メープルマウンテン日記

メープルマウンテン日記

森のガーデニング、食べ物の栽培・採集やバンクーバー島での田舎生活など。

ビクトリアのガーデン

ブッチャートガーデンは、バンクーバー島南端のビクトリア郊外にある有名なガーデン。今はチューリップが見事な他、モミジの新葉や咲き始めたシャクナゲも綺麗だった。あまりのボリュームとバラエティに圧倒される。私には完璧・クリーンすぎて、ここはどち…

リンゴの花

りんごの花が満開。日本で無農薬リンゴ栽培が話題になったことがあったが、この地では一般家庭で無農薬放置のりんごが良く育ち実る。私も調子に乗って何本も植えた。後になって熟した実の香りがクマを呼ぶことに気づき、熟す前の収穫を心掛けることに。写真…

5月の初めの庭

陽が照ってくると、咲き始めたシャクナゲ、満開に近づくリンゴ類、野生のカマス(青)などに、もう5月らしい風景になってきていることに気付かされる。 5月初めは地面の広い面積が青と黄で覆われる季節。青は、カマスが多いが、アジュガも広がりを見せている。…

4月の終わりの雨の後

4月終わりの雨の後で鮮やかなのはメープルの新葉、フレッシュなシダ類や瑞々しい苔など。 日陰の花壇の植物達も雨の後はフレッシュな色合いになる。 雨が好きなドロニクムの葉も花(黄色)も元気になる。うちでは林縁のあちこちで心地良さそうにコロニーを作っ…

ラザニア

遥か昔、高校生のときにホームステイさせていただいた家庭で、イタリア移民のお母さんからパスタ作りとラザニア作りを教わった。そのときに日本にパスタマシンを持ち帰ったが、今持っているパスタマシンは二代目だ。 私の住む田舎のスーパーでもデュラム小麦…

ビッグリーフメープルの新葉、トリリアム

庭でも森でも、急速にビッグリーフメープルの葉が芽吹いているところ。 ビッグリーフメープルは葉を芽吹かせる前に花を咲かせるのだが、今の季節は、開ききった花と小さな新葉の両方が付いている。 ビッグリーフメープルが茂ると、森が鬱蒼と暗くなる。 ちな…

果樹の開花具合

プラム 今年果樹はどれも良く咲いている。バンブルビーも沢山いて、しっかり受粉もしてそうだ。プラムはもう全部しおれてきた。今よく咲いているのは梨とチェリー。リンゴやクインス(セイヨウ花梨)はまだ蕾の状態。 良く実るかは春から夏の雨次第かな。雨…

花壇の修理

花壇のエッジが朽ちてきた。 取り敢えず、ドライブウェイに崩れ落ちてしまったものだけ取り替えた。 材料は大風で倒れた檜の丸太。重かった。。。昔はチェーンソーガイドを使って角材にしたものだったが、今は慣れているのでフリーハンドです。実際にやって…

森に咲く花のアップデート

裏の山を毎日のように散歩するのですが、少し季節が進み、次々といろいろ咲いてきています。写真だけの投稿になりますが、いつ頃何が咲くのか自分の為のメモ代わりです。 シューティングスター。コロニーで一面が紫の場所もある。 オレゴングレープ。これは…

白妙桜の周辺

八重桜の一本目が満開になった。これは白妙桜。都会のバンクーバーではソメイヨシノ系のも結構見られるが、ここのような田舎町にやってくると園芸店で売られている苗も大半が八重桜。うちでは例年この後、関山、松月、白普賢という順番で咲いてくる。 手前の…

今の時期に森に咲く花

犬の散歩には庭から続く一時間弱のハイキングコースを選ぶ日が多い。妻は毎日行くのだが、私は忙しいと長女に代わりの参加を頼むことも多い。何日かぶりになると、息が切れるのに気付く。出来るだけ毎日ゆくようにしなくてはと思う。 今の時期に咲いている森…

4月初めの庭の花

水仙の黄色が混じってきたところ。 庭では、ピンクの早咲き桜(アコレード)が色褪せて白っぽくなってきたところに、その後をうけて花木では白い野生のプラムやピンクの花プラムが咲いてきた。 低木で開花してバンブルビー(マルハナバチ)を沢山集めている…

森の生活

ソローの「森の生活」が大好きな人がいて、勧められて読み始めたところだ。オンラインで日本語訳が無料で読める。田舎生活体験記のような本かと思って読み始めたが、どうも独自の観察を通じた社会批判本のような始まり方だ。古い文章で、読みやすくはないし…

スティンギングネトルの収穫

このブログの去年の記事を見ると、スティンギングネトルは去年は3月に収穫したようだが、今年は忙しかったので今日になって採りに行ってきた。いつもの場所には少なかったので、別の場所で採ることになった。昨年まで同じ場所で取り続けたのがコロニーにダメ…

花壇や畑に肥料を施した三月末

色合いも大分増して来た3月末。まだまだ春の花が賑わうのはこれから。 忙しくて春の庭仕事は遅れているのだけれど、手元の仕事のリストにあるのを出来る範囲で一つづつ片づけている。花壇や畑への春の施肥は3月末ぎりぎりにやった。 この春使ったは、アルフ…

