6月の花
5月から降り続いた雨がからっと晴れて、乾いた日々がやってきたようだ。今の季節の家の前の花壇の花はエルサレムセージ、キャットミント、フィーバーフューなど。
サーモンベリー、ハックルベリー
うちの周りの森の下草は、シダ類以外は食べられるベリーを付けるものが多い。次女は野生のベリーが大好きで、喜んで食べたり皆に採ってきたりする。4年生になってちょっと幼い気もするが、楽しんでくれて私は嬉しいし、喜んで食べているのをかわいいなあと思う。
今次女が採って食べているのは、サーモンベリー(水辺に多い)とハックルベリー(枯木から生える)。
木陰のベンチ
雨続きで乾く間もないベンチ。週末には暑くなりそうなのでやっと乾きそう。
2年前に置いたが、その年はクマの出没で外で寝そべられなかった。翌年は子どもの病気騒ぎで気が付いたら夏が終わっていた。
樹冠を見上げるととても心地よいので、忙しい妻や子ども達も使ってくれるといいが。
メープルのサラダボール
うちで倒れたメープルの木は、自分で製材して家の内装に使ったりしているが、売ろうとすれば大小それなりに商業価値もあるらしい。最近地元の職人が作ったメープルのボールを土曜マーケットで買ってきた。とてもきれい。サラダが一層美味しい。
ワケギ(walking onion)
うちの畑の主力の一つはネギ類。鹿も兎もナメクジも食べないし、木陰にも春雨にも夏の渇きにも強い。中でも冬を越して早春から収穫でき、株数もどんどん増やせるワケギとチャイブが中心。ここのワケギはトップに新しい株が出来るタイプ。トップがもっと育つと地面に倒れる。そのままだとその倒れた場所に新しい株が根付くが、その前に別の畑に植え替える。
雨の後の森
雨の後の森の散歩は、空気がフレッシュでこの上なく気持ち良かった。
まだ春からの雨が続いていて、池の周辺を歩くと湿地に靴が沈む。森の生活では、一番怖いのは夏の火事なので、雨が多いのはありがたい。
今の季節の森の花
6月の森にも、引き続きネイティブプランツの花が溢れている。次女によると、ハニーサックルは、学校で子ども達が花を引き抜いて口を付け蜜を吸う植物なのだそうだ。やっぱり田舎の子ども達だなあ。
林床を広く覆っている植物の一つが西海岸独特のサラール。ドウダンツツジに花が似ているが親戚だそうだ。今頃本格的に咲き始めて、段々勢いを弱めながらも長いこと順繰りに咲くので、バンブルビーの夏の食糧を保証するのだと思う。レモンリーフの名で日本のフラワーアレンジメントでも知られる。
そして開けて陽が当たる場所では地元のバラの原種、ヌッカローズ。今年は雨が多いせいか花が大きめに見える。
その他、これらは名前が分かりませんが、多分ネイティブプランツだと思います。
夏の初めの花
毎年夏の到来を感じさせるのが満開になってアゲハ蝶の群れるショウキウツギ。
初夏から夏を通して咲いてくれる花の中でうちに多いのはキャットミント。適当に切り戻しする株を混ぜることで、バンブルビーなどの昆虫を夏中引き寄せる。
ぎっしり植えた中のプライベート空間
住んでいるコミュニティで付き合いの多いのは庭友達。やはり好みが共通しがちなナチュラルガーデン系の人が多い。そんな訳で時々お庭紹介もしたい。この週末訪れたお庭は、湾を望む崖の上の住宅地の一区画で成熟した、大小の植物が密に茂るプライベート空間。野生の雑木や草も奔放に混ざった解放感。
カップルの好みを反映して、あちこちの小さな隙間で野菜や果樹栽培。イチゴってピンクの花のもあるんだ。しかもすごく味が強くて美味しい。
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