メープルマウンテン日記

メープルマウンテン日記

森のガーデニング、食べ物の栽培・採集やバンクーバー島での田舎生活など。

2021-01-01から1年間の記事一覧

お化けスギナの海

ここのスギナは背丈が腰まで届くような大きさだ。森の湿気の多い地面を一面覆ったりすることもあり、夏にはそれがびっくりするくらい美しかったりします。 ところで、森の植物では、林縁のオーシャンスプレーは今花が褪せてきたところ。園芸用に使われないの…

クマ来訪

今年は見かけてなかったクマが連日来訪。フルーツが実り始めてるからかな。クマが人家に来る癖を付けないよう早めにフルーツを収穫するのは大切なこと。昨年の失敗を繰り返したくない。 写真のクマは、うちの犬に吠えたてられて木の上に逃げたところ。基本的…

Government House(ブリティッシュ・コロンビア州副総督邸)のガーデン

島の観光案内人を目指すつもりは無いけど、ビクトリアで立ち寄った州副総督邸のガーデン(一般公開)がとても良かったので写真で紹介。 バラのピークは過ぎていたけど、それでも良い香りに満ちていた。 表のガーデンは整然として素敵な住宅街にブレンドイン。 …

ごぼう掘り

熱波の中、夕食後に外出できるくらいには涼しくなったので、いくらかごぼう掘り。新鮮なのは買えないから、短いのでも採りたては貴重。 わざわざ熱い中掘りに来たのは、熱波で地面が乾燥する前に収穫するため。地面が乾燥してしまうと、硬くて掘れなくなる。…

史上最悪の熱波到来

カナダ西部へ数日間続く熱波が到来し、今日まで三日間の最高気温はここバンクーバー島の田舎町で40度、44度、38度程度だったらしい。ブリティシュコロンビアのあらゆる場所で史上最高気温が塗り替わった。 朝、気温が上がる前に犬達を散歩。 40度の猛暑の中…

6月後半の花

忙しかった為、写真も撮っただけで溜めてしまった。6月後半の花の写真をこの記事に載せたい。いつ頃何が咲くか思い出せるよう、自分のメモ代わりです。 エルサレムセージ、キャットミント、フィーバーフュー トーチリリー シーホリー、それからローズカンピ…

切り干し大根

良く働く妻と長女が、いつの間にか沢山の切り干し大根を作っている。私はこれが大好き。どうもありがとう! 大根は普通のスーパーで買える。スーパーで買えない日本の野菜は、ごぼう、太ネギ、ヤマイモ、タケノコ、レンコン、里芋、ニラ、フキ、ミョウガなど…

ダンジネス・クラブ

同じ町に住む日本人の友人が、地元で獲れたカニを持って来て下さった。ここの海で獲れるカニの代表が、このダンジネス・クラブだ。久しぶりに楽しませていただいた。

つるバラなど

木漏れ日環境のうちでも、珍しく今年はバラが結構咲いている。とても良い香り。 ところで、二つのつる植物が、今年初めて花を咲かせている。どちらも野生なのか園芸植物なのか分からない。分かる方がいらしたら教えていただけませんでしょうか! 一つ目は、…

ワケギの植え込み作業

ワケギ(walking onion)のトップの株が立派に育ってきたので、切り取って次女と一緒に新しいベッドに植え込み作業を実施。 植え込み先は、収穫を済ませて空っぽにしておいたネギ畑の一番下の段や、 近くの新しいベッド。新しいベッドは、カマスの栽培をあき…

No Mow Mayを修正する

以前に、バンブルビーやその他昆虫の食糧の確保を助けるために、またヘビやネズミなどが棲みやすいように、芝生を5月に刈らないNo Mow Mayという運動が盛んになってきているようだという記事を書いた。 今年は、うちではそれを実践した(忙しくて芝刈りが出…

6月の花

5月から降り続いた雨がからっと晴れて、乾いた日々がやってきたようだ。今の季節の家の前の花壇の花はエルサレムセージ、キャットミント、フィーバーフューなど。 スノーベリーも、長い間あちこちで小さく咲く野生の花。バンブルビーはこれが大好き。

サーモンベリー、ハックルベリー

うちの周りの森の下草は、シダ類以外は食べられるベリーを付けるものが多い。次女は野生のベリーが大好きで、喜んで食べたり皆に採ってきたりする。4年生になってちょっと幼い気もするが、楽しんでくれて私は嬉しいし、喜んで食べているのをかわいいなあと思…

木陰のベンチ

雨続きで乾く間もないベンチ。週末には暑くなりそうなのでやっと乾きそう。 2年前に置いたが、その年はクマの出没で外で寝そべられなかった。翌年は子どもの病気騒ぎで気が付いたら夏が終わっていた。 樹冠を見上げるととても心地よいので、忙しい妻や子ども…

メープルのサラダボール

うちで倒れたメープルの木は、自分で製材して家の内装に使ったりしているが、売ろうとすれば大小それなりに商業価値もあるらしい。最近地元の職人が作ったメープルのボールを土曜マーケットで買ってきた。とてもきれい。サラダが一層美味しい。

