メープルマウンテン日記

メープルマウンテン日記

森のガーデニング、食べ物の栽培・採集やバンクーバー島での田舎生活など。

秋の焼却処分

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燃やし始める準備完了。左が燃やす場所の小さな山。右は火に投げ込んで処分する枝の山。


今年は地上に落ちている木の枝には、焼却処分と堆肥化の為の積み上げとを併用する予定だ。家の近くで根腐れの為切り倒したダグラスファー2本の枝については、主に焼却処分に決めた。なぜなら、ダグラスファーの枝は積み上げておいても簡単には朽ちゆかないからだ。加えるに、ここは敷地の中で最も乾いた場所であり、早期の堆肥化はますます望み薄だ。

 

週末に気流の予報を見ると、月曜日は庭での焼却許可日になりそうだったので、週末から準備を進めた。燃やす予定地の隣に、枝を集めて山積みにした。今回は、家のすぐ近くでもあり、またオープンスペースといってもさほど大きなものではなくて周辺の樹々もほど近かったので、延焼防止に最大限の注意を払った。燃やす場所は小さく留め、投げ込む枝も積み上げる前に全て短く切った。ホースを延長して、水もすぐに使えるように準備した。夕方皆が帰ってくるまでは私一人の焼却作業になることが分かっていたので、火の回りから離れなくて良いように、燃やす枝は事前に集めた。

 

延焼防止に注意を払ったものの、実際に燃やし始めると、予想通り火をおこすのに苦労した。今まで生きて立っていた木であり、枝は水分を一杯含んでいる。雨期で全てが湿っているうえ、昨夜の雨で枝や葉の表面は濡れていた。段ボールや乾いた薪なども投入し、灯油の入ったドリップトーチも使用して、30分以上かけてやっと火を安定的に燃え始めさせることができた。その後は、とても安全に作業をすすめることができた。

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この場所では、倒した木の先の方についている枝などを処分する為、この秋か春にもう一度燃やす必要がある。その為、私は今回庭をきれいに掃除することは重視していなかった。しかし、夕方に妻が帰ってきて、皆で周辺をきれいに片づけて燃やしてしまうことになり、結局日没まで燃やすことになった。

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さて、あとはこの同じ場所でもう一回の焼却と、別なところでもう2か所ほどの焼却が必要だ。目標としては、今週この場所での焼却を終わらせ、もう2か所は春に実施だ。15以上の場所で焼却を行った昨シーズンとは全く違う様相だ。