メープルマウンテン日記

メープルマウンテン日記

森のガーデニング、食べ物の栽培・採集やバンクーバー島での田舎生活など。

果樹の剪定

この冬の果樹の剪定を、半日かけて済ませた。

 

この辺りでは、果樹はオープンセンター型かセントラルリーダー型のどちらかに剪定するというのが一般的なセオリーだ。

うちでは、出来る限り最も収穫しやすく実りも多いと言われるオープンセンター型を目指すのだが、普通のオープンセンター型ほど水平に広げず、V字型に斜め上に伸びてゆくようにしている。そうしないと、果実の重みで枝が下がってきたときに、鹿にやられてしまうからだ。経験から学んだことだ。

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うち流のオープンセンター型に剪定したプラムの木

 

また、最初の頃に植えた果樹や、ナーサリーで垂直に幹が育ちつつある苗しか見つからなかったものなどは、セントラルリーダー型に剪定している。 

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セントラルリーダー型の梨の木

冬の剪定は一通り実施したが、果樹については、まだ新しい木の鹿柵設置などの仕事が残っている。数えてみると、花木も含めて少なくとも13本の木に設置する必要がありそうだ。加えて、4本の新しいモミジにも鹿柵を設置するか判断しなくてはならない(モミジは鹿に狙われることは少ないが、皆無ではない)。

 

ところで、今年もプラムの木にはしっかり蕾がついている。2本あって、確かサツマという品種と、ビューティーという品種だったと思う。昨春、2本の木の花の時期がずれていることに気づいた。ちょうど一つの木の花が終ると、もう一つが開花してくる。それで、良く実がつくように、3本目の木を導入した。処分品で安く買ったサンタローサという品種だが、資料によると二つの木の中間に花を咲かせるはずだ。楽しみにしよう。

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プラムの木の一つ。よく花が咲きそうだ。