何週間か前に、「家の周囲に香りのよい植物をもっと取り入れよう」という話を妻とした。その話題は、ポットのバラを一つ置き、また森への入口にある既存のアーバーでつるバラを育てるというプランに落ち着いた。(まだ実行はできていない。)
そのときにあれこれ考えて話し合った結果の副産物として、家の脇のパティオにアーバーを設置することになった。昨年買ったクレマティス(夏に一重の青い花が咲く種類だったと思う)が、日の目を見ずにポットで可哀そうなことになっているので、新設のアーバーでそのクレマティスを活用してやろうということになったのだ。
まずは何時間かかけて石を掘り出してきて、クレマティスやその他の宿根草を植えるためのベッドの枠組みを作った。秋までは植物はポットに留まるが、秋に土を入れて地植えするつもりだ。(ここの気候の下では、夏の乾期に地植えすると新たに地面の深くまで水を届かせるのは大変だ。)
アーバーの材料やデザインにはいろいろな選択肢があるので、これから考えるところだ。
ところで、つる植物は、うちではネイティブのハニーサックルがあちこちに生えて、ホリーやハックルベリーなんかを登ったりしているが、園芸用のつる植物はこれまでクレマティス・アマンディ―一本しか利用してきていない。知識もほとんど無かったが、今回いくらか調べて、うちに合いそうなものはクレマティスとツルアジサイかなという結論に落ち着いてきた。(つるバラも一か所で育てる予定だが、陽当たりが良くないので、たくさんは咲かないだろうと思う。)
クレマティスは、新しく作る予定のアーバーに一本と、それから大きくなるものを家の東のレーリングに一本這わせることにした。
つるアジサイは、根付くまでに年月がかかるようだが、一旦根付けば、うちで登らせる木のサイズにもマッチしそうだし、日陰でも十分に咲くというのが魅力だ。今年の秋から3か所で試みようと話している。とても楽しみだ。
日本のスイカズラも、とても魅力は感じたのだが、どうも地元での覚えがめでたく無い様だ(インベイシブだという定評がある)。うちは結構訪問客も多いので、つるアジサイとクレマティスという選択肢がある中、わざわざ使う必要はないだろうと考えている。ジャスミンも、育てば素晴らしいだろうが、説明書きを読むと、やや標高もあるうちの環境では難しそうに見える。
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