達人の家庭菜園
先週ムツコさんの畑の近況を覗きにいってきた。いくつかのことを確認できたり、新しく学んだりできた。
やはり、トマトとインゲンについては、同じ頃に同じ苗や種を土にいれたはずなのに、うちとは植物の成長具合や健康さが全く違う。これは陽当たりの違いが最大の要因なのだろうと想像する。一方で、サヤエンドウの成長具合については、うちとの違いは少ない。うちの畑では、既にトレリスを設置した場所では、今後はサヤエンドウを中心にしてゆくのがよさそうに見える。トマトは今後はロックガーデンの中の鉢植えに限定かな。
トマトの根元には、マルチとしてアルファルファの藁が敷かれていた。安価で使いやすく栄養豊富なマルチ材のようだ。
それから、歩く道筋が体重で沈んでいない。春には緑肥も鋤き込んでいるはずなのに、うちのようにふわふわの土ではない。これについては、ムツコさんの考えを聞き損ねた。今度聞いてみよう。
葉物やキャベツなんかは、うちよりずっと混雑させて育ている。なるほど、これでいいのか。
まだ遅過ぎないとおっしゃるので、キュウリの苗を頂いてきた。今から日も短くなってゆくので、うちでは難しいのではないかなと半信半疑ではある。でも、早く植え過ぎないことを大事にしているのだなということは、改めて感じだ。うちでは、キュウリとインゲンが芽が出なかったり消失したりだったのは、早く蒔きすぎたのが理由の一つなのだろうなと思う。
ピクニックテーブルの引っ越し
畑から持ってきた野菜を処理したり洗ったりするのに、帰り道にテーブルが欲しかった。ぴったりの場所があって、イチジクなどに水をやるための水道のホースも届く。
一方で、ピクニックテーブルの一つは、それをどけて木陰で寝られるベンチを置きたいなと思っている場所にあった。
それで、子ども達二人と、新しい場所にピクニックテーブルを移設する作業を始めた。
表土をどけて堅い土を露出させ、平らにし、ガーデンクロスを敷く。段差を、掘り出して来た石で守り、内側を砂利で埋める。最後に砂利を人力のコンパクターで圧縮し、準備完了だ。
これで、庭が生活ニーズに合致してぐっと使いやすくなったと思う。
ところで、隣のサマーガーデン(ロックガーデン)は、大分色彩が増して来た。直近少し咲き始めたのはトーチリリー、ラベンダー、シャスタデイジーあたりだ。
まだこれから段々華やかになる(と思う)。
話は変わるが、先日友人からもらったエビの頭のスープ三種(一つは味噌汁だ)がとても美味しかった。
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ニューフェースの鹿への抵抗力をテストする
これまでにうちで植えてきた低木は、シャクナゲや馬酔木など、ツツジ科の植物が圧倒的に多い。鹿に強く、日陰でもきれいな花を咲かせるからだ。加えて最近ノリウツギを6本とインディアンプラムを何本か植えて、日陰の低木のバラエティを増やし、花の季節を長くするようにしているところだ。
一方、比較的明るい場所では、ツツジ科以外の低木もいくつか成功していて、タマフジウツギ、ショウキウツギ、カンボク、ナンテン、マンサク、ハナスグリ、コトネアスターなんかは皆を楽しませてくれている。
明るい場所や中間的な場所では、もういくらかバラエティを増やしたいなと思い、先日ナーサリーでいくつか試しに買ってきた。大きめの鉢に移して、鹿がやってくるところに、一週間程出しっぱなしにしてあるが、どれも大丈夫な様子だ。鹿が庭であれこれ食べた跡があるので、毎日のようにやって来ているのは間違いない(大抵早朝まだ寝ている間にやってくる)。
鹿に食べられない植物を見つけるのには長年苦労してきていて、今回みたいに一度にたくさん見つかったことは珍しい。とてもうれしい。以下それらのニューフェースを紹介したい。
まず、ケシ科のロムネヤだ。鹿が来そうな場所で大きく育って咲いているのを見たことがあったし、ケシ科ということで鹿にも強いだろうと思い、買ってみた。低木だろうと思うが、冬の間は根元まで枯れる宿根草としてふるまうかも知れない(やってみないと分からない)。ティッシュペーパーで作った目玉焼きみたいな花が面白い。いつか試してみたいなと思っていた。
