メープルマウンテン日記

メープルマウンテン日記

森のガーデニング、自家用有機農業やバンクーバー島での田舎生活など。

下の道沿い

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今日までに来年の為の植え込みをほとんど終えた砂利道沿い

やめておけば良かったと何度も思ったのが、2年前に始めた下の道沿いの植え込みだ。砂利を入れ直して、道から水が両脇の溝に消えるように工事をしたのをきっかけに、きれいにしようと努力を始めてしまった。家から200メートルくらい離れていそうなこの場所で一人で作業をしていると、これは本当に自分の生活を楽しくしているのだろうかと何度も疑問を持った。

土手の上に木を植えたところまでは良かった。モミジ数本、桜、マルメロ、ハナミズキ、リンゴ、花スグリとシャクナゲを何本か。これらは、年月とともに良い風景を作ってくれると思う。

問題は、木を植えた土手の上から道路までの間を何とかしようと働き始めてしまったことだ。確かに、作業を始める前はきれいとは言えなかった。わらび、つくし、イネ科やイラクサ科の雑草などの地場の植物に、外来の様々な雑草が入交り、見栄えは悪かった。しかし、一昨年、昨年の植え込みは、気持ち的につらい作業だった。

まず、場に適した植物が何か分からなかった。広い面積なので、植物を買うことは考えず、手元にあるもので植えこんだり種を撒いたりした。砂利を敷いた業者さんに草をこそぎ取ってもらってあったので、そこからスタートした。しかし、明るいところも暗いところもあったし、乾期には全体的に乾燥がきつかった。一方で、雨期には数か月間表面を水が流れる場所もあった。極端な粘土質の部分も大きかった。結果として、植えた植物の育ちが悪く、種から出た外来植物や地下茎から再生してきた雑草に覆われることになり、一年目の夏にはとても見栄えが悪いものになった。またそこからは草取りの負担が気持ちの上で大きかった。

良く育った植物も、必ずしも正解とは言えなかった。家の周りでメンテナンスできるところでしか使えない植物だと判明したものもあった。例えば、ローズカンピョンなど、水を全くやらないこの場所では、タイミングよく花茎を切ってゆかないと見栄えがとても悪い(無論そんなことはできない)。

それでも、2年目の夏に、暗い部分ではドロニクムとワイルドゼラニウムが何とか良い感じに地面をカバーし、花を咲かせ始めた。明るいところでも、土手や道端でシダ(ソードファーン)を中心にしたところが、だんだん良くなりそうな希望を持たせた。

来年、3年目の夏に向けて、もう放棄すべきか努力を続けるべきか、妻に聞くと、「あそこは皆が見るところだから、続けた方がいいよ。夏に来た人の評判も良かったよ。」と言ってもらえた。今年の状況でポジティブに見てくれた人がいたというのはありがたかった。それで先週頑張れた。

さて、来年については、道端は、入り口から、シダ、白い固有種のノコギリソウ、クロコスミア、フォックスグローブ、ドロニクム、固有種のゼラニウムと植えこんだ。土手の斜面は、シダとイネ、クロコスミア、ハハコグサ、クサソテツだ。全部、たくさん植えた中から適性を証明した少数の植物だ。

そういえば、今回作業している間は、通りがかりの人と結構楽しい会話が続いた。道の反対側の森林オーナーやその知り合いの方々だが、私自身がだんだんこの下の道にいるときの気持ちがポジティブになってきたから、会話も弾みだしたのかもしれない。

  

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続きの家に登る坂でも、これまでにテストしてうまくいった植物を今月配置する予定。今年は植え込めるだけの苗ができている。シダ、クサソテツ、ヘレボア、シャクナゲ、ブルネラ、ワイルドジンジャー、プリムローズ、ドロニクムなどだ。この道になると、家がすぐ見える場所なので作業もより楽しい。