家の西側は、もともと野生の植物が茂り放題だった。雑然としていたが、美しい素材が盛りだくさんだったので、ガーデンにする作業は2年ほどかけて少しづつ進めていた。
侵略者の大きなイングリシュ・ホリーを取り除いたり、
ダグラスファーの大木の下枝を刈ったり、
デザインを決めて歩道を作ったり、
2本の赤いモミジを植えたり、
低木の大胆な剪定を進めたり、
枯木、枯枝を片づけたり、
岩を一部露出させたり、
水をやるためのホースを設置したり。
それでも、まだどこか雑然とした風景から抜け出せなかった。
ここのところ、妻と娘たちがガーデン作業を沢山手伝ってくれている。そして、勢いにのって、この場所の草取りと掃除を一気にやってくれた。そうしたら、この場所の隠れた美しさが分かりやすくなり、やっとガーデンと呼べるものになった。作業前と作業後の変化に驚かされた。
ここは、90%以上カナダ西海岸固有の植物で占められている、ネイティブプランツ・ガーデンだ。派手なものは無いが、結構個々の植物をとりあげてもきれいだ。ネイティブプランツばかりが良いと思っているわけでは無いが、こういう場所があると、気後変動やその年の天気に敏感でいられる。
入口の植物(右)は、インディアン・プラム。岩を這うサラールは、土が限られているからか背が低い。岩の上は、オーシャンスプレー。
手前の植物がヌッカローズ、中距離がハックルベリー、その向こうの道の両側はオーシャンスプレー。足元は全部サラール。
ヌッカローズは、ちょうど咲き始めたのもある。
野菜畑に至る出口では、ハニーサックルがハックルべリーから垂れている。
ハニーサックルは、もうすぐもう少し開く。
出口の横には大きなショウキウツギがあり、もうすぐ花が開き始めるころだ。
ネイティブプランツガーデンの下の方には、サラールの広いカバーの中、昨秋モミジも2本植えた。
さて、ここまではポジティブなことばかり書いたが、ネイティブプランツガーデンには問題もある。グランドカバーの主力であるサラールに、あちこちで異変が起こっているのだ。うちで起こっているだけでは無い。気候変動の影響だと言われている。
焼けたようなサラールの葉。
スノーベリーの侵入を受けるサラールの茂み。渇きにも強いスノーベリーもネイティブプラントではあるけれども、一般にサラールのように愛されている植物では無い。
サラールは広い面積にわたるため、水をやって守ってやるようなことは出来ない。条件の厳しいところで後退してゆくのは避けられないかも知れないので、その後をどうするか、考えて行きたい。
ネイティブプランツガーデンの中で一か所、まとまってサラールが苦しんでいる場所があるので、そこでは、桜を植えてやることを考えている。桜であれば、根を下ろすまで、根元に1年か2年水をやるだけだし、根付いた後は渇きにも強い。周辺を日差しから守ってもくれるだろう。
自分と家族用の記録ブログですが、興味が共通する方がいるかもと思いました。下をクリックいただけると、新しい人に読んでいただける機会が増えるそうです。出会いがあるかもと楽しみにしています。コメントやご連絡もどうぞ。