ディアビラ(ブッシュスイカズラ)は、ハニーサックルの仲間なので、これも鹿に強いだろうと思い、2種類をテストしてみた。いずれも健康な葉色で美しい。
スパイリア(コデマリ、シモツケ)は、初めてな訳では無いが、既にあるものは毎年春いくらか鹿に食べられる。その為だと思うが、いつも控えめな咲き具合だ。今回、ナーサリーでバンブルビーが特に集まっていたものを妻が気に入り、持ち帰ってきた。これもテスト中で、今のところ鹿は手をつけていない。
その他、まだ入手できていないが、黒紫の葉のエルダーベリー(ニワトコ)も近く試してみるつもりだ。
ところで、こうして鉢植えにして鹿に食べられないかを試すことが習慣になったのは、数年前のマウンテンローレル(カルミア)の経験を踏まえてだ。鹿に強いという人の勧めと素敵な花の写真に飛びついて、かなりの数を一気に植えた。残念ながらうちに来る鹿がこれらすべての葉を何度も食べつくし続けた為、あきらめて掘り出して人にあげたりして処分した。手元に残して家の前に置いた2鉢だけが、その名残だ。ちょうど素敵な花が開いたところだ。
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エビとラーメン
近くに住むシゲキさんが、地元の海から上がったばかりのエビを持ってきて下さった。甘えび風の味の立派なエビで、刺身も茹でエビもとても美味しかった。カナダに来てからエビの刺身は初めてだった。
シゲキさんは南仏でフレンチの修行から料理人キャリアを開始したと聞いている。食材の入手や収穫に注ぐ情熱を垣間見たり、休みの日にずっと料理に没頭する様子を聞いたりして、本当に好きな仕事をしている人だなと感心する。一貫して料理人のキャリアを積み、フードビジネスをいくつも手掛けてきた人だ。そのプロの目による地元の外食市場の分析はシンプルでポイントをついていて、説得力がある。カッコいい人だ。
こういう人に会うと、本当に自分はサラリーマンだよなと思う。結構立派な調査レポートを書いたりする技術なんかは磨いたかも知れないが、ビジネスを始めるような力は全然無い。キャリアだって、金融業、経営コンサルティング業、父親業などとでたらめだ。
もっと身近なところでは、私の妻なんかも、アートプロジェクトの企画・実行屋をフリーランスでずっとやって来た人だ。人の巻き込み力なんかすごいなと関心する。
うちの長女も次女も、また両親とは全く別のタイプの人達だ(長女は私にやや似ているかな?)。それぞれ自分に合った道を選んで良い人生を築いて欲しいものだ。
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初夏のガーデンの小さな楽しみ(ベリー、動物、ハーブ、花など)
初夏と呼んでいいのかわからないくらい涼しい日々が続いているが、それでも今週は日中はある程度暑くなってきた。かといって、このまま暑い盛夏に突入する訳でもなさそうで、ウェザーネットワークの長期予報によると、7月に入っても初めは涼しい日々が期待できるようだ。
6月のベリーというとストロベリーがすぐに思いつくところだが、犬のテテ(もうすぐ11か月)が畑にネットをくぐって入り、色づいたストロベリーを食べることを覚えてしまった。ストロベリーが消えるので不思議に思っていたが、先日畑に行くと、テテがストロベリーをまさに食べている現場に遭遇した。妻はかわいいといって喜んでいる。今年はあまり人の口には入らなそうだ。来年は高い位置に吊るすことを考えたほうが良いだろうか。
それでも、今年はハックルベリーが大量に出来ている。次女はこれが大好きだ。甘いものをたくさん与えないからだろうか。時間を見つけてはあちこちで木から食べている。
妻と子ども達はいろいろなハーブを集めているが、ちょうどカモミールは少し前から収穫を進めているようだ。
