メープルマウンテン日記

メープルマウンテン日記

森のガーデニング、食べ物の栽培・採集やバンクーバー島での田舎生活など。

次女の退院、日常生活の取り戻し

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オレゴングレープの実


次女の熱は20日間近く続き、最後の3日間は島の南端ビクトリアの病院の小児科病棟で入院(検査が主目的)となった。検査を通して今日原因がほぼ明らかになり、またそれと同時に症状も消え、無事帰宅となった。ありふれたウィルスの感染だったが、時々次女のように長期化することがあるのだそうだ。がんでも自己免疫疾患でも無く、感染症も収まって今後に影響も無いということのようなので、結果的には大騒ぎする必要は無かったといえるのだろう。

 

日本でも同じことだったのかも知れないが、今回医療機関で受けた対応には恐れ入ってしまった。次女一人の為にこんなリソースを次々と割いてもらってしまっていいのだろうかと。対応をして下さった医師だけをとっても、ファミリードクターから始まり、複数の小児科医、感染症専門医、心臓内科医、放射線科医が現れた。小児科のベッドだって、明らかにもっと重篤な症状の子ども達も見かけたから、次女に3日間も与えられて良いものなのかとまどった。明らかにカナダらしいなと思ったのは、先生方は親の意向などお構いなく自分達の判断、都合でどんどん方針を決めてゆくのだなということだ。治療費の患者負担分が無いから成り立っている動き方なのだろうと思う。また、カナダでは日常生活でも一般社会が子どもにかけるリソース・配慮が、日本で生まれ育った私には甘やかしに見えるくらい手厚いから、そういったことが医療にも反映しているのかも知れない(日本でも少子化の今は同じなのかも知れないが)。

 

 

ここ数日は熱波も重なっていたから、ビクトリアから疲れ切って帰って来て、ベッドに倒れ込んで3時間も深く眠ってしまった。そして夕方起き上がって、少しづつ家の周りの見回りから動き出した。いろいろ片づけなければいけないことが溜まっている。

 

畑では、鹿に破られたネットが放置され、野菜が食べられ放題になってしまっていた。取り敢えずネットを修復し、鹿よけスプレーをまいた。本格的な対応を考えるのはまた今度あらためてだ。

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残された葉がほぼ皆無のイチゴ

 

薪作りは途中まで進めて中断したままだが、近所から見える場所に放置されっ放しの丸太を見かねて、お隣のスミスさんが訪ねてくださった。「明日からトラックと薪割り機を貸してあげるから、頑張りなさい」と助け船を出して元気づけて下さった。もうカナダのこの地に引っ越して来て9年目だが、今でもいろんな人にお世話になりっぱなしだ。

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公道から見えるところに集めた薪の材料

 

熱波と渇きで、畑のベリーも野生のベリーもかなり水分が少なくなって乾いた実が増えてきている。体を癒す為に食べたかったので、時間の有る範囲で収穫をした。今年は野生のオレゴングレープとサラールベリーが良く実っていて、一度ジャムにしてみようと思っていたが、今日見ると実が乾いてしまったのが増えてきている。急ぎいくらか収穫してジャムづくりを試してみなくちゃ。

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マルベリー「イリノイエバーベアリング」

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ラズベリー、2種のマルベリー、チェリー、サラールベリー

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サラールベリー

 

 

 庭の花壇の水やりも何とか継続はしていたが、熱波と手抜きが重なっていたので、ダメージはあちこちに見られる。今日は夜まで多めに時間を取った。 

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夕食のカボチャの冷たいポタージュスープと、鹿の食べ残しの野菜サラダで、疲れを癒した。次女はすっかり食欲も復活していて、今夜は家族の中で一番元気なくらいだ。

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長女に感染症がうつらないように、この20日間、ベースメントのゲストルームで寝させていた。半分地中の岩の中に埋もれていて、とても涼しい場所だ。今日からは長女に2階の寝室に戻ってもらい、ゲストルームは大人が使えるようにした。涼しい夜が過ごせそうだ。(ゲストルームはここへやって来て2年目くらいに、多大な時間を費やして私と妻とで作った。記録写真を残しておかなくちゃと前から思っていたので、今日撮ってきたのを下に貼り付ける。今年は訪問客が無いから、倉庫状態になっている。)

