森の綺麗な時期、家の周りで開花のネイティブプラント、枝の山積みコンポスト
緑の美しい5月に雨が降ると、家の周りの森が一年中で一番きれいになる。いつもの馴染みの植物が、とてもフレッシュに見える。
この日は、犬のキナ(5歳)とテテ(9か月)が、子グマを木の上に追い立ててしまい、慌てて呼び寄せて家に急ぎ帰った。母グマを怒らせることが一番危ない。姿は見当たらなかったが。
ところで、家の周りには、今の時期に開花しているネイティブプラントがいくつもある。
サンザシは、今田舎道の道路際でたくさん咲いている。日の当たるところのものは、うちの(上の写真)よりも華やかだ。
ソロモンズシール。今年は、珍しく花に鹿の被害が無かった。何度か、妻が鹿対策用スプレーをかけたからだと思う。これもバンブルビーを引き付ける。
バニラリーフ。葉より上に一本ずつ出ているのが花だ。バニラリーフは根茎で広がり、一帯をカバーしていることが多い。
スティンギングネトル。もう今の時期は食用としないものらしい。
ハニーサックル。これはイングリシュ・ホリーを登った。イングリシュ・ホリーは森の侵略者ではあるが、花は結構綺麗で、バンブルビーはこれも大好きだ。
もうすぐ咲き始めそうなロサ・ヌトカーナ(Nootka rose)。この辺りに生えるバラの原種。まつこさんのバラの原種についてのブログを読んで、これをうちの花壇に植えてみようと思った。うちでは園芸用のバラは軒並み鹿にやられてしまうが、この原種だけは鹿の被害が少なくて、毎年花を咲かせる。自然生えの苗はあちこちにある。
アービュータスの花。イチゴノキの親戚だが、もっと大木になる。常緑樹だが、今は葉が入れ替わる時期でもある。
ネイティブのブラックベリー。道路際に生えているヒマラヤン・ブラックベリーと違い、小さな実しかつけないが、味は比べ物にならないくらい良い。
ネイティブプラントの話で思い出したが、お隣の土地の池の脇に、伐採した木の枝を積み上げた山がある。その山は、この4年間くらいで随分腐朽が進んだようで、苔むしたり、草や低木が山の上に育ってきたりしている。
山の上に生えたひときわ目立つ開花中の植物は、ネイティブプラントのレッド・エルダーベリーだ。秋には赤い実がよく目立つ。
池の側だから腐朽スピードが速いのだろうが、それでも、こうして山積みコンポストがうまくいっているのを見ると安心材料になる。自分のところでも、湿地に枝の山を積み上げてコンポスト待ちをしている。山火事対策のため、可燃物を出来るだけ早く処理するには燃やしてしまうのが手っ取り早いし、昨年はそれも沢山実施したが、今年は燃やす量を抑えて山積みコンポスト処理を増やすようにした。燃やす処理は好きではないからだ。
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