メープルマウンテン日記

バンクーバー島にて。森に溶け込んだ庭、畑や食べ物作りを探索中。森の焼失時には農場に転換することも思案中。
地元社会のことや、日本人家族がカナダの田舎で暮らす中での雑感も。


雨期を越した池、春の作業、アヒル、鶏、ウズラ

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うちの一番上の池は、過去2年連続で雨期に堤防が決壊していたが、昨年9月に数日間かけて手作業で本格的に補修し、この雨期は決壊なしに乗り切った。とても嬉しい。

 

もう雨期が明けたと言えるだろうが、この時点での水位は、低い方の排水溝からさらに20センチ程度下がったところだ。堤防は崩れない強度に出来たと思うのだが、水が浸み出すことまでは完全には止められなかったようだ。乾期のスタート時点で、堤防ギリギリまで水位を上げておくようにする将来展望だったが、それは実現しなさそうだ。これで満足することとしたい。

 

昨年春は、堤防が決壊していたので、今年よりもさらに低い水位から乾期をスタートさせたが、秋まで池の水は枯れなかった。今年の方が水位が高い訳だが、水が枯れるかは乾期の厳しさ次第だろう。

 

水が枯れるか枯れないかで、池の生態系は変わるかも知れないが、どちらにせよ、池がもたらすささやかな生物の多様性は今年も観察できると思う。

 

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奥のラズベリーパッチでは、ちょうど新芽が開いてきている。

 

池の半分はピンクの花が咲くサーモンベリーに囲まれているし、池の周囲に植えた八重桜、二本の梨の木、クラブアップルが育ってきているので、今月後半には色彩が増えるだろうと思う。

 

 

週末に子ども達と済ませた作業は、冬の間に池の上で倒れたバルサムモミの片づけと、池の周辺の植物への肥料(アルファルファミール)やりだ。池から少し離れて、リンゴ、イチジク、2本の栗の木、花プラム、八重桜、2本のニセアカシアも植えてあり、これらにも肥料を施した。

 

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長女はラズベリーパッチで草取りと施肥の作業中。次女は犬のテテ(8か月)を池で遊ばせているところ。

 

 

作業をしながら、アヒルを試し飼いすることについて少しだけ考えた。

 

アヒルをこの池の近くで飼うか、またはここまで泳ぎに連れてくることをイメージしていたのだが、これはどちらも良い考えではなさそうだ。この池の周りの植物には、バンブルビーの食料となるネイティブプラントが多く、あまりアヒルに食い荒らされたくない種類のものだ。それに、この池にネットを被せでもしない限り、白頭ワシにアヒルがさらわれないようにするには、ずっと貼りついて見ているしかないだろう。

 

やはり、家の近くで最小限の2羽を飼って、小屋とプールを用意してやるしかないのかなと思う。そうすると、井戸水を使わなければならなくなるから、井戸への負担がまた増えることになってしまう。

 

そもそも、本当にアヒルを飼うべきなのか、もっと考えた方がいいように思う。もともと、山火事で森が焼失したときに、ここを農場に転換しようかというアイデアから始まったものだ。土づくりに動物を使いながら、動物自体も生産物としたいと

 

しかし、アヒルが本当に一番良いのだろうか。一般的に、果樹園の土づくりにおいてはアヒルの利用が多く、野菜畑の土づくりにおいては、鶏の利用が多い(と思う)。自分達には、どちらが向いているのだろうか。

 

また、寒さに弱い鶏に比べ、ここでは寒さに強いアヒルの方が飼いやすいと思ったが、寒さに強い鶏もあるようだ。それに、私は試し飼いではアヒルの方が人に懐くかと思ったのだが、妻の小学生の時に飼っていた鶏は毎日学校から帰ると出迎えに来る、とてもかわいい子だったらしい。

 

そして何と言っても、現時点で住んでいるのは森の家であり、森にストレスをかける家畜の放し飼いは今の環境に合っていないのが現実だ。野鳥と親しむかウズラでも飼う方が今の環境に合っている。何らかの自然現象で、森の一部がもう一つぽっかり空くようなことがなければ、試し飼いには相当無理がありそうだ。

 

兎も角、まだあまりに勉強不足で、試し飼いに実際に乗り出すには早すぎる。上滑りしているので、試し飼いは先送りにしてゆっくり考えた方がいいと思う。

 

 

