ドライブウェイ沿いのその後(日陰のグランドカバー)
米国ミネソタ州のジョージ・フロイドさんの事件がハートブレイキングだ。同国に数年間住み、今でも米国が大好きな者として、正義がなされること、そして恐らく存在する構造問題にもメスが入ることを切に願う。
さて、草取りをしたら、秋に日陰に植えたグランドカバーの、今の状態が良く見えてきたので、それについて書きたい。
うちに来るには、砂利道からドライブウェイに入って登ってくる必要がある。このドライブウェイに流れる水を追い出すため、道沿いの片側に溝を掘り、土を反対側にところどころ積み上げたので、たくさんのむき出しの斜面と盛り土のベッドが生まれた。
最初は、溝の斜面にはうまく苔が生えて土砂崩れ防止が達成されるだろうと、楽観していた。でも、苔が生えるよりも、雑草や樹木が生えるペースの方が早く、「これはグランドカバーを植えないと、毎年何度も草刈りとその後始末をする羽目になる」と判断した。
それで、道のりを区切って、区画ごとにグランドカバーを植えた。どれも、それまでの経験で、うまくゆくのではないかなと思える植物ばかりだった。さて、それぞれの植物の定着・カバー状況はどうだろうか。ドライブウェイの下から見てみる。
メシダはしっかりグランドをカバーし、先に植えてあったシャクナゲやヘレボアを覆い隠すほどだ。夏の間はメシダのカバー、そして冬はメシダが消えて常緑のシャクナゲやヘレボアが現れる、という風になってくれたのだろうか?
道の反対側では、ワイルドゼラニウムは定着はしたように見える。でも、一つ一つの植物はとても小さい。細かく株分けして、この辺りにはとても小さなかけらのようなものを植えたから、これでも十分期待どおりだ。
ワイルドジンジャーの区画は、まだまだこれから。定着までに、少し水もやった方がいいかも知れない。定着したら、渇きにも強いはずだ。
イングリシュ・プリムローズの区画は、順調。植物も大きくなり、また数も増えてきている。小さな自然生えもちらほらと見られる。
ソードファーンの区画と、サラールの区画は、もともと生えていたのをそのまま残せた場所だ。
ドロニカムを使った区画も、随分グランドカバーが進んでいる。
ヘレボアの花壇まで上がってきた区画では、色合いに変化をつける為、ブルネラ(奥)とオーブリエッタ(手前)を植えた。順調な育ちぶりだと思う。
さらに上には、再びワイルドジンジャー(奥)とワイルドゼラニウム(手前)だ。この辺りは、大きめの苗を植えたので、グランドカバーも下の方より進んでいる。
これらの日陰好きの植物が、夏を生き残り、来年しっかりとしたグランドカバーになってくれるのか、楽しみだ。
ボニーさんが親子でいらしたとき、「車から見える風景の移り変わりがストーリーみたいだね」とおっしゃって下さった。自分達以外にも楽しんで下さる方がいるようだ。
自分と家族用の記録ブログですが、興味が共通する方がいるかもと思いました。下をクリックいただけると、新しい人に読んでいただける機会が増えるそうです。出会いがあるかもと楽しみにしています。コメントやご連絡もどうぞ。