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窓枠などの内装材は全て庭の倒木から自分で製材した

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床材は、製材所を営むスミスさんが、返品されたものを安く譲って下さった。とてもタイトな良い木材だ。キャビネットのカウンタートップは、スミスさんの製材所をお借りして自分で作ったが、その下のキャビネットは市販のものだ。

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シャワールームのタイル貼りは、妻と二人で頑張った。

 

 

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熱波と木陰のベンチ、庭の生き物、それから次女の具合

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長女とテテ


今年初めての摂氏30度以上の日が訪れ、今日と明日は熱波の警報が出ている。寒い夏が7月中旬まで続いたので、森に囲まれてさらに寒い環境に住んでいる私達にとっては、やっと木陰に置いてあるベンチなんかで寝そべる機会がやってきた。

 

特に、家から離れて、メープルの大木に囲まれた場所に設置したベンチでは、寝心地を確認する必要があった。

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ここのベンチは昨年の春に設置したのだが、昨年は一度も使えなかった。昨年の夏はクマがあまりにも頻繁に訪れて、家から離れた木陰でくつろぐのは難しかったのだ。今年は昨年とは違う。ちょうどクマにプラムの木をやられたところではあるが、クマの訪問は今年はぐっと少ない。そして、昨年うちにやってきたテテ(ゴールデンピレニーズのメス)がほぼ1歳になり、ガーディアンドッグとして素晴らしい特性を示している。5歳のキナ(ゴールデンマレンマ)は、ベンチで寝ていると、我々をおいて一匹で遠くへ遊びに行ってしまうが、テテは私たちがベンチで寝ていれば、近くでずっと待機している(時々遊んでくれと要求するが)。

 

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数本のメープルの大きな林冠を見上げて寝そべるのは、このうえなく気持ち良かった。ベンチの無駄遣いかと思った時もあったが、やはりここに置いておくという結論に落ち着いた。残念ながら、この週末はここでゆっくりする余裕は無いので、実験だけだ。

 

 

庭では、今バンブルビーが最も集まっているのは、アガスターシェ、ラベンダー、ビーバームなどだろう。

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緑のツリーフロッグは、春の大合唱の後、池の有る場所に移動していたのだろうが、今は家の周りの森に戻ってきている。

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うちの池のオタマジャクシは、今は手足が生えた状態だ。これらは、ツリーフロッグではなくて、私たちが池に近づくと飛び込んで池に逃げ込むよくいる地場のカエルだと思う(種類名は知らない)。

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お隣の敷地には小川が流れているが、つい最近ビーバーがダムを築いた。まだビーバーそのものは私は見られていない。

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ビーバーが切ったアルダーの木

 

庭の夏の花で最近咲いたのには、ユッカやツリーマロウなんかがある。ノリウツギでは、「ピンキーウィンキー」は7月の早くから咲いているが、「ライムライト」はまだ蕾がおおきくなっている途上に見える。

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次女の熱が長引き、急遽先週の終わりに様々なテスト、そして昨日土曜日にはテスト結果を踏まえた小児専門医との面談になった。

 

ちょうど2週間前に熱が始まったのだが、最初はコロナウィルスが検出されなかったことと、救急に連れて行ったときに担当したドクターから、熱が上がってもそれは風邪の治癒の過程だから大丈夫と太鼓判を押されたところから、一旦安心していた。その後、長く熱が続くなとは思ったのだが、先週平熱に下がった日なんかもあって、再度安心させられたりした。しかし、また熱が戻った。ファミリードクターに相談したところ、小児科専門医との協議のうえ血液培養や画像診断を含めた検査をすることになったのだ。

 

