メープルマウンテン日記

メープルマウンテン日記

森のガーデニング、食べ物の栽培・採集やバンクーバー島での田舎生活など。

ロックガーデンの植え替え

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家の裏の森林保護区との境には、駐車場から野菜畑に至る、細長く平らな場所がある。うちの敷地の中では陽当たりが良い場所だ。ここは、ダグラスファーの根が走る場所で、かつ岩がちで土も薄く、とても乾いた場所だ。木洩れ日のガーデンが中心の私たちの住処では、唯一、ロックガーデン風の植物を植える必要がある場所だ。

午前中に、この地区のロックガーデン風の花壇のうち5つで植物の整理や配置換えをした。

まず、人が通る場所からの見通しがよくなるように、駐車場の近くの花壇からは、背の高い宿根草を除いた。そして、空いた場所に、パフォーマンスが良く背が低い植物を植えこんだ。ウィンターサボリーやセージは、挿し木で根付いたものを使った。ラベンダーは、こぼれ種から生えたものだ。タイムは、新しい色のものを夏に買って株分けできる大きさに育てておいた。キャットミントや黄色のアキレアはシャベルで株分けした。

それから、バンブルビーにとても好かれている植物を3種植えた。春に咲くコトネアスターは、こぼれ種から生えてきたもの。そして、ロシアンセージの為に、3か所の空きスポットを作り、自然生えの苗を植え込んだ。ロシアンセージは今年が一年目だったのだが、パフォーマンスはそれほど良くはなかった(苗はたくさんできたが)。夏の終わりから秋に咲く貴重な遅咲き植物なのだが、今年は9月の初めからずっと寒かったから不振だったのかも知れない。来年に期待だ。それから、ムツコさんにいただいたゴールデンロッドを植え込んだ。これは、セイタカアワダチソウのことで、一時はアレルギーや喘息と結びつけられたが、それはひどい濡れ衣だった。これも、夏の終わりから咲く、バンブルビーの大好物だそうだ。

 

ロックガーデンでも、適材適所な植物選択ができるようになり、だんだん試行錯誤の手間は減っているけれども、ここでは夏のマルチと水遣りの手間は省けない。家から近く、妻が花がら処理や草取りをしてくれる、家族の話題になりやすい花壇なので、新しい植物もうまくいって欲しいものだ。