メープルマウンテン日記

メープルマウンテン日記

森のガーデニング、食べ物の栽培・採集やバンクーバー島での田舎生活など。

牛糞堆肥到来

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牛糞堆肥を取りに行った近所の農場

 

生まれ育った農場で主にヤギの放牧をしているジニーに、トラック一杯分の堆肥を譲ってくれるようお願いしたのだが、弟さんの野菜畑で使用されてしまい、残っていないとのことだった。もともと、牧草地に落ちたまま放置しているヤギの糞が多く、山積みにして堆肥化しているものは少ないらしい。

 

そこで、トラックを持っていない私の代わりに、私の家の近くの酪農家のところから、牛糞堆肥を運んでくれた。

 

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同上

 

うちでは家畜は飼っていないが、森の中で暮らしているので、堆肥にできる材料としては、メープルの落ち葉が大量にあるし、雑草やガーデンプラントからもたくさんの材料が発生する。いずれは、暮らしている森の生態系の中で、土づくりも完結させたいと思っている。

そうはいっても、堆肥を作る場所や、直接畑や花壇の中へ、落ち葉などの材料を運んだりするつもりなので、自然放置の土づくりアプローチでもない。うちでは、敷地の大半を占める森は概ね自然放置だ。しかし、もともとあった7か所ほどの森の空き地で食べ物を育てていて、そこでの土づくりには有機物を運び込むアプローチをとる。

 

これまでは、果樹、宿根草野菜(フキ、ルバーブ、ミョウガ、カマス、ラベージ、ワケギ、チャイブなど)やベリーの栽培が中心だったのだが、今年から、一般的な野菜作りに力を入れるところなので、野菜畑拡張の為の有機物がたくさん必要だ。しかも、やりながら考えているのが実情なので、前もって堆肥作りをしてきていない。

 

それで、今年は外から堆肥の持ち込みとなった。今後、持ち込みを減らしてゆけるとは思っている。

 

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これまでの枯葉や枯草の利用は、そのまま果樹園や畑・花壇の植物の周囲に敷くシートマルチ方式だったので、積上げて堆肥化するのにどのくらいかかるかよく分かっていない。上の写真で、11月に積み上げたものは、まだあまり堆肥化が進んでいないようだ。ムツコさんに聞くと、彼女の家では、台所からの材料も混ぜて、一年くらいで堆肥化するとのことだ。うちではどうだろうか。