イースターの日曜日の午後、敷地の端に行ってワラビ取りをしていたら、悲しいことが起きてしまった。うちの犬のキナ(ほぼ5歳)が、お隣の敷地に入って家の向こうに回り込み、カーティスの子ども達がケージの外で遊ばせていた鶏の一羽の首を噛んで致命傷を与えてしまったのだ。一瞬の出来事だったらしい。
もちろん私と妻の不注意の責任だ。もうすぐ9歳になる次女にキナを任せたが、それで安心していてはいけなかった。カーティスに謝罪し、彼の子ども達と遊びに来ていた親類の子ども達が、ショックを受けていないかを心配した。
キナはよく言うことを聞く犬なので、目を離さなければ、一人で遠くに行ってしまったりしない。しかし、次女は自分に任された仕事を忘れて他のことに夢中になってしまった。
自宅に戻り、私は次女に対し、はっきりと鶏の死の責任が彼女にあると宣言した。キナを教育する為に貰ってきた鶏の暖かい死骸を次女に渡し、鶏が冷たくなってゆく悲しみを感じさせた。長い間鶏の骸を抱いていたが、夕方森の中に埋めさせた。
次女は、友達がたくさんできる明るい子なのだが、仕事を最後までやり切ったり、定期的にやらなければいけない家事を言われなくても思い出して自分からやったりすることがまだ出来ない。学校の各先生からも、毎年、責任感が薄いという評価をもらう(すぐ人と話を始め、片付けなどをやらないようだ)。厳しく教えているつもりなのだが、まだ変化が起こらない。
今回、美しい鶏の死というショッキングな出来事をもって、目の前の仕事の責任を果たさないとどんな結果に至るのか、心に沁みることを願う。
さて、今回の事件を踏まえ、お隣との今後の円満な関係の為に何をするか、それも重要だ。
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