メープルガーデンの植え替え、魚のまとめ買い
土に湿り気が戻り、気温も下がって植物の活動も不活発になってきたこの10月が、ここカナダ西海岸では植え替えの時期だ。11月以降も植え替えは出来るが、段々植物が見つけにくくなるし、また寒くなると細かい植え替えはつらくなるので、例年体が温まる庭の土木作業に移行するようにしている。
植え替え作業は、表のメープルの木陰の花壇から始めた。ここを最初にしたのは、もうすぐメープルの落葉に埋もれて作業がやりにくくなる場所だからだ。
この花壇は斜面に3段の構造となっているが、一番上の丸い段は広くて変化が少な過ぎると妻から言われていた。そこで、いくつか高さの変化を出すものを取り入れた。下に写真は無いが、2本の馬酔木も植えこんだ。
このガーデンのもう一つの課題が、ヘレボアばかりに覆われた花壇に、バラエティを持たせることだった。ヘレボアが好きだし、春先にバンブルビーを養う植物の一つなのだが、ヘレボアばかりだと病気が広がることが分かった。春にもその為の作業を進めたのだが、この秋にもさらに進めた。もう少し進めたいと思っている。
作業している中、周りで満開になっているのはトリカブトと秋咲クロッカスだ。
話は変わるが、今年も例年通り、一年分の魚を地元の漁船であるミシェル・ローズ号にお願いしてあったが、それを受け取った。出来るだけ地元産の食品を買いたいと思っているが、魚介類についてはそれがほぼ達成できている。住んでいるブリティシュコロンビアの州政府が、乱獲にならないように漁獲量規制をしてくれていると信用したい。
そういえば、Skipper Otto という企業(非営利団体?組合?)が、州内の小規模漁船から上がった水揚げを消費者が自分の町で受け取れるネットワークを作っているみたいだ。でも私はミシェル・ローズ号から買うのが好きだな。この船で獲った魚介だけで、あちこち移動していない魚だし、今年の漁がどんなだったか直接聞けるし、タコやイクラやエビの頭なんかも私達が好きなのを知っていて出して来てくれる。カウチン・ベイを基地としている他の漁船からも少し買い始めた。漁船によって追っている魚が違うので、バラエティが広がる。
受け取ってすぐ、一旦解凍して魚の処理をし、冷凍庫に収納しやすくした。
今年は冷凍庫を増やしておいたので、収納には余裕があると思っていたが、それが結構難しかった。冷凍スペースがあればあったで、これまで以上に庭の山野菜を保存してしまっている。スティンギンネトルのペスト、ゴボウの千切り、フキの佃煮、庭のチャイブを使った餃子、などなどだ。
瓶詰め保存が上手になってきているので、保存を出来るだけそちらにシフトする努力をさらに進めなくては。瓶詰め収納用の棚の追加作成、何度も妻から催促されているので、早くやろう。
自分と家族用の記録ブログですが、興味が共通する方がいるかもと思いました。下をクリックいただけると、新しい人に読んでいただける機会が増えるそうです。出会いがあるかもと楽しみにしています。コメントやご連絡もどうぞ。