この秋に倒した木の大部分は、家から見下ろした場所で立ち枯れたものだ。気候変動でこの地区から急速に減りつつあるバルサムモミとヘムロックだ。空が大きく空いて、残された美しい下草に太陽が来年の夏から照り付ける。エニシダやアザミなどがはびこり始めるのを防ぐため、またサラールを直射日光から守るため、家から見下ろしたエリアに今週6本のメープルを植えた。二つは15メートルほどの高さに育つアメリカハナノキとノルウェーカエデだ。その他、2本のオオイタヤメイゲツと2本のイロハモミジを植えた。妻が、色彩の観点から木を選んでくれた。ほとんどは、今回の植樹のために、夏のバーゲンで買っておいたものだ。
さて、今日は久しぶりに妻と森へ散歩に出かけた。
いろんな方向に散歩に出かけることができるが、お隣のヘザーさんの所有地の谷底の道は、川沿いであり、樹々が大きくてまた植物の密度が高く、空気の中に湿気とコケやキノコの香りを感じる。とても気持ちが良いが、途中にキナの大好きな沼地があり、家へ帰るとキナを洗って拭いてやる作業が待っている。
妻とは、こういった散歩と、テレビドラマの視聴と犬をかわいがるのが一緒にする息抜きなのだが、散歩とテレビドラマの視聴はここのところすごく少ない。二人とも忙しくし過ぎている。もう少し遊ばなくては。