ヘレボアが、随分咲いてきた。満開になるまでにはしばらくかかるだろう。
こぼれ落ちた種からたくさんの芽も出てきた。
うちの環境に合っていて、とても簡単に増やして育てることが出来ると思われていたヘレボアだが、予期せぬ問題が持ち上がった。オリジナルの二株(うちのすべてのヘレボアの出発点たる二株)がある場所で、ウイルスによると考えられている伝染病が発生したようだ。
オンラインで調べて初めて知ったのだが、この病気は、「ブラック・デス」と呼ばれていて、比較的最近イギリスで最初に観察された。その後、北アメリカにも広がり、私の住む西海岸でも増えているらしい。アブラムシに媒介されるという説が有力だそうだ。ヘレボアだけに感染して、感染から1、2年で症状が出てくるらしい。症状が出てきてからその株が立ち直ることは無いとある。感染の広がりを防ぐため、掘り起こして処分すべきものだそうだ。
今日通りかかった時には、4~5株に症状が出ている様に見えた。まだアブラムシの活動はすぐには始まらないだろうから、少しだけ様子を見て、早めに見切りをつけて掘り起こし、処分したい。
4月に、社会活動のバザーで、ヘレボアをメインに販売しようと考えていた。また、何人かにはプレゼントで渡す約束もしていた。販売も、プレゼントもすべきでは無いだろう。あてが外れてしまったようだ。