うちのモミジはまだどれも小さいが、順にきれいな色になってきた。まだ紅葉が始まっていないのもあるし、しばらく楽しめる。


三種のモミジ: ベニオオタケ(中)、コトノイト(右)、オオサカズキ(左)
先日収穫した西洋カリン(クインス)を何種類かの保存食にした。私は庭の植え替えの時期だし、子ども達は学校なので、妻がほとんど一人でやってくれた。

産毛を洗い取って、料理を始めるまえの西洋カリン

干しカリン。うちの真面目なテイストのハーブティーが、干しカリンを加えてやることで味も色も楽しいものになる。ちなみに、うちのバーブティーの中身はレモンバーム、セルフヒール、ミント、セージ、オレガノ、アガスタ―チェ、スギナ、ビーバーム、ラベンダー、レモンバーベナ、ローズヒップ、ラベージといったところだ。

カリンジュース。皮を剥いて芯を取り、ひたひたの水に煮だしただけのものだ。皮も布につつんで一緒に煮る。うちではお湯で割って、蜂蜜を入れてお茶にする。

カリンジュース(奥)と布にくるんで煮た皮を取り出した後のカリンの実(手前)は、砂糖を加えてジャムにした。

これはカリン酒。ここではウォッカで作る。

増え続ける瓶詰め収納用に、昨日新しい棚を一つ作った。
食べ物といえば、畑の残りの収穫を終えた。また、ここのところ、森林破壊につながるというパームオイルの入ったお菓子を我慢するため、スナック用の干し野菜をたくさん作って消費している。

青物などを畑から収穫し終え、あと今年食べられるのはネギ類だけ。

うちのディハイドレーターは良く稼働している。それに加えてウッドストーブの側での自然乾燥も利用する。私の一番好きなのはオクラとズッキーニかな(ごま油と塩をまぶして乾燥させる)。

クコの実は、乾燥させるために木を植えたが、今年は生食にしている。美味しいとは言えない気がする。
土に湿り気が戻り、植物の活動も止まり、かつまだそれほど寒くない今がガーデンの植え替え時期だ。今年の植え替えは、思ったより大掛かりなものになってる。そうなったのは、場所によりそれぞれの事情からだ。

この場所では、小さなテーブルと椅子を二つ置きたいという家族の希望から、ガーデンベッドを一つ空にし、石積みと砂利で平らなスペースを作った。

鹿に食べられることが判明して避難させている植物達に場所を与えるため、このエリアを柵で囲うことにした。それで、これまでの草花を全部取り去り、避難させてあった植物達を植え込んでいるところだ。

隣の花壇も玉突きで総入れ替えに近い作業だ。
ところで今日、住んでいる町の役場が夏に行った住民のサーベイ(1200名程度が回答)の結果が、レポートとして開示されたことを知った。ここの住民は、経済や職よりも環境・水保全や農業・レクリエーションを重視するとの結果だった。リベラル気質のバンクーバー島で、その中でも特に環境コンシャスな土地柄だという日ごろ感じる特徴を、そのまま表している。この町ではダウンタウンにホームレスの姿が多かったり、隣町より成長が緩慢だけれど、そういったことは住民の希望の反映なのだなと改めて思った。私はここが気に入って住んでいる。


自分と家族用の記録ブログですが、興味が共通する方がいるかもと思いました。下をクリックいただけると、新しい人に読んでいただける機会が増えるそうです。出会いがあるかもと楽しみにしています。コメントやご連絡もどうぞ。