6月からの花がまたいくつか始まっている。ローズカンピオン(ピンク)やその親戚のオレンジの花は、とてもきれいなのだが、鹿に花だけ食べられたり、倒れやすかったりで、やや扱いづらい。でも、増やしやすく、抜きやすいところは使いやすい。
庭の生き物の活動は相変わらず活発だ。虫の羽音やら小鳥の声やらで常ににぎやかだ。
今年は今のところ昨夏ほどでは無いが、時折クマも家の近くを通る。今日は子グマが一匹通りかかり、テテに吠えたてられて走り消え去った。
妻は倒れた花をそのまま捨てることがほとんどない。虫が利用する間は切り花にして外にいけてある。今はそれが家の周りのそこら中にある。そういえば、結婚前に、妻の実家に初めてお邪魔した時も、そんな印象を持ったものだ。
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ごぼう
うちでは、野生化したゴボウを食用に育てている。野生化したものを使うのは、水をやる必要が無いからだ。味も良い。
今、種採取用の2年目のゴボウは随分大きくなってきているのに、一年目の畑のゴボウはまだとても小さい。
毎年6月下旬の時点ではこんなものだったか、記憶が定かでない(だからブログを書き始めた)。 今年は寒いため、あるいは新しい畑の場所があまり気に入らないため、成長が遅いということかも知れない。
毎年、秋に種を採取すると、その時に畑に撒いてしまう。春になると芽が出てくるので、適当に間引きをしてやる。放置しておくと、夏には十分な大きさになるのだが、夏の間は土が固くて掘り出せない。それで、秋に雨が降り出してから収穫する。一部は残しておくと、冬の間地上部が消失してどこにあるかわからなくなるが、春にまた地上に生えてくるので、その時に収穫する。一方、畑のものとは別に、庭のあちこちに雑草として生えてきたものが、除草もれで必ず残る。そのうち少数を大きく成長させて花を咲かせてやり、種を採取する。
こんな野生のゴボウ(嫌われ者の雑草だ)を栽培して、変わり者と思われるかなと思っていたが、意外と見る人はポジティブだ。自分も育てたいからと苗を持って帰った人も複数いる(アジア人ではなくて、中年の白人女性たちだ)。ゴボウの健康上のベネフィットというのを聞き及んで、興味を持っているということのようだ。
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アーバーとつる植物を取り入れる
何週間か前に、「家の周囲に香りのよい植物をもっと取り入れよう」という話を妻とした。その話題は、ポットのバラを一つ置き、また森への入口にある既存のアーバーでつるバラを育てるというプランに落ち着いた。(まだ実行はできていない。)
そのときにあれこれ考えて話し合った結果の副産物として、家の脇のパティオにアーバーを設置することになった。昨年買ったクレマティス(夏に一重の青い花が咲く種類だったと思う)が、日の目を見ずにポットで可哀そうなことになっているので、新設のアーバーでそのクレマティスを活用してやろうということになったのだ。
まずは何時間かかけて石を掘り出してきて、クレマティスやその他の宿根草を植えるためのベッドの枠組みを作った。秋までは植物はポットに留まるが、秋に土を入れて地植えするつもりだ。(ここの気候の下では、夏の乾期に地植えすると新たに地面の深くまで水を届かせるのは大変だ。)
アーバーの材料やデザインにはいろいろな選択肢があるので、これから考えるところだ。
ところで、つる植物は、うちではネイティブのハニーサックルがあちこちに生えて、ホリーやハックルベリーなんかを登ったりしているが、園芸用のつる植物はこれまでクレマティス・アマンディ―一本しか利用してきていない。知識もほとんど無かったが、今回いくらか調べて、うちに合いそうなものはクレマティスとツルアジサイかなという結論に落ち着いてきた。(つるバラも一か所で育てる予定だが、陽当たりが良くないので、たくさんは咲かないだろうと思う。)
クレマティスは、新しく作る予定のアーバーに一本と、それから大きくなるものを家の東のレーリングに一本這わせることにした。
