昨日、アンティーク家具の修理業を営むボニーさんのことをブログの記事に少し書いたら、ちょうど今日の朝になって彼女から電話をいただいた。ボニーさんの敷地の一角に、私が畑を作って野菜の栽培をしたらと勧めてくださったのだ。
ボニーさんは、私たちのところが全体的に木陰で、陽当たりのたっぷり必要な野菜の栽培が難しいことを知っている。それで、陽当たりのたくさん必要な野菜については彼女のうちで栽培したら我々も自家製のトマトやらカボチャやらを楽しめるだろうと考えて下さったのだ。水源は二つあるそうだし、彼女の飼ういろいろな動物を邪魔せずに畑に辿り着くルートもあるそうだ。
もう一つ畑を増やす余裕が私にあるかな、というのが第一印象だったが、午後一番に早速畑を作ってもいいという場所を見に行った。
ボニーさんのうちを訪ねるのはいつも楽しい。
さて、畑のことだが、ここへ来て見ると、やはり陽当たりが素晴らしい。私が耕してもいいのはボニーさんの畑にすぐ隣接する場所で、小さな畑でも、大きな畑でも良いそうだ。
妻と子どもたちは、大乗り気だ。特に、子ども達は、水遣りのたびに動物と遊べるのが楽しみなのだろう。
しかし、私は、まだ自分のところの畑の用意すら終わっていない現実を考えてしまう。今年は、野菜を栽培する場所を3か所にしたし、メインの野菜畑は2倍以上の面積に拡張した。まだ、土の用意も、トレリスの設置も終わっていなくて、種蒔きに何とか間に合わせようというところだ。また、ここの気候では、夏の畑の水やりだって必要だ。
夕食のときに、家族で話し合った。妻には、収穫だって大変だよということも思い出してもらった。うちは、食べ物は野菜畑だけではない。森の収穫物もたくさんある。既にフキノトウやスティンギングネトルも収穫しては保存食も作ってきたが、気が付くと、ワラビも収穫の時期だし、もうすぐフキやメイプルの花だって収穫期だ。フラワーガーデンも結構広大だし、果樹やベリーだって収穫が増える(はず)。本当にやれるかな、と質問を投げかけた。確かに、今あるもので目一杯かもね、とは言ってもらえた。
一方で本当のところ、私自身も魅力を感じる。ボニーさんは、農業が本業だったこともあるし、心はファーマーなので、私にとってとても良い先生だと思う。作物の選択と集中で、作業を限定する方法もあるかも知れない。ジャガイモだと、雑草に覆われた土を耕しておけば、一年目は土壌改善も無しによく育つそうだ。マメなんかも、土壌改善作業は要らないだろう。アーティチョークは、最初に堆肥を混ぜてやることは必要だが、一旦植えてしまえば、その後収穫までジャガイモとマメの世話のついでに水をやるだけだろう。このくらい限られたものの栽培にしておけば、手間を抑えて、持てる時間の中でやれるかも知れない。
どうしたものか。もう畑を用意する時期なので、近日中に決めなければいけない。
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