検査をした日の夕方から、少しづつファミリードクターと小児科医に結果が届き始めたようで、夕方電話があって、朝になったら小児科医のところへすぐに診察に行くように指示された。CRP値や血球数など、診察の必要性を示唆するものだったとのことだった(カウチンのファミリードクターと専門医との連携とコミュニケーションの良さにはいつも感心する)。

 

 私も自分なりに調べ始めたが、次女の状況は、子どもの prolonged FUO と呼ばれる状態にあたるもので、その3大原因は、感染、血液のがん、自己免疫疾患だということが分かってきた。その夜には、白血病と診断される想像が浮かんだりして、涙が出てしまった。

 

翌朝、医師のもとにはさらにデータが集まっていて、問診、触診、視診も通して、がんと自己免疫疾患の可能性は大方排除された(まだ自己免疫疾患のテストで結果が出ていないのもあるが)。ほっとした。そうすると、圧倒的に可能性が高くなったのが、感染症だが、これまでテストしたバクテリアやウィルスは、すべて否定された。今後、血液培養の結果などが出てくるが、加えて明日も、まだテストしていない感染症をスクリーンするための検査だ。CRP値なんかが下降傾向にあるかも重要な確認点になる。

 

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夕方、次女の好きなラズベリーを採ってきた。お隣の家の泉が湧き出る素晴らしくきれいな池で泳いだり、いろんなベリーを採って食べたりといった夏のアクティビティが出来ないことがすごく悲しいみたいだ。今日もまた高熱になっているが、早く直って欲しいものだ。

 

 

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クマの襲来でプラムが消失

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無残に折られたプラムの木の枝

 

朝一番に畑に水を遣りにいった長女が、息を切らせて駆け戻ってきた。クマが鹿よけネットを壊して畑に入り込み、プラムを食べてしまったという。

 

急いで畑に走ると、見えてきたのは、たわわに実っていた果実の黄色やオレンジ色(昨日の記事を参照)が消失して、緑一色になったプラムの木だ。

 

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もっと近寄って見ると、木の幹にはクマが登った爪痕が刻まれ、多くの枝は無残に折れて下に垂れていた。

 

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鹿よけネットは3か所で大きく破られていた。入った時と出て行ったときで、違う場所を通ったとしても、3か所ということは、複数のクマだったのだろう。

 

一週間くらい前から、熟した果実から少しづつ順次収穫を始めていた。ここ何日かは、一日にキッチンボール一杯づつくらい収穫していた。まだ全体の実りからすると味見程度の収穫だ。いずれ残り全体が急速に熟してくるだろうから、一度に沢山採ることになるだろうと思っていたが、それまでは少しづつ収穫できて、消費しやすくて都合がいいなと思っていた。しかし、成熟した果実が匂いを放出しているわけだから、クマの襲来を考えて、全部早めに収穫すべきだったのだ。

 

これまでにも、りんごの木が同じような被害に遭い、りんごについては早期収獲の心づもりが有ったのだが、人から「りんごは特別にクマを引き付けるんだよ。他の果樹は大丈夫」なんてことを言われて、それが都合がいいから信じていたのだと思う。

 

これで理解した。りんごだけでなく、どのフルーツについても、果実が良い匂いを放ち始めたら、早めに収穫してしまうべきなのだ。

 

来年から早めの収穫をするとしたら、たくさんのプラムの梅干しを作ることになるだろうと思う。クマは、ちょうど今年梅干しづくりの実験くらいはできるように、まだ青めのプラムを10ばかり残していってくれた。昨日、ちょうどプラムの梅干しづくりに必要なクエン酸なんかをわざわざ夕方買いにいったところだった。それが、全て無駄にはならなくてよかった。来年は、今年実りが悪かった方のプラムの木がしっかり実るような予感がする。大量の梅干し作りをすることになるかも知れない。

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梅干し作りの実験用に残ったプラム

 

私の妻も、プラムの生食を楽しみ、調理も楽しみにしていたのだが、彼女はいつも悪いことが起こった時の気持ちの整理が上手で早い。「クマが食べなかったら、たくさん人に配ることになってたでしょ。人に配るのもいいけど、クマはスーパーで買えないのだから、今年は彼らに配ったと思えばいいのよ」と言っていた。