つるアジサイは、根付くまでに年月がかかるようだが、一旦根付けば、うちで登らせる木のサイズにもマッチしそうだし、日陰でも十分に咲くというのが魅力だ。今年の秋から3か所で試みようと話している。とても楽しみだ。
日本のスイカズラも、とても魅力は感じたのだが、どうも地元での覚えがめでたく無い様だ(インベイシブだという定評がある)。うちは結構訪問客も多いので、つるアジサイとクレマティスという選択肢がある中、わざわざ使う必要はないだろうと考えている。ジャスミンも、育てば素晴らしいだろうが、説明書きを読むと、やや標高もあるうちの環境では難しそうに見える。
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突然の倒木
妻と次女との3人で庭仕事中に、家からほど近くで大木が倒れた。風も雨もなく、何の前触れもない中、最初は木が倒れながら周囲の木の枝をメリメリと折る音がした。森の中で木の枝が揺れる様子が目に入り、直後に地響きが聞こえ、感じられた。
すぐに森に入りサラールのブッシュをかき分けて近づくと、やはり成熟したダグラスファーの倒木だ。
根元を見ると、根っこが僅かしか倒れた木についてきていない。これは見慣れた風景だ。根腐れを起こしている為、倒れた際に根が切れて土の中に残ってしまうのだ。だから木を支えられず、倒木が起こる。
地面に降りて根元を覗くと、やはりひどい根腐れだ。
根腐れを起こしたダグラスファーは、大風の時に倒れるケースが最も多いが、立ったまま枯れてくることもあるし、今回のように風も無い日に倒れることもある。今回の場合、木のトップは枝が維持されていて葉の色も普通なので、倒木前にこの木を見ただけでは根腐れを起こしていることは分からなかったかも知れない。
もう随分倒木を見てきたので、今は驚きはしない。
実際に、今回のダグラスファーの周囲では、数年間倒木が続いていて、森の中でぽっかりと開けた場所になってきている。
この空き地となった場所の倒木の全てが、一つ(一匹?)の根腐れ菌によって引き起こされていると想像される。このゆっくり活動する菌 Phellinus sulphhurascens は、数ヘクタールの大きさになることもあるそうだ。ダグラスファーだけに寄生し、地中で、一つのダグラスファーの根から別のダグラスファーの根へと広がってゆく。
昨年、家のもっと近くでもこの菌が見つかったので、家の周囲で倒れたら家に届きうる範囲の全てのダグラスファーを、アーボリストに検査してもらった(この記事)。幸い、菌の広がりはとても限定されていた。
この菌は、ずっと昔から存在するものだそうだ。今回の様に、植林されたダグラスファーの森に、ぽっかりと穴をあける。その後、他の種類の木がその場所を埋めることになりがちだ。こうして、森の木の種類の多様性を促す役割を果たすことになる。今回のはダグラスファー専門の菌だが、同じように別の木に取りつく菌もあるそうだ。多様化した森の方が、環境の変化や病気の広がりなどへの対応力が高い。
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人気のエルサレムセージ、砂利道の草取り
昨日、ノリウツギ(ピラミッドアジサイ)を新たに3本庭に設置したことについて書いたが、あともう2本入手することに決めた。花のタイミングが品種によってややずれるので、ばらけさせて、うちで花が少なくなる7月から9月をカバーしてもらう意図だ。アジサイ、ビーバーム(タイマツバナ)、アガスターシェ(アニスヒソップ)は妻が今最も好きな花たちなので、これらを増やす作業の手間は惜しんでいられない。妻も、犬がビーバームをこれ以上なぎ倒さないよう一生けん命ケージやステーキングをしたりと手間をとっているようだ。
さて、エルサレムセージが良く咲いているが、咲く前からも含め、うちを訪れた人たちから「この植物を分けて」という要望が続いている。昨年までは、秋まで待ってもらって株分けしてシェアしていたが、今年は自然生えに気づいたので、苗をポットに移してみた。ポットの中で元気なようだ。
