ワラビ

ブリティシュコロンビアにもワラビはたくさん生えていて、日本のものより大きめだが、その他の違いは無いように思う。うちでも、林縁に沢山出てくる。ぬめりや香りがあって美味しいし、また冷凍保存したものは水分が抜けるので、炒めたり炊き込みご飯にして食べている。子ども達にとっては、食べるより収穫する作業が面白い様だ。

日本や韓国では広く食べられていると説明しても、地元の人に理解してもらえないものの一つがワラビだ（その他にも、ウニとかつくしとかいろいろあるが）。アジアで食べられていることを知っている人も、「発がん物質が含まれているから食べない方がいいよ」と親切心からアドバイスしてくれる。代わりにコゴミ（あるいは類似のセイヨウメシダの芽）を食べなさいと勧めてくれた人もいた。

あく抜きをすれば問題ないよと説明するが、それに加え、私の母親から数年前に言われて、今では頭のところを捨てて茎だけを食べる様にしている。

うちのような酸性土壌の斜面（斜面は水はけが良い）で、湿気のある所を好む様だ。当然、庭を芝生にして芝刈りをするようになると、ワラビのような植物も消えてしまう。うちでは、森や林縁の下草をそのまま保持してしているので、ワラビも今のところ苦労も無く収穫できる生物多様性の産物の一つだ。

下の流れ沿いのフキも大分茎が伸びてきた。今年はここでも少し収穫しても良いかも知れない。

自分と家族用の記録ブログですが、興味が共通する方がいるかもと思いました。下をクリックいただけると、新しい人に読んでいただける機会が増えるそうです。出会いがあるかもと楽しみにしています。コメントやご連絡もどうぞ。

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