 

それはそれでいいが、クマに味をしめられると、うちに頻繁にやってくるようになってしまうから、今後クマの食べ物を外に放置しないように一層気を付けるつもりだ。そんな意図もあって、また気分を変える意味もあり、ラズベリーやマルベリーの収穫もした。

 

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ラズベリーパッチでほぼ最後の収穫

 

ところで、ラズベリーやマルベリーなんかは、プラム、りんご、イチジク、マルメロや梨なんかと違い、数週間にわたり次々に実り続けるから、早めに全部収穫をするのは無理だ。さすがに、これらベリーはクマをさほど引き付けないと信じたい。この時期、森にはふんだんにサラールベリーやらオレゴングレープやらあるし、まだハックルベリーなんかも木に沢山残っている。クマからしたら、食べ慣れた森のベリーと比べて、ラズベリーやマルベリーであれば、特に食料採集の効率は上がらないのでは無いだろうか。

 

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まだ森には沢山あるハックルベリーの実

 

 

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盛夏の涼しい一日

やっと暑く乾いた日々になってきたが、そういう中に、今日のように涼しい日があると、外で過ごすのが一層楽しい。私自身はいつも外で過ごす時間は結構多いが、今日は妻も一日の多くを外で過ごした。

 

今日の畑・庭仕事は、忙しいと言っても、その中身は収獲が中心だった。だから必ずしも仕事という感覚でも無かった。今日一日で収穫したものは多種にわたった。レタス、ルッコラ、ニンニク、セージ、チャイブ、ラズベリー、プラム、チェリー、マルベリー、ブラックベリー、それからお茶用にビーバームとスギナなどだ。

 

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プラムは、今のところ、一日に少量づつ熟して柔らかくなったの(赤みがかったもの)が出てくるので、消費しやすい。一気に熟してきたら、ジャムかソース作りを考えないと。

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セージは、今日のうちにニンニク、チャイブ、クルミと一緒にペストにした。鶏肉とよく合い、スパゲティのトッピングにとても良い。

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ビーバーム(モナルダ、タイマツバナ)の花びらは、乾かしても鮮やかな赤色で、ハーブティーミックスに香りだけでなくて色彩も添える。

 

サラールベリーは、毎年通りかがりに思い出して採って食べるだけで、今年も収獲というほどのことはしないかな。ブルーベリーとりんごを混ぜてやや酸味を減らした感じ。私はブルーベリーよりむしろ好きだし、森の中に無尽蔵にあるのだが、これまで集めて加工したことは無い。でも、レモンかオレゴングレープと一緒なら良いジャムになりそうなので、いずれ試してみたい。

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りんごの収穫はまだ先だが、果実の重みで枝が下がってきて、このままでは鹿が届くところまで降りてきそうだ。これまで何度も鹿に枝ごと折られた。鹿は葉も実も食べるようだ。何か考えなければいけないな。 

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これはリバティ・レッドという品種

 

食べ物だけではなくて、切り花も採取した。

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オレガノ、ヤマハハコ、ユーフォルビアなど。

 

切り花といえば、先週末に新しい友人(Hisao Matsuiさん)がうちで撮った写真はこんなすごいのだ。

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一方、私が今日撮った切り花のはこんなの。自分でもう少し素敵なのが撮れるようになったら、写真ってもっと面白いのかも知れないなと思った。

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ついでに、今日撮った花壇の花の写真も掲載する。

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クロコスミア(オレンジ)と赤いヤローが咲き始めた。

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収獲の作業に加えて、私は今日は丸太を薪用に切って運搬する作業もすすめた。この冬はほとんどウッドストーブで家を暖めることになるだろう。ガス暖炉もあるし、将来的にはヒートポンプも導入するつもりなのだが、庭に倒れている木は製材するか薪にするかしてゆかないと片付かない。2015年から2018年まで続いた4年間の夏の異常乾燥は、多くの木を枯らした。

