うちは四人家族なのに、果樹は何十本も植えてある。うちの果樹は、限られた日差ししか受けられず、しかも森の大木が根を張る中で水や栄養素を争わなければならないので、私達は一つ一つがたくさんの果実を生産することを想定していない。様々な種類の味の良い果実が、時期をずらして少しづつ収穫できるようになることがゴールだ。だから植えた種類は豊富だ。
その中で、2本のプラムは恵まれている。最初から比較的広い空き地に植えることが出来たし、近くの大木はダグラスファーで、根をあまり横に広げず、下に向かって伸ばす性質の樹木だ。その上、この2年間に3本の大木が南と東から無くなり、割と陽当たりも良くなった。
一つ問題なのは、同時に植えた二本の木の開花期がほぼ重ならないことだ。中国原産のプラム(それなのになぜか、北米では「ジャパニーズプラム」と呼ばれている)なので、二本で交配しないと果実が出来ない。地元のナーサリーで同時に選んでもらった2本だが、こういうこともある。
実が出来ないので、1年半前に、3本目のプラムを近くに導入した。スペースがなかったので、大きくならない(はず)のものだ。事前に調べたとおり、昨年は実際に既存の2本の間に花を咲かせ、両方の木を受粉させてくれた。
ところが、今年は、3本目の小さな木にほとんど蕾が付かなかった。数えるほどのものが、今咲いてきている。これで2本のプラムの木に果実が出来るだろうか。私に出来ることは無さそうなので、見守るしかない。
さて、プラムの木の周囲の畑も準備ができ、少しづつ種蒔きが進んでいる。3月中旬に長女がスイスチャードとマーシュの種を撒いてくれた。そして4月の初めには、妻と長女がコリアンダー、カイランとルッコラの種を撒いてくれた。次は、そろそろレタス、エンダイブ、カブだろうか。
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