メープルマウンテン日記

メープルマウンテン日記

森のガーデニング、食べ物の栽培・採集やバンクーバー島での田舎生活など。

ポットの整理

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植物とポットサイズのミスマッチ


家の周りには、鹿に食べられる植物が鉢植えされている。鹿の立ち入りを防ぐ柵が有る訳ではないが、犬や人のにおいを嫌うのだろうか、ここではあまり鹿の被害が発生しない。家の玄関口側には陽当たりが必要な植物が、またデッキには日陰を好む植物が中心に置かれている。

それぞれの植物が別々の時期に、また異なる経緯で鉢植えになっているので、合理的でない鉢植えが多い。ノリウツギやセイヨウカンボクは小さすぎるポットに入っている。アメリカシャクナゲも同様だ。逆に、いろんな宿根草に不必要に45リットルや70リットルの大きなポットを使ってしまっている。また、冬の雪に備えた配置にもなっていない。

そこで、今日鉢植えを整理して、この冬と来年に備えた。

セイヨウカンボクは、ロックガーデンに移植した。とても土が薄い場所だが、盛り土をしてやったので、他の植物と一緒に定期的に水をやれば大丈夫だろう。鹿の届かない高さになるまでは、フェンスで囲っておかなければならない。真っ直ぐ上に向かって伸びている2、3本の若い茎だけを残して剪定してやることで、成長を上に向かわせるつもりだ。

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セイヨウカンボクは、ここで陽当たりを得て成長するだろう。

ノリウツギは70リットルのポットに、アメリカシャクナゲは45リットルのポットに移した。

逆に、たくさんの宿根草から、大きなポットを取り上げた。ワイルドストロベリー、ナデシコ、2種類のオカトラノオ、フロックスなどだ。

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植物とポットのサイズをマッチさせた。

さて、今日の作業の成果も加わって、思ったよりもたくさんの45リットルと70リットルの空きポットを確保することができた。

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空にすることができた大型のポットを、トマト栽培予定場所に並べたところ。

これだけあれば、夏のあいだ陽が良く当たる家の前のテラスで、何種類かの陽当たりが必要な野菜を試せそうだ。トマトを中心にして、その他ナス、何らかのマメ、アーティチョークなどを試すことになるだろう。昨夏の経験から、早生の品種にこだわることが大事だと思う。ガーデンベンチが置けなくなってしまうが、妻はガーデンベンチの置き場所は他で探そうと二つ返事だった。

 

最後に、アメリカシャクナゲやユーフォルビアなど、雪の重みで枝が折れてしまうような植物は、屋根から雪が落ちる場所や雪かきで積み上げる場所から移動した。また、屋根からデッキに落ちる雪を、雪かきして下に落としやすいポット配置にした。

冬の気候になる前にやっておくことが、他にもいろいろある。