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多くの木が枯れた影響は、下草にも出ている。陽当たりが良くなった場所のサラールは、焼けたような色になった葉が多いし、枯れた枝も目立つ。相当ストレスがかかっているようだ。数年先、この植生を守れているか自信は無い。

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直射日光があたるようになった家の西側のサラールの群生。

 

夕方から買い物に出かけ、家に戻ると、うちのドライブウェイで消防車が放水をしている。2年前の山火事の記憶がよみがえり、緊張した。車を降りて血相を変えて近づいた私に、作業中の一人が「訓練しているだけだよ」と説明してくれた。ほっとして、「ここへ訓練しに来てくれてありがとう」と、妻と一緒にお礼の気持ちを伝えた。2年前の山火事の時には、消防隊の大変な活躍で、鎮火に成功した。

 

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次女の風邪、夏の収穫物や花や生き物

週の初めに次女が高熱を出し、ファミリードクターに電話で相談した。すると、すぐにクリニックに連れて来るように言われ、そのまま新型コロナの検査となり、結果が出るまで家族で家に閉じこもっている様に指示されてしまった。

 

結局、ただの風邪だった(高い熱が長く続いてはいるが)。いつも注意して暮らしていたし、患者数の少ないこの島でコロナウィルスを拾った心当たりがなかったので、そうだろうと思った。

 

しかし、結果が出るまで結構心配した。一つには、本当に次女がコロナだったら、州政府の職員によるコンタクトトレーシングが始まって、周囲の人に大変な迷惑をかけてしまうな、と思ったのだ。次女の発熱の前2週間というと、妻は職場の室内での打ち合わせ(マスク着用)に顔を出したので、そちらの運営は一旦ストップになるのだろうか。人的サービスを仕事とする友人やレストランで働く友人にもゆっくり会った(屋外)ので、彼らは仕事を休まなくてはいけなくなってしまうのだろうか。ご年配の夫婦にも数組会った(これらも屋外)ので、彼らを心配させることになってしまうだろうか。

 

検査の結果はネガティブだったが、マスクの着用だとか換気だとか、気を引き締め直さなくてはと考えるきっかけになった。また、今の環境下、普通の風邪だって、人にうつしたら相手には大変な迷惑になりうるということも改めて実感した。

 

 

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7月に入っても寒い日々が多かったが、今週に入ってからはっきりと夏らしい天気になってきた。まだ暑いというほどでは無い。外で泳ぐのなどとても無理だ。でも、十分に夏と言えるくらいのあたたかさだとは思う。

 

レタス、ルッコラやスイスチャードなんかの葉物は毎日のように食べてきているが、夏の収穫物もやっと実ったり色づいたりしてきた。

 

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うちのラズベリーは、ナーサリーでたくさん並んだ品種から、味だけで選んだチュラミーン。実がなっている時に全部味見させてもらった。大粒で堅めで、とてもフレーバーが良い。でも、病気にとても弱いことに気づいた。今年は菌が広がり、半分以上が根腐れしてしまった。チュラミーンは、その弱さ故、農業品種としてはあまり使えないのだそうだ。選んだときにはそういうことは知らなかった。枯れて空いたスペースには、病気に強い品種を植えるつもりだ。カスケード・ディライト(あるいはカスケード・プレミア)を植えよう。

 

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プラムも色づいてきた。いずれ赤色になるはずだ。近所のグレタさんによると、完熟まで待つと一晩でラクーンの家族に一気にやられてしまったりするそうだ。収穫時期に注意しないといけなさそうだ。

 

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家の近くのロックガーデンに鉢植えしたトマトだけは、ある程度立派に育ってきている。

 

一方で、うちの陽当たりと気温では苦しんでいる様子のものも多い。畑に植えたトマトは、みすぼらしい小さな植物のままだ(それでも今花が咲いている)。インゲン類は、結局みなスラッグの餌食になってしまった。カボチャもまだ小さいままだ。

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アーティチョークは全く育たなかった。寒かったからなあ。宿根草だが、来年どうしようか。

 

