの場合アスパラガス、ラベージ、チャイブ、フキ、ルバーブでは、もう十分な株数があるので、今後株分けの作業すらない。

 

それに、宿根草野菜は、特別なことをしなくても収穫期の通年化を助けてくれる。まだファーマーズマーケット(今年はオンライン)では、温室が関与したグリーンサラダミックスとマイクログリーンが中心なのに、宿根草野菜の庭からは、ワケギ、チャイブ、フキを沢山収穫して食べてきた。ラベージや葉ニンニクも先月からサラダやスープを香り豊かにしてきている。カマスなど将来的には一年中いつでも収穫できるものだ。

 

一年草野菜でも、春の菜の花から冬野菜まで作りたいと思っているが、出来るだけ一年を通じて収穫可能にしようとする中で、宿根草野菜の役割はうちでは減らないと思う。

 

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チャイブ(左)とワケギ(右)。うちのワケギは、てっぺんにも球根のような物ができる、ウォーキングオニオンと呼ばれるものだ。ちょうど今頃まで、一回目の美味しい時期が続いてきた。うちでは、春は餃子は挽肉とチャイブで作る(軽くてふんわりしてとても美味しい)し、ワケギはビシソワーズ風スープで大量に使ったりする。

 

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アスパラガスは、今年の春は収穫を見送った。陽当たりは最適では無いだろうが、健康に育っているので、来年から収穫できるだろう。

 

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手前は、ここでは定番のルバーブ。左奥のニンニクは、春に葉をちぎって使い、夏に「ニンニクの芽」を食べるだけで、何年も掘り出していない(うちではニンニクがあまり食べられない人がいるので)。宿根草のように栽培している。

 

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フキは、たくさん食べてきたが、保存食様にもう一度明日収穫する予定だ。

 

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ラベージは、うちではスープ、サラダや炒め物に大人気だ。種は、レモンバームとお茶にする。

 

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ミョウガは、昨年、何かに食べ続けられ、全く育たなかった。今年、柵の中でやり直しだ。

 

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葉ネギ(九条ネギ)の種を、日本から送ってもらった。チャイブやワケギと同じように、宿根草として株分けして増やし、葉だけを食べるつもりだ。土寄せとか干し苗作りなどの作業は考えない。

 

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以前にうまくゆかなかったニラは、新しい場所で再挑戦。

 

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アーティチョークは、今年初めての試み。

 

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カマスは、一年中掘り出せる食べ物として、10か所の専用ベッドで栽培中だが、まだ家族は真剣に受け取ってくれていない(まだ誰も食べたことが無い)。


あと、忘れそうになったが、ルッコラ(アルグラ)もある。鹿が食べないので、家の近くの花壇の中に適当にあちこち生えさせている。こぼれ種で新しいものも次々出るが、抜かなければ、少なくとも2年は生きている場合があるようで、2年目(あるいはそれ以上)のものは、4月から収穫できる。

 

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自分と家族用の記録ブログですが、興味が共通する方がいるかもと思いました。下をクリックいただけると、新しい人に読んでいただける機会が増えるそうです。出会いがあるかもと楽しみにしています。コメントやご連絡もどうぞ。

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