メープルマウンテン日記

メープルマウンテン日記

森のガーデニング、食べ物の栽培・採集やバンクーバー島での田舎生活など。

サクサクした軽いクッキー

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カボチャのクッキーと、レモンのクッキー


バンクーバー島に引っ越してから、地元の人から学ぶ料理には、イギリスの伝統料理が多い。そういう中で感心するのは、肉の塊の扱いと、そして台所に立つ時間を最小化しながら食事を用意する知恵だ。これらはありがたく学ばせてもらっている。

 

洋菓子でもやはり、外でもらったり売られていたりするのはやはりイギリス(あるいは北米オリジナル)のお菓子だ。今日ちょうど、次女の学校の昼食が、文化交流会になっていた(次女自身は、皆とシェアするために巻きずしを持って行った)。そして、デザートに並んだお菓子は、案の定、この島の定番であるジンジャースナップ、ショートブレッド、マフィン、カップケーキ、レモンバーだったそうだ。文化交流会といっても、少数の生徒を除くとほとんどがイギリス系なので仕方がない。

うちの子どもたちはイギリス・北米流のお菓子で満足しているようなのだが、私と妻は、家で作るときには何とか日本で食べなれた洋菓子やそれらのルーツである大陸ヨーロッパのお菓子を再現したくなる。

長女はお菓子作りが好きで、かなり頻繁に家族用やプレゼント用にお菓子を作ってくれるので、それはイギリス・北米流のお菓子では無いレシピにしてもらった。私が食べたいものを反映してもらったのだ。フルーツや栗のタルト、シュークリーム、フルーツのパウンドケーキ、ビスコッティ、アーモンドクッキーなどを作ってもらっている。いずれも、ここでは買えないものだ(美味しいのは)。大変ありがたい。

 

さて、最近、次女がやはりお菓子作りに興味を持ち始めた。彼女の場合、自分が食べたいから作りたい訳で、本当は地元で買えるようなイギリス・北米風のお菓子で彼女は構わないのだと思う。しかし、家族はそうでないものを求めている。

そんな訳で、ここ一週間の間に、次女と一緒に3種類のクッキーレシピを試してみた。試行錯誤のかいあって、カボチャのクッキーとレモンのクッキーについては、妻と長女も気に入り、今後のレシピとして採用となった。イギリス・北米風のお菓子には、サクサクした軽いクッキーが無い様なので、時折それを食べたいという私や妻の欲求を満たせそうだ。次女と一緒に、あと何回かは練習する必要があるだろうが、彼女は自分のレシピとしてモノにする気十分だ。

次女のレシピとして、次にどら焼きを確立して欲しいねというのが妻からのリクエストだ。これにも、次女は大いにやる気を見せている。

 

子どもとやるお菓子作りの試行錯誤はなかなか楽しい。