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扉の外のイングリシュガーデンベンチ

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昨年6月、勝手口の外のガーデンベンチ

 

去年お隣のスミスさんにいただいたお手製のイングリシュガーデンベンチは、昨夏を通して勝手口を出た石畳の上に置いてあった。外に出て妻や子ども達を待っている間、あるいはガーデン作業の合間に足を上げて日向に寝転がりたいとき、気持ちの良い居場所だった。

 

今年は、家族で野菜の栽培に力を入れることになり、勝手口の外にも大きなコンテナが並んでしまっている。気が付くと、ガーデンベンチの置き場所は考えていなかった。

 

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雨期に家の中に避難し、そのまま荷物置き場になっているガーデンベンチ

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同じく、家の中に避難したのはいいが、そこで子犬だったテテに噛み跡を付けられたサイドテーブル

 

スミスさんは、私たち家族がカナダで何とか生活を立ち上げた際にとてつもなくお世話になった方だ。いったい、どれだけ助けていただいただろう。家の周りの倒木を家のリフォームに使う技術を、大変な労力をかけて教えて下さった。その為に、倒産した木工所で開催されたオークションで高品質のテーブルソーを格安で入手し、うちへ運んでセットアップして下さった。雪の日には、溝に落ちた私の車をトラクターで引っ張り上げて下さった。足りない道具をいつも借りてばかりいる。私のストレス解消に、ボートで海に何度も連れて行って下さった。数え出せばきりが無い。何より、コミュニティの難しい人たちとの接触で困った時など、いつも適切なアドバイスをいただきとても助かった。

 

それで、一昨年、スミスさんがボートの船室の古いクッションカバーを全て取り換えるときに、外注すると40万円もかかり困ったなと言っていたので、これまでのお返しの一部ができるチャンスだと思ったのだ。工業用ミシン無しでは大変な仕事だったが、妻が頑張って仕上げ、とても喜んでいただけた。近所の人から聞いたが、スミスさんは嬉しそうに訪れる人にカバーが新しくなったクッションの山を見せていたそうだ。

 

妻にとっては大作業だったが、我々もやっと貢献できて嬉しかった。何の見返りも想定していなかったのだが、お礼にと頂いてしまったのがイングリシュガーデンベンチとサイドテーブルだった。

 

やはり今年もガーデンベンチを同じ場所に置きたいなと思う。

 

コンテナは、日陰に移動して葉物野菜やミョウガにしてしまおうかな。予定していたトマト、インゲン、キュウリは、裏の野菜畑の陽当たりの良いところだけにしておこうか。第一、冬の間に根腐れした大木2本を切り倒したので、裏の野菜畑の陽当たりは、今となっては勝手口の外より良くなったようだ。それに、ボニーさんのうちでの野菜の栽培も考えているので、野菜栽培計画は当初の想定よりも大きくなっている。

 

季節の変わり目には、小さなことかも知れないが、いろいろ決める必要がある。

  

 

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4月初めのバンブルビー(ネイティブプラントのシーズン)

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東京からここに引っ越してきた2012年に、たくさんの太ったバンブルビーがコトネアスターに群れるのを見て、何てかわいらしい昆虫だろうと思った。

 

この地では、花粉を媒介する主力はもともとバンブルビーであり、ミツバチは人間が持ち込んだ外来種であることもしばらくしてから知った。

 

うちのように、バンブルビーの健全な生育数が維持されている生態系に囲まれて住んでいられるのは、カウチンバレーのような田舎でも当たり前ではないこともだんだん分かった。

 

住み着いてしばらくしてから、庭の花を増やす努力を始めたのも、庭と周辺のバンブルビーの食べ物を増やしてやりたいと思ったことが大きい。植えてきた植物が、バンブルビーの食糧源に貢献している様子は目で見ることができる。春のスタートから今までをとっても、バンブルビーが最も飛来してきていたのは早咲きの桜とフキの花だ。ヘレボアやクロッカスなどなどもしっかり交配されるので、食糧源になっているのだろう。

これから例年果樹も交配されるし、初夏の花までバンブルビーがたくさん来る。ところが盛夏になると、庭からバンブルビーが一時的に消えるようなので、この間どこへ行くのか、解明したいなと思っている。

 

 

さて、今現在の庭では、バンブルビーが大きな羽音を立てて止まっては離れを繰り返しているのは、ハックルベリーなどのネイティブプラント中心だ。ほとんど私が植えたものではなくて、自然生えの植物達だ。