花壇では、今はシャスタデイジーやノリウツギの白が目立つ。シャスタデイジーは、今年くらいきれいだと思ったことは初めてだ。今年は時期も遅いように思う。

 

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ここの花壇は今はシャスタデイジーの白だけだ。ビーバームの赤やクロコスミアのオレンジなんかはシャスタデイジーが咲いているうちに混ざってくるのかなあ。

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ここのシャスタデイジーは、一株から始めたフラッフィーな八重咲タイプだ。

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別の場所では、スタンダードなシャスタデイジーばかりになっている。

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相変わらず、鳥、虫、ヘビやトカゲなんかが豊富に庭にいる。セミは今日、ここへ引っ越して来てから初めて見た。

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セミはこの島では一種類しか確認されていないし、あまり見られないものらしい。日本の実家ではあんなにいたのになあ。

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妻と長女が、卵の殻を洗って乾かしている。細かく割って、来年の春、スラッグ対策に使うのだそうだ。

 

 

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季節の花と週末の雑事

とりとめなくなると思うが、7月も中旬に入った今の時期に、どの植物がどんな状態なのかを記録しておきたい。

 

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アガスターシェ(紫)が満開だ。例年9月までバンブルビーの食糧で有り続けてくれる。

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品種は忘れたが、赤いのもアガスターシェだそうだ。

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ノリウツギ「ピンキーウィンキー」のいくつかが咲いてきた。でも、先月途中までナーサリーにあったものなので、春からうちで過ごす来年も同じ時期に咲くのかは分からない(少し標高があり、木陰でもあるうちでは、何でも咲くのは遅い)。

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このピンキーウィンキーも咲いてきた。木の下のオレンジはデイリリー(咲かせるには鹿よけスプレーが必要な植物だ)。

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場所によっては、ビーバーム(タイマツバナ)も咲き始めた。

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フィーバーフュー(ナツシロギク)は一般的には野生の薬草(雑草)と捉えられていると思う。でも、花壇でもきれいだ。

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シャスタデイジーは咲き始めたところ。

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今の時期に実っている野生のベリーはブラックベリー。ここのネイティブのは、売られている農業品種や道路際のヒマラヤンブラックベリーより美味しい(でも小さい)。

 

今日は下の砂利道沿いで草取り作業。雨が降り出したため、2時間程度作業できただけ。明日以降に持ち越しだ。

 

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外出をすると、誰とも最初の会話が「寒いね」から始まる。

 

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ムツコさんの畑にちょと立ち寄って見学。ここ2週間程度で、ズッキーニもトマトもトウモロコシもビーツもすごい成長具合だ。それに比べてうちの畑はとてもゆっくり。

 

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別の用事で出かけたナーサリーで、コトノイトモミジを衝動買い。今年は夏の色がオレンジになっているが、本来は夏はライトグリーンらしい。

 

 

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ブログの当初の目的はほぼ達成

今の森の住処に居ついて7年を過ぎた昨年、「すっかり居心地良くなったのに、山火事で引っ越さざるを得ない日が来るかなあ」と思い、自分と家族の為の一年間の風景の記録として、このブログを書き始めた。その目的はほぼ達成できたと思う。

 

まだ一年を記録するには、7月と8月の二か月が残っている。でも、夏の間はすべてがスローダウンし、ブログの記事も少ない静かな二か月になると思う。果物が実ったり、ビーバームやノリウツギが咲いたりといった小さなガーデンのイベントはあるので、そういったことなど投稿はしたい。

 

そこでブログを止めてしまうかということについては、今後もゆっくりと、時折の投稿(一か月に一つか二つ?)で続けることにした。書いてみて気づくこと、そして読んだ方からコメントをもらって気づくことがすごく多いからだ。日本にいる家族にとっても少ない頻度で続くのがちょうど良いだろうと思う。

 

