メープルマウンテン日記

メープルマウンテン日記

森のガーデニング、食べ物の栽培・採集やバンクーバー島での田舎生活など。

カマス畑作り

カマスの球根。48時間程度蒸してやることで、栗とポテトの中間のような味で、少しもちもちした食感のある食べ物になるそうだ。

掘り起こしておいたカマスの球根を、さすがにもう地面に入れなくてはいけない。今使用中の三つのカマス用ベッドは既に結構な量の球根が入っているし、夏の間に種もたくさん落ちたはずだ。そこで、予定しているあと五つのうち、新たに三つのベッドを使えるようにして、球根を植え入れた。

二つのベッドはヘレボアガーデンの下に、もう一つはゴボウ畑の近くに作った。

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植わっている植物を取り除いた。このベッドの場合、チャイブが植わっていた。うちでは、ネギの栽培を増やしているため、チャイブの活躍場面は減りつつある。

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肥料代わりに、周辺の落ち葉を入れた。

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将来カマスを収穫しやすいように、土を厚くビルドアップしたい。そこで、バークマルチをたくさん投入した。バークマルチは栄養素が少ないが、菌や微生物の活動と、毎年の落ち葉の効果に期待したい

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こちらでは、下が芝生やその他雑草だったので、その上に落ち葉とバークマルチを厚めに乗せた。

球根を植える前に、耕すことを予定していたが、時間切れでもあり、そのまま球根を入れた。ネイティブの土に球根が届くよう、深めに埋めた。

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残り二つのカマス畑予定地は、草と落ち葉を積み上げてある。あと一年か二年堆肥を積み上げ続げて、土をつくるつもりだ。この場所は、盛り土のベッドにしないと、雨期に水に浸る可能性がある。


カマスを一度も食べないうちに、これで六つの専用ベッドを設置して植え付けたことになる。もう二つのベッドの予定も決まっている。人づてで聞いた話で、これは旨いに違いないと確信してしまったこともあるが、カマスは何といっても綺麗だし、ネイティブの昆虫との相性が良いし、また乾きを全く問題にしない。食べたいという一心だけに突き動かされている訳でもなくて、もともといつか増やしたいと思っていたのだ。