ワケギ(walking onion)

うちの畑の主力の一つはネギ類。鹿も兎もナメクジも食べないし、木陰にも春雨にも夏の渇きにも強い。中でも冬を越して早春から収穫でき、株数もどんどん増やせるワケギとチャイブが中心。ここのワケギはトップに新しい株が出来るタイプ。トップがもっと育つ…

雨の後の森

雨の後の森の散歩は、空気がフレッシュでこの上なく気持ち良かった。 まだ春からの雨が続いていて、池の周辺を歩くと湿地に靴が沈む。森の生活では、一番怖いのは夏の火事なので、雨が多いのはありがたい。

今の季節の森の花

6月の森にも、引き続きネイティブプランツの花が溢れている。次女によると、ハニーサックルは、学校で子ども達が花を引き抜いて口を付け蜜を吸う植物なのだそうだ。やっぱり田舎の子ども達だなあ。 林床を広く覆っている植物の一つが西海岸独特のサラール。…

夏の初めの花

毎年夏の到来を感じさせるのが満開になってアゲハ蝶の群れるショウキウツギ。 初夏から夏を通して咲いてくれる花の中でうちに多いのはキャットミント。適当に切り戻しする株を混ぜることで、バンブルビーなどの昆虫を夏中引き寄せる。

湿地のジャイアントプラント

畑の裏の湿地の、スカンクキャベツ(ミズバショウの親戚)とお化けスギナ。大きさが分かる様に人と一緒に撮った写真。スカンクキャベツの春の花は、臭うという人もいるけど、私には分からないな。綺麗な花だけど、人目に付かないところで咲く。 自分と家族用の…

ぎっしり植えた中のプライベート空間

住んでいるコミュニティで付き合いの多いのは庭友達。やはり好みが共通しがちなナチュラルガーデン系の人が多い。そんな訳で時々お庭紹介もしたい。この週末訪れたお庭は、湾を望む崖の上の住宅地の一区画で成熟した、大小の植物が密に茂るプライベート空間…

新たなモミジ

妻と選んだ12本のモミジが到着。植え込み完了。もともと食用とバンブルビーの為の庭を造っていたのだが、カナダ人が日本人の家で特に喜ぶのはモミジなんだと気づき、ここ3年くらい植えてきている。実はビーも大好きなことにも気づき、また美しさに時に感激も…

季節の変わり目の花

オオデマリが薄緑から真っ白に変わり、コトネアスターにバンブルビーが集まり出すと、春も終りという気がしてくる。 そして、オレンジボール(タマフジウツギ)に色が付いてくると、もう夏だなあと思う。 自分と家族用の記録ブログですが、興味が共通する方…

雨のガーデニング作業

雨の中で一日ガーデニング作業をしたら体が冷えて、鬱蒼としたメープルの木陰の我が家ではストーブを燃やすことになった。5月も下旬なのに。 濡れたモミジが綺麗。 雨の庭ではやっぱりモミジが綺麗。 自分と家族用の記録ブログですが、興味が共通する方がい…

5月のバンブルビー

5月には花壇でも周囲の森の中でも有り余るほどの花が咲いているので、バンブルビーはそこらじゅうに散っている印象。 ドロニクムは特別バンブルビーに人気のある花では無いが、それでも彼らはあらゆる花にやってくるように見える。 自分と家族用の記録ブログ…

No Mow May

出来るだけ芝生を刈らないでタンポポ等々の雑草を繁茂させ、ミツバチ/バンブルビーやその他の昆虫・小動物を救おうという運動が勢いを得ていると聞く。Mowという言葉は芝生を刈るという意味だが、No Mow Mayという名のキャンペーンがその運動を広める梃子に…

ネイティブプランツ・ガーデン

家の裏手のネイティブプランツ・ガーデン。Pacific Northwest沿岸部の温帯雨林の植物が一揃い見られる。森の下草の間に道を付けただけだから当たり前だ。 オレンジ色は野生のハニーサックル 主にサラール サンザシの花 数年前の日照りで数本の巨木が枯れ、陽…

チャイブの花茎

チャイブの花茎が収獲の中に混じってくるが、食べられないので外で水に挿しておくと、花が開いてバンブルビー(マルハナバチ)が利用してくれる。もともとバンブルビーの為に始めたガーデニングなので、毎年妻と長女は倒れた花なども外に生ける労を夏中惜し…

雨好きな花の季節のエンディング

今年は去年に引き続き、5月も結構な雨量があり、お陰で樹々が夏の乾期に枯れる現象も少ないのではと期待している。それでも、湿気が好きな花たちはもう勢いが無くなってきている。それらの最後の写真をいつくか掲載したい。これらの中には地元の野生植物も多…

シャクナゲ

本格的にシャクナゲのシーズン。これはうちの木漏れ日環境に合った植物でかつ鹿も食べないので、数十本植えた。バンブルビーには今の季節食べ物の選択肢が有り余っているが、シャクナゲは彼らの好きなものの一つ。 自分と家族用の記録ブログですが、興味が共…