メープルマウンテン日記

メープルマウンテン日記

森のガーデニング、食べ物の栽培・採集やバンクーバー島での田舎生活など。

コガラ、ミソサザイ、アメリカムシクイ

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巣作りのため犬の毛を拾いに来たコガラ

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今は、家の外にいると、鳥の声の種類がとても多く、またその中にとても良い声の小鳥も交じる。

以前に小鳥について書いたのは、キクイタダキ(golden crowned kinglet)とユキヒメドリ(dark-eyed Junco)のことだった。これらの声は、心地よくはあるが、庭に居て際立って聞こえる美声とは違う。

特に声が良いのはミソサザイ(wren)とアメリカムシクイ(warbler)のカテゴリーに入る小鳥たちのようだ。

 

ミソサザイとアメリカムシクイの前に、上の写真の小鳥のことから。これは、人を比較的恐れないクリイロコガラ(Chestnut-backed chickadee)だ。針葉樹の森の小鳥の一つで、うちの裏の樹々の、結構上の方にある穴の中に住んでいるのだろう。地元出身のグレッグに、この辺りで見る好きな小鳥は何かと聞くとコガラ(chickadee)だと即答した。人間の近くに寄ってきたり、時には手のひらから餌をとるような小鳥がこれだ。Chickadee(チッケディーと発音する)は、鳴き声からついた名前だそうだが、クリイロコガラの声はちょっとそれとは違う。

 

さて、良い声の小鳥の一つが、ミソサザイ(pacific wren)だ。鳴き声がとても明るく、ピッチが速く、変化に富んでいる。渓流沿いや池際の濡れた林に住むとあるが、うちの家の周りはそれにはぴったりとはあてはまらない。それでも、ここのところ毎日何度もみかけるし、家のすぐ近くに住んでいるのではないかと思う。

 

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それから、よく似たシロハラミソサザイ(Bewick's wren)も、一日中見かける。木の上の巣箱に入っているのは彼らでは無いかと思う。姿を見ると、白いお腹と目の上の白い眉毛のような線でPacific Wrenから区別できるが、私には鳴き声からは区別出来ない。多様な声を出すのだが、前から気になっているウグイスに似た(しかし少しテンポが速くタメが無い)フレーズを歌うのは彼らのようだ。

 

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シロハラミソサザイ

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最後に、今日白妙桜の木から飛び出して来た黄色い美しい小鳥は、ウィルソンズ・ウォーブラー(ウィルソンアメリカムシクイ、Wilson's warbler)だった。少し離れたショウキウツギの枝にとまり、ミソサザイよりはもう少しゆっくりしたペースで、チュンチュンと始まる美しい声で鳴いてくれた。写真は撮れなかった。

うちへやって来て鳥の声を聴いたバードウォッチャーのロビンさんが、うちの周りでWilson's warblerを含めて様々なwarblerの声を聴き、教えてくれた。たくさんの種類のwarblerがいるようだが、比較的目にすることは少ない小鳥のようだ。

 

 

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