ドライブウェイの向こうをガーデンにする。それから赤いシャクナゲ
ドライブウェイの向こう側が、やっとガーデンと呼べるものになったと、この週末に家族で意見が一致した。まだ植物が未熟なので、そうガーデンらしく見えないが、年々、植物の成長と共に良くなってゆくと思う。まずは、結構嬉しい。
もともと沢山の小さなバルサムモミの木が密に生える、きれいな森でも庭でも無い、見栄えの悪い雑木地だった。どうしても訪問客の目に入ってしまう場所なので、何とかしたいなと感じてはいたが、広くてどう手を付けて良いか分からなかった。
それでも、数年前から何とかしようと努力を向け始めた。構想は無かったが、まずは、視界を遮る背の低いバルサムモミ達を取り去った。そうしているうち、大きなバルサムモミが次々と自然死を迎える波が到来し(直接にはカミキリムシの幼虫によるものだが、気候変動の為と言われる)、いくつもの大木も取り除かれた。残った大木の下枝も処理したので、すっかりと見通しがある場所になった。
その時点で、地形や植物の在処に合わせて、廃材や丸太、そして石を並べ、ガーデンの形や歩く道筋はこんなところかな、という構造を定義した。今それらはそのまま大して変わりなく並んでいる。
形が決まったら、やっと安心して植物を植え始めることが出来た。モミジ・カエデとシャクナゲを中心に植え込んだ。その他の花木も、桜、木蓮、ベニスモモを植えた。また、一番上の明るいところには数本の果樹を植えた。これらに、昨年の夏しっかり水をやって、定着させた。
去年の秋には、花壇に宿根草と球根を沢山入れ込んだ。ドライブウェイの溝の中には、グランドカバーを植えこんだ(ワイルドゼラニウムとワイルドジンジャーが中心)。
今年、予定より遅れて、今月になってから草取りにかかり、また時間のある範囲で花壇にバークマルチも入れた。予定通りネイティブの低木をほぼ全て残したので、ベッドによってはほとんどがネイティブプラントで埋まっている。
これらの成果として、家族で、これはもうガーデンだねと同意した。長女と次女はこの春何日間も手伝ってくれたので、皆で一緒にスタートを喜ぶことが出来たと思う。次女は、一番大きな、ダグラスファーの大木を含むベッドの草取りとバークマルチを担当し、達成を感じてくれたと思う。長女は、作業の後、夕食の時にガーデニングが好きだと言ってくれた。
今後が楽しみだ。
ところで、このガーデンにも一つあるが、今ちょうどそろって咲いている赤いシャクナゲが、庭のあちこちでこの季節のフォーカルポイントになっている。家の前のはもともとあったし、私が植えたのにも、いくつかこの品種が混じっていた。相変わらず、私はまだシャクナゲのことを何も知らない。この品種は、外でもよく見かけるのと同じだと思う。とても華やかだ。
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