小鳥の巣箱の取替え

うちでは、家の周りの巣箱に住み着くのは大抵ミソサザイだ。姿は地味な茶色で目立たないが、美しい声で鳴くので大歓迎している。巣箱は4つほど設置されているが、随分古くなっていて、昨年はひな鳥達の運動につれて巣が随分揺れ、地面に落ちるのではと心配…

枯れ枝の焼却処分

気流の具合が良く、煙が地表近くに滞留しない日には、町役場からたき火の許可が出る。山火事の心配が無い春の一か月間だけだ(乾期が終った後の秋にも焼却可能シーズンがある)。 2018年の近くでの山火事に怯えた後には、ブリティシュコロンビア州の山火事対…

畑を片づけてラズベリーを植える

早咲きの桜の一本は8分咲きくらいになってきた。光が当たる様になって急成長中。 昨日から、メインの畑の準備を始めた。友人の家ではもう一週間も前に行ったときにエンドウマメとソラマメが植えてあったし、うちは遅れ気味なのは分かっているのだが、忙しか…

倒木の片付け

年明けの雪の重みで、下のフキ畑に2本の木が倒れ込んで、一面を覆っていた。ここではフキが雑草に勝ってくれるように育成中なのだが、もう芽が出てきている。遅くなり過ぎない様、次女と一緒に倒木を片づけた。 片付け終わった後の畑は、フキが優勢な場所も…

家の脇の鹿対策ケージ

うちでは、鹿が食べないという定評のある植物だけを手に入れるようにしているが、実際に育ててみると毎年食べられることが判明するケースも多い。そんな植物は畑の柵の中に置いてあったりしたが、それらを集めて家の近くで楽しめるようにと、ケージを作った…

春の薪の作業は終わり

毎年、冬と春の間に、倒木を切って運び集め、薪割り用に積み上げる。熱くなる前に作業を済ませるのにはいくつかの理由がある。一つの理由は、暑いさ中に重い丸太を運ぶ作業が体力的に厳しいこと。そして、暑くなるとハチ(ワスプ)が増えることも一つの理由…

バンブルビーの女王、フキの花、ヘレボア

フキの花 今年もまさにバンブルビーの女王の季節だ。何匹ものひときわ大きなバンブルビーが地中から出てきて、頭の上や足元で大きな羽音を立て飛び交う。 今年も変わらず、バンブルビーの女王の一番の好物は早咲きの桜で、次がフキの花だ。うちのヘザーはま…

キナとテテの近況

写真を時折撮りはするのだが、毎晩デスクワークもあるし眠いしで、ブログ記事を書く時間とエネルギーが無い。それで溜まったしまった写真の中から、2月中旬頃のを一枚(妻が撮ったもの)。 キナとテテはなかなか良いペアだ。先住犬のキナは甘えっ子なのだが…

2月の雪

先週の雪は急速に溶けて、雪の中の散歩の楽しみはもう終わる。昼も長くなり、これから畑や庭の仕事が忙しい。 ところで、うちの5歳の犬のキナの目の近くに腫物が出来たので、獣医に見せたところ、マスト細胞腫では無いかと言う。調べると、悪性腫瘍の一つで…

スノードロップ、黒ニンニクなど

スノードロップは株分けして増やしてきたので、ダグラスファーの林床で年々充実してきている。でも、今年は誰も来ないので、周りの草取りもしないし、新たな株分け作業も省略だ。人知れず結構きれい。 ふきのとうは今年は去年より少ない。上の畑で面積を減ら…

薪作り

今は次の冬を越す為の薪作りの真っ最中。うちの他の暖房手段はプロパンだから、薪の方がより再生可能なエネルギー。でもヒートポンプ(ここは水力発電)の設置も出来る訳だから、どうして自分は薪を使い続けるのかなとふと思う。倒木の片付けが必要なのと、あ…

窓枠のテーブル

頼まれていた大工仕事の一つの、窓枠へのテーブル設置は終了。前回の記事に作業中の写真を載せたけれど、倒木からうちの道具で平らな板を作るのは、結構手間のかかる作業なのだ。 テーブルと言えば、私自身のパソコン作業用に作った、下の写真の寄せ集めの移…

春の庭作業の開始

冬から春にかけての花が咲いてきた。これはマンサク。 秋の終わり頃から本当に忙しかった。今こうしてやっと一息つけるかなと思っている。このブログもあまりアップデート出来なかったし、フォローしてきたブログも最近は読めなかった。こういうときもあるな…

雪景色のクリスマス

クリスマスの前、早朝から雪が降り始めたと思ったら、あっという間に雪景色になり、短い間に積もったこと。 雪が止むのを待ってから、庭木から雪を落とそうかと思っていたら、モミジなんかでは雪の降る最中に枝を落としたのも。 雪が止んでから庭を一回りし…

来年に向けて野菜畑の土づくり

今年の野菜づくりの成果を見るに、うちの畑の土づくりはまだまだこれから。カナダ西海岸では、温室設備が無い家では普通冬の間は何も栽培しないから、土を改善するのはその間だ。 今回の休耕期には、緑肥(よく使われるのはソバなんからしい)は施さなかった…