明日は、ドレスの装飾を妻に任せて下さったデボラさんが出来上がったものを取りにくるが、やはりエルサレムセージが欲しいと言っていたので、ポットのが丁度間に合う。
雨の合間に少しづつ進めていた下の砂利道とその近辺の草取りが、多分7~8割くらい終わった。今年が砂利道を補修してから4回目の夏だと思う。割ときれいにメンテナンスできているように思う。
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夏の終わりの彩りの準備(ピンキーウィンキーなど)
ガーデン作りを始めたばかりのころ、庭の構造を決める植樹を進めた訳だが、その当時は、3月から6月の間に咲く花木(桜、クラブアップル、ハナミズキなどなど)と低木(シャクナゲなど)、そしてモミジばかりを植えた。
その後、当然ながら、7月以降に咲く樹木が庭に無いことに気づいた。それで、7月以降に咲く樹木を植えようとしたのだが、アジサイは鹿の大好物ということで植えられず、クチナシもサルスベリも冬越し出来ないということであきらめた。大きくなるハイビスカスとランタナを結構な数植えてみたが、冬の間にすべて枯れてしまった。
しかし2018年になって、真っ直ぐ上に向かって一本の幹が伸びた、木の様な形のアジサイを妻がガーデンセンターで見つけた。夏の終わりの処分品だった。「これであれば、背の高い壺に植えれば鹿に食べられなくて済む」と考え、壺を買い求めて植えた。アジサイは処分価格だったが、壺にその数倍の費用がかかった。「ライムライト」という品種名がついていたが、日本原産のノリウツギというアジサイであることを後で知った。一般的なアジサイより茎が太くて、樹木のような形に育てることが出来るということだそうだ。
そして同じころ、ナーサリーで、ムクゲ(ローズオブシャロン)が樹木の形に育てられたものにも出会った。これは、ライムライトノリウツギよりさらに長身に育てられていたので、20センチほど盛り土した上に直接地植えすることが出来た。
これら2本とも無事に冬越しし、鹿害もまぬかれ、昨夏よく咲いてくれた。
妻と私は、うちの木漏れ日環境でも大丈夫なノリウツギが特に気に入った(ローズオブシャロンは日なたを見つけてやらなければいけないので、もう一本植えるのは難しい)。それで、昨年も再び夏の終わりの処分品のライムライトを一本購入し、またこの週末には、もう2本ノリウツギをナーサリーで買ってきた。今度は、ピンキーウィンキーという品種だ。
写真を見てのとおり、今回購入したノリウツギ「ピンキーウィンキー」は、1年か2年後には地植えしても鹿の届かない高さに達しそうなところまで育てられたものだ。
今日は午後雨が止んだので、ノリウツギをガーデンに仮置きした。
ライムライトは、既にうちで一年近く大きなポットで育てたので、壺に植える必要のない高さになっている。そのまま加工した丸太の上に載せた。これで倒れないと思うし、鹿にも丁度やられない高さになっているはずだ。もっと大きなセラミックかグラスファイバーのポットを手に入れたら、丸太をどけてこの場所でそれに移し替えるつもりだ。
ピンキーウィンキーの2本は、大きなポットに移したので、これから1年か2年、庭にポットのまま置いておくつもりだ。もういくらか背が高くなったら、ポットから出して地面に植えても鹿にやられないだろう。
ノリウツギに加えて、明るい黄色/ライトグリーンを夏の終わりの風景に添える植物も買ってきた。大きめのポットに移して、とりあえず庭のあちこちに配置した。秋に地植えしてやろうと思う。
今年は赤や紫のタイマツバナや、モンクスフードも沢山に株分けしたし、ゴールデンロッドもムツコさんからいただいて小分けして植えた。秋咲きクロッカスの球根もたくさん入れた。これらも夏の終わりを彩ってくれるといいと思う。
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