何よりも、人の書いたブログを読む楽しみを知った。いや、実は、まだ少しづつしか読む時間を増やせていない。まだ、継続的に読み始めたブログの数も微々たるものだ。それが、今後自分ではごく少数の記事を投稿するだけにする理由の一つでもある。書く方から読む・見る方に時間配分をシフトする。私には、人の書く記事を読み、あるいは人の撮影するビデオを見て楽しみ、時に声援を送る方が、自分でたくさん書くよりも自然体だと思う。

 

ブログを書く人同士で、つながることが出来ることも知った。とても楽しい。書かれたものを読んでいるので、共通する興味とか人柄について信頼できて、つながるのも安心だ。

 

 

 

ブログは今回初めて書いてみて1年弱続けているが、私はその他のソーシャルメディアについてはさらにもっとずっと初心者だ。それでも、今後は、ブログ以外のいくつかのメディアでも日本人のもの、北米人のもの、その他をフォローするつもりだ。

 

引き続き、ライフサイエンス、ガーデニング、有機農業、森林保護が関心の対象だ。それに加えて、慣れ親しんだ日本から、あえて外に移り住もうと考える・実行する日本人の心や体験にも、自分は関心があるのだなと、今回人のブログなんかを読みながら気づいた。

 

今後フォローしてゆくツールとして、ブログ以外ではツイッター、フェースブック、Youtubeを成り行き上選んだが、メディアによって活発な分野に随分特徴があるようだ。ツイッターではライフサイエンスやバイオ投資のコミュニティが活発だし、そして北米にいる日本人の方々がたくさん発信しているようだ。フェースブックとYoutubeでは、オレゴンからバンク―バーの間(Pacific Northwest と呼ばれる)の、うちと同じ気候圏の方々がたくさんのガーデニング、有機農業関連の情報を発信しているようだ。フェースブックでは、疎かにしてきた昔からの大切な人たちの様子も確認できて、とてもありがたい。

 

ブログも一年近く書いてきて、正直にありのままのことを書いた記事がかなり蓄積できたので、他の書き手の方々をフォローしてコメントや質問を送っても、それほど怪しい者とは思わないでいただけるかなと期待している。

 

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オーシャンスプレーには満開のものも出てきた。今の時期はオーシャンスプレーだけでなく、サラール、スノーベリーも咲いているので、バンブルビーは広大なネイティブプランツのブッシュに吸収されている。庭の花に来るのは少ない。

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ワイルドフラワーメドー風に種を蒔いた土手では、ローズカンピオンのピンクが目立つ時期になってきている。

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朝目覚めると、家のすぐ外で久しぶりに大きな鹿の被害が出ていた。妻が石鹸を設置すると言っていたが、午後家に戻るといろんな形にメッシュを縫い付けた中に石鹸が設置されている。妻のメインの職場がダウンサイジングで当面(?)再開しなさそうなのは残念だが、家や庭にどんどん手が入って生活は楽しい。

 

 

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イワガラミ、夏の池、果樹

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ツルアジサイを木に登らせることにしたので、ナーサリーで今のうちに入手しておいた。カナダ西海岸では、秋に雨が降り始めてから植物を地植えするのが一番根付かせやすいのだが、秋まで待つと、ガーデンセンターやナーサリーはシーズンオフで植物の在庫が少なくなり、探し物は見つからなくなるのだ。品物も売れ残りのみで元気が無いのが多くなったりする。

 

うちでは実際に植えるのは秋になってからなので、それまでは大きめのポットに移して家の周辺に置いておく。

 

二つのナーサリーで一つづつ買った。一つのナーサリーでは、白い花のもののみ置かれていたし、もう一か所ではピンクだけだった。

 

どちらのナーサリーでも、ツルアジサイ(climging hydrangea)とは表記されておらず、Japanese Hydrangea Vine とか Japanese False Hydrange Vine とか表記されていた。それで、不思議に思い、一般名のSchizophragma hydrangeoidesを検索してみると、ツルアジサイにそっくりのイワガラミだと分かった。育て方や振る舞いは同じだそうだ(ゆっくり定着し、木を登る)が、葉や花の形など少しづつ違うようだ。上の写真では、花のガク片が一枚なのが見て取れるが、ツルアジサイでは4枚なのだそうだ。

