メープルマウンテン日記

メープルマウンテン日記

森のガーデニング、食べ物の栽培・採集やバンクーバー島での田舎生活など。

粘土質の畑にバークマルチを入れる

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家の西側の野菜畑の拡張地からは、昨年のうちに果樹、フキ、ゴボウなどを取り除いたので、今は空いている。ここでは、水も肥料も無しで果樹の育ちが良かったので、土中の水分も多く、栄養素も豊富なのだと思う。水が多いのは、人工的に掘った貯水溝の中に保水力のある有機物をたっぷり埋め込んだからかもしれないし、斜面の上の沼地の水が助けになっているのかも知れない。栄養素が多いのは、粘土質な土ゆえだろうか。

 

それにしても、ここの土はとても粘土質で、夏の乾期には表面がかちかちに固まる。このままでは野菜の栽培には向かないので、土壌改善の為有機物をたっぷり持ち込むことにした。昨年のうちに、メープルの枯葉をたくさん持ち込んだ。そして、ここ何日かで、バークマルチもたっぷり持ち込んだ。

 

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持ち込んだ枯葉とバークマルチをこれから土に鋤き込むことで、これまでより保水力が高くまた野菜の根が活動しやすい土壌ができることを期待している。さらに、来月早々に牛糞堆肥も持ってくる予定だ。今のところ、牛糞堆肥は土に混ぜ込まずに、畝の上に広げて、その上に野菜を植えたり種蒔きをしてしまおうかと思っている(耕す手間を省くためだ)。ただし、堆肥を売ってくれる農家から運ばれてきたものを見てから、この辺りのことを決めたい。

 

拡張地の隣では、果樹の下にフキの花が咲き始めている。収穫しないうちに開いてしまったフキノトウが多かったので、たくさん咲かせることになった。昨年は、この花に、バンブルビーがたくさん張り付いた。今年は、今のところまだバンブルビーは見かけない。まだ時期が早いのだろうか。それとも、冬越しに成功したバンブルビーが少なかったのだろうか。

 

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