 

ここのハックルベリーは、酸っぱくて味の濃いオレンジ色の実をつける種類だ。木陰の倒れて朽ちた木や、朽ちた切り株から生え、素敵な葉色と樹形なのだが、移植は出来ない。今の時期、よく見るとピンク色の小さな花がたくさん付いている。バンブルビーは、これが大好きだ。

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ハックルベリーの花は、少し離れると咲いているのが分かりにくい。

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少し、既に果実も形成されている。初夏に成熟するのだったと思う。とても美味しいが、小さくてたくさん集めるのは大変だ。

 

シューティングスターは、 森の中の苔の上に集団を形成しているのをよく見かける。うちでは少ないが、適切な場所に移して世話をしてやれば増やせるのだと思う。

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そして、最近咲き始めたばかりなのが、サーモンベリーだ。この花も、バンブルビーの大好物だ。これも初夏に実が成熟するのだったと思うが、小鳥があっという間に全部食べてしまうので、あまり食べられない(それほど美味しいとは思わない)。

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以上は、全て自然生えのネイティブプラントだが、園芸用植物の中では、馬酔木(アセビ)が、ハックルベリー並みにバンブルビーを集めている。

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これから、いっそう春らしくなるにつれ、花スグリ、オレゴングレープ、カマス、サンザシ、ソロモンズシールといったネイティブプラントが咲いて、バンブルビーを集めるのが恒例だ。 これらのネイティブプラントもほぼ全てが自然生えだが、3本の花スグリだけは私が農業用品店で買ってきたものだ。

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オレゴングレープ。黄色の花が咲く。

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ソロモンズシール。これから背が伸び、白いひょうたん型の花がいくつも垂れ下がる。


バンブルビーは、今の時期にはこれらのネイティブプラント達を最も好むようだが、それでも、果樹を交配することは忘れないようだ。今はプラムが咲いているが、これからチェリー、梨、リンゴ、ラズベリーなどが咲いてくると、これらにも例年いくらかバンブルビーを見かけるし、実際交配される。バンブルビー一匹でもその花粉媒介能力は大変強力なのだそうだ。

 

 

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4月初めに咲いている花壇の草花

うちの春の庭では、桜、シャクナゲ、クラブアップルなどの派手な花木や、大きな面積をカバーするドロニクム、カマスといった花が目立つようだ。でも、私の頭の中では、バンブルビーの食料になるネイティブプラントや、控えめな花壇の草花の占める割合が見かけより大きい。

 

これら今(4月初め)咲いている花壇の草花は、いずれも鹿に耐えられることを証明して、うちに根付いたものだ。より多くの草花が、鹿の食害を生き残れなかったので、生き残っているものには愛着がある。

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オーブリエッタ

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カウスリップ

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僅かに咲き始めたドロニクム

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ヘザー

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ヘレボア

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ヘレボア

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ヒアシンス

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イングリシュプリムローズ

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スイセン

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ビンカマイナー

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ワイルドバイオレット



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バンクーバー島の3月下旬はプラムの花の季節

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野生のプラムの花

 

毎年3月に、カウチンバレーの田舎道で車を走らせていると、白とピンクに咲いた沢山の花木に目を引かれる。 カナダの西海岸に引っ越して来てから何年かは、それらが何の花か分からず、調べるきっかけも無かった。

 

日本では、桜の季節の前に見頃になる代表格は梅だが、こちらで桜の季節に先立ってあちこちで咲くこれらの花は、プラムの木だ。大きく分けて3つの種類がある(と思う)。

うちの庭で観察していて、なるほど、外で咲いているのはこれらだったのかと分かったのだ。

 

うちにはここではあまり見かけない早咲きの桜(河津桜?)が2本あり、これらが一番早くに咲く花木なのだが、その次に、(知っている限り)3本の野生のプラムの白い花が咲いてくる。最近咲くようになってきたのが1本と、比較的最近見つけたのが2本なので、野生のプラム(prunus americana)の存在を知ったのは最近のことだ。これらを発見して、田舎道に沢山咲いている植物の正体の一部が分かった。

 

野生のプラムの次に、時期を半分重ねて、私自身が植えた花プラム(ヨーロッパ原産の「チェリープラム」、prunus cerasifer)と食用のプラム(うちのは中国原産のprunus salicina)の花が咲く。うちの花プラムはまだ小さいが、道路