メープルマウンテン日記

メープルマウンテン日記

森のガーデニング、食べ物の栽培・採集やバンクーバー島での田舎生活など。

6週間後のテテ

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生後8週でやってきたテテも、14週になる。すっかり甘えっ子で表情も豊かになってきた。やってきたばかりの頃、キナと比べもっと自信があって独立した感じだとの印象を持ったが、本当の彼女が見えていなかっただけのようだ。

最初は心細かったのだろう。テテの生まれた場所では、すごい数の犬が飼い主家族と一緒に暮らしていて、彼女は自分の兄弟10頭近くと、また人間の子ども4人とも一緒に過ごしていた。そこが居心地もよかっただろうから、引き離された時に、想像以上に不安だったのだと今になって思う。

やってきた当初は、夜隣で寝て2時間ごとに外に出す私が、まず自分の安全を守ってくれる人だと思ったのだろうか、私が歯ブラシを取りに立つだけでも、とにかくついてきた。今は、ここが自分の家族がいる家だと本当に安心しているように見える。朝誰かが起きる気配があると、妻の、また子ども達のベッドにもぐりこんで、かわいがってくれとくっつく。

考えてみれば、これまでは、何らかの事情でシェルターに来た犬を家に迎えるのが普通だった。そのときは、犬は最初からもっと大きくそれまでの歴史もあり、うちに馴染むのに時間がかかるのが当然だと思っていた。しかし、今回は初めて生後8週間で迎えたので、最初からそのままうちに馴染むような錯覚をしていた。でも、そうではなくて、関係ができて家族になるには1か月かかったということなのだろう。

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