メープルマウンテン日記

メープルマウンテン日記

森のガーデニング、食べ物の栽培・採集やバンクーバー島での田舎生活など。

肉の塊

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あったまったオーブンに入れるところ。


子どもを連れてカナダに来ると、肉のブロックを使うのが経済的な料理なのは分かっているが、野菜中心で生活してきた私と妻のこの分野での進歩はゆっくりだ。

私の父が日本からやって来ると、牛のステーキを食べるのが恒例なので、ステーキは何とかどの部位が自分の好みなのか分かってきたし、またレンジトップやグリルでステーキを焼くのにも慣れてきた。

しかし、前々から使いこなさなければと思っていた牛や豚の肩や腕といったお買い得な塊は、まだわずかな回数しか料理していない。

肉はスリフティーズで買うのが好きなのだが、週末にそこでたまたま隣のケーシーに会って、豚の肩が安売りだよと教えてもらった。そこで、ちょうど良いきっかけだと思って、5キロくらいを2500円程度で買った。

低めの温度で、2.5キロ分を4時間くらいポットローストにしたら、とてもジューシーで柔らかく出来上がった。肉の表面に摺りこんでおいたのは、塩、コショー、オニオンパウダー、ガーリックパウダーだけのシンプルなものだ。ポットの中で、ワインと水の混合が減らないように45分ごとくらいにチェックしながらローストし続けた。

 肉をローストし始めてから、カウチンベイに用事を済ませにいったところ、たまたまそこで知り合った日本人家族も夕食に招待した。豚の肩のポットローストは、とても好評だった。うちの子ども達も昨日今日と喜んでこれを夕食にした。

 

温暖化防止の為に牧畜はピークアウトさせていくべきものだとの考えに賛同するが、今はうちでは肉の利用は少な過ぎると思う。子どもたちにも、植物性のタンパク質を取ることもしっかり教えているし、経済的に考えてもう少し肉料理を利用しても問題あるまい。