森
先日4日間を防火対策の為のたき火に費やしたが、その勢いに乗って、昨シーズンやりきれなかった防火対策作業の積み残し分を実行した。 作業前 作業後 作業前 作業後 ブリティシュコロンビア州の防火対策マニュアルでは、防火の3段階目は、家からの距離が30メ…
家からやや離れたところに、5本のビッグリーフメープルの木に囲まれた場所がある。3本は巨木の範疇に入るだろう。夏にもひんやりしてとても涼しく、地上から上を見上げると風で揺らぐ葉と木洩れ日がとてもきれいで、夏の読書、パソコン作業やお昼寝に最高だ…
1年半前に積んだ枝の山 今年枯れたり倒したりした木の枝には、焼却処分と山積み堆肥化処分とを併用している。焼却の効果は目に見えるが、山積み堆肥化は本当にうまくゆくのかまだ目で確認できていない。一年半前に、枝を積んでおくと小鳥が喜んでやってくる…
四日目(本日)のたき火 カリフォルニア中心に滞在した、異常に大規模かつ広域な低気圧の為だと思うが、煙が地表に滞留しない気流具合が続いた。その結果、何と、4日連続で庭でのたき火が許可される日が続いた。しかも、その間、数時間みぞれが激しく降った…
燃やし始める準備完了。左が燃やす場所の小さな山。右は火に投げ込んで処分する枝の山。 今年は地上に落ちている木の枝には、焼却処分と堆肥化の為の積み上げとを併用する予定だ。家の近くで根腐れの為切り倒したダグラスファー2本の枝については、主に焼却…
今朝イェンズに倒してもらったダグラスファーを片づける作業を開始した。 幹は、一部はガーデンで使用する為に製材し、残りは薪にするつもりだ。枝については、今年は焼却処分を減らしたい。火事の心配さえなければ、腐らせて土に有機物補給をさせるのがベス…
切り倒し作業前 イェンズさんがパートナーを連れてやってきた。 先日、根腐れ菌にやられていることが判明したダグラスファーを切り倒して下さった。枝をだいぶ上の方まで落として、倒れるときに他の木にダメージを与えないようにし、木と木の間に予定通りに…
今朝早くからからデスクワークをし、子ども達をスクールバスに乗せた後、今は暖かいウッドストーブの脇で少しくつろいでいる。これから外出して少数の要件を済ませ、いくつかの小さなガーデンワークをした後で、夕方にはゆっくり料理をしたいと思っている。 …
バンクーバー島に住むことを真剣に考え始めたのは、10年ほど前の夏に、ビクトリアで自転車を借りて一日あちこち見物したときだ。自転車で走ると乾いて涼しい風が体にあたり、こんなに夏の空気が気持ち良い場所があるのかと強い印象が残った。 それに対して、…
種から育ったモミジの葉(赤)は、親モミジのそれ(黄)より大きい様だ。夏の間も、緑が濃いように見えたが、紅葉の色はかなり違う。 うちや周辺の森で圧倒的に最も多い広葉樹はレッドアルダーとビッグリーフメープルだ。 レッドアルダーは湿ったところでは…
今日は土曜日でもあり、午後3時には仕事も野良作業も切り上げて、ゆっくりと妻と犬の散歩。ここの温帯雨林環境がずっと続き、山火事も悪化しないことを願ってやまない。
この写真の方向には、手前にイロハモミジ、奥にアメリカハナノキ、さらに向こうにノルウェーカエデを植えた。 この秋に倒した木の大部分は、家から見下ろした場所で立ち枯れたものだ。気候変動でこの地区から急速に減りつつあるバルサムモミとヘムロックだ。…
昨年は、我々のところは大変な人災、天災の年だった。メープルマウンテンの山火事は、うちが最寄りの家だった。裏の丘に上ると、足元の谷が燃えていた。「今すぐに避難してください」と言われ、家を消防隊に明け渡したときには、もうこの家に帰ってくること…
木の内部構造検査 イェンズさんがやってきて、ダグラスファーの根腐れ菌の感染を検査してくれた。先日感染が判明した家の隣のダグラスファー(切倒し済み)に近いものから検査を行った。 Rinntechというメーカーの、木の内部構造を細いドリルで掘り進めなが…
マスターガーデナーのジュディがうちにやってきたときに、「これ使いたいから分けて」とおっしゃったのは、うちの日陰の植物たちだ。その中でも、グラウンドカバーに使っているものは元気が良くて瑞々しくて、目を引いたようだ。 私は今の日陰の庭が好きで、…
家の裏は、丘を数百メートルの距離緩やかに登り続ける間、またその数キロ先まで、ダグラスファー中心の森だ。 先週作業をしてくださったアーボリストのイェンさんが、切り倒したダグラスファーの幹の中の腐朽が、根腐れを起こす菌Phellinus sulphhurascensに…
この直前の記事で、森の下草について触れたので、この記事では、うちでそこら中に生えている森の下草について簡単に書きたい。 ここはカナダの西沿岸部の温帯多雨林なので、サラール、ソードファーン、そしてオレゴングレープが、3つの最も代表的な森の下草…
一昨日アーボリストさんが落としてくれた枯木の一つ うちの敷地の大半は上空を木に覆われているが、木の下には隣の森林保護区と同じ下草(ブッシュ)が茂っているケースが多い。妻は、サラールなどのここの美しい下草が大好きだ。それで、今年は、下草の上に…
今年も予定どおり、アーボリストのイェンさんが仕事をして下さった。今年は弟子で木に登る担当の方と弟子の弟子にあたる新しい方と3名でやってきた。腕も良く、アドバイスも的確で、かつ値段も透明なので、とてもありがたい。 自分でも木を切り倒すことはま…
今日一日で積めたのは半分くらいだ 7年半ほど前にここに引っ越してきた頃、家の暖房設備は実質上薪ストーブだけだった。それで、燃やしたこともない薪について知り合う人たちに質問したので、薪に関するたくさんのストーリーを聞いた。リタイアした方々から…
家の裏のアービュータスは、ダグラスファーに頭を抑えられている うちや周辺の森は、ダグラスファー、ビッグリーフメープルとレッドアルダーが林冠を形成する、当沿岸部で最もよくある森林態系だ。バンク―バー島南部で、その他に見かける森林としては、ギャ…
家の裏の森林保護区 背景がやや複雑なので、少しだけ長めの話になってしまいそうだ。 私の住む場所はノースカウチンという自治体の中であり、ノースカウチンは6つの森林保護区を所有している。メープルマウンテンはその一つだ。いくつかの森林保護区はレクリ…
枯れ木、倒木の一部(この冬用の薪) 気候変動の影響を感じさせる一つが、庭の枯れ木の数だ。ニュースでは、ウエスタンレッドシダー(米杉)が、カナダ南部の沿岸部からすごい勢いで減っていると報じる。でも、レッドシダーは、木材としての価値や雇用への影…