花木の剪定については、ある程度自然任せにしながらも、基本的なことはしている(枯れた枝と不要な徒長枝やひこばえは落としているし、また中の風通しを良くしたりする)。一応、花木によって剪定の時期を変えたりもしている。
それらに加え、うちでの特徴として、鹿柵から出来るだけ早く卒業させるための樹形づくりの剪定をする。一般的には木をもう少し早いうちから横に広げさせるかなとは思うものの、それでは鹿柵にぶつかるし、鹿の届かない木になるのが遅れるので、早く上に伸びるように導き、鹿柵を取り外せるようにするのだ。鹿柵を外すと、草取りや草花の植え込みが容易だし、気分も良い。
鹿を念頭に剪定するのは、大きくなる花木だけではない。一般的には地面から複数の枝を生えさせて低木として扱う植物でも、一本の幹を形成させて上に伸ばし、鹿から逃れさせることがある。下のローズオブシャロンは、ナーサリーでそういう樹形になりつつあるものを買ってきた。
昨年、やはり鹿がやってくる友人の庭で、花木について同じようなことをしているのを見つけて、やっぱりそうですかと話しが弾んだ。