メープルマウンテン日記

メープルマウンテン日記

森のガーデニング、食べ物の栽培・採集やバンクーバー島での田舎生活など。

自家製の「クリスプ」、それから妻の職場の引っ越しの手伝い

レインコースト・クリスプという製品名のクラッカーは、日本でも販売されているのだろうか。私にはマーシャ・スチュワート風に見えるレズリー・ストウさんの名を北米に浸透させた製品だ。カナダ西海岸バンクーバーでスタートした、地元産の材料にこだわる美味しい上等なクラッカーだ。

 

レズリー・ストウのものはとても値段が高いので、妻の友人はホームメイドを食べるようだ。カリカリに二度焼き(一度目はパンとして、二度目は薄くスライスしたうえでクラッカーとして焼く)した、ドライフルーツ、ハーブ、種、ナッツの入ったクラッカーが、「クリスプ」という名前で家庭で作られるようになってきているようだ。ビスコッティに似たところがあるが、もっと薄くカリカリで、もっと少ない砂糖で作る。

 

妻が、ブリジットのレシピを参考に昨日焼いたものをお茶の時間にいただいた。美味しくできるものだ。私にとってありがたいことの一つは、堅いので、たくさん食べないで満足できることだ。うちの定番になりそうだ。 

 

f:id:kinamika:20200314110609j:plain

タイマーをかけ忘れて焦げたが、問題なく美味しい。


検索するとオンラインのレシピはいくつも出てくる。今の段階では、まだ「クリスプ」のレシピで検索してもうまく探せない。英語で、homemade Raincoast Crisps と検索すると良い様だ。

 

********************************************************************************************

今日は、妻の職場の引っ越しの手伝いに費やした土曜日になった。私だけではなくて、他の職員の家族やボランティアの姿もあった。

 

移転先は、随分大きな場所で驚いた。妻の勤め先は、脳傷害や脳血管疾患によって障害を負った方の生活改善支援をする非営利団体だ。サービスを求める人口が団体の対応能力を超えていて、随分大変そうだ。

 

新しい場所では、既存の設備で、各種アクティビティ(アート、木工、映画鑑賞などなど)の部屋と、事務所に加え、数人分のケアホームが確保できるようだ。建物の外でも、園芸療法的な活動に使える環境が整っているようだ。広い土地に、今後トレッドミル用のジムだとか、追加的なケアホーム施設なんかも建ててゆく構想らしい(予算が取れればということだろう)。

 

f:id:kinamika:20200314174930j:plain

アートスタジオのドアからは、屋根付きのテラスと広い庭にアクセスできる。流し台二つとたくさんの収納スペースも確保できるようで、活動内容の幅が広げられるようだ。

f:id:kinamika:20200314175012j:plain