 

 

カナダ西海岸では4月途中から乾期のはずだが、ここまで雨が何日かに一度降ってくれているので、池の水がさほど減っていない。今はオタマジャクシがたくさん見られる。2015年から2018年まで4年間、異常に乾いた夏が続いたので、なんだか今年が特別みたいに思える。新たに枯れてきている木も見当たらないし、山火事の心配が少なくてありがたい。

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小さなオタマジャクシが沢山泳ぐ上の池

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池に至る道

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クインスの木が、今年から実をつけ始めた。木の大きさに見合うくらいの数の実がついている。

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植えて数年になるプラムの木では、果実の重さで枝が随分下がってきた。

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ガーデンステップの材料作り(その3)

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朽ちてきた階段の木材

 

家の脇のガーデンステップで、朽ちた木が昇り降りの際に割れそうで、使い心地が悪くなってきている。それで、新しいのに取り替えるべく、材料づくりをしてきた(過去の記事はこれこれ)。

 

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ところが、先日たまたまガーデンセンターで、ぴったりの寸法のコンクリートの材料を見つけた。

 

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こちらであれば、設置作業だけで済むため、すぐに購入して持ち帰ってきた。重さで車にダメージを与えないよう、3回に分けて運んだ。

 

これまでよりはちょっと味気ないものになるかも知れないが、手間を考えると合理的だ。レッドシーダーの丸太を階段で狂いが出ないように精密に製材するのは、私のチェーンソー作業では無理だ。お隣のスミスさんも製材所をもう稼働させていないから、今はお願いしにくい。

 

余ったレッドシーダーは、私の粗いチェーンソー製材の精度で十分な用途に消えてゆくだろう。一部は、今度作るアーバーに使用するかも知れないし、他にもガーデンでの用途がある。

 

 

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いつも夏になる薪作り作業

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集まりつつある薪の材料

 

冬に燃やす薪は乾いているべきなので、夏の早い段階で薪割りを終えてその後乾かしておく必要がある。別に冬や春のうちにやっていけない理由は無いのだが、いつもぎりぎりまで後回しにされて、暑い夏にやるのが恒例だ。

 

もうこれ以上遅れるわけにも行かないので、薪割りをする場所に材料を集める作業を再開した。年々、子ども達が大きな役割を果たすようになってくれている。

 

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割る必要の無い細い枝は、切って積み上げておく。

 

人件費の割合が高い薪の値段は、年々上がってきた。薪を買って家を暖めると、一冬1500~2000ドルくらいかかると思う。プロパンガス暖炉を燃やすのと、もう違いは随分小さくなっただろう。手間も考えると、今後薪を買ってまで使うことは無いだろうなと思う。

 

薪はカーボンニュートラルな再生可能エネルギーだという林業サイドからの宣伝がされるが、伐採した場所で木がこれまでと同じように育つかには、疑問が出てきている(気候変動のため)。うちでは、薪の為に木を切ることはしない。

 

うちにはプロパンガス暖炉もあるし、いずれ水力発電でまかなわれるヒートポンプも入れるつもりだ。だから、大風や病気で倒れた木を、片づけも兼ねて薪にするだけだ。倒れた木はすべて腐るに任せるという選択肢もあるだろうが、家の周辺の森をある程度すっきりさせておくのは火事対策の意味もあるし、それに薪ストーブの魅力も大きい。家が一気に温まるし、ストーブの火で心もあたたまるし、冬の雨期の湿気を家の中から一掃できる。

 

ここ何年かのバルサムモミやヘムロックの虫害の蔓延と、ダグラスファーの根腐れによる倒木で、今はまだあと2年分くらいの薪が作れる倒木が家の周辺に転がっている。当面は、これらを燃やして家を暖め、もう少し中期的には、プロパンガスや電気とミックスで薪を少量使ってゆくことになるだろう。

 

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7月間近になっても日中ゆっくり移動するバナナスラッグが見られる。ここまで、時折雨の日が混じってくれるマイルドな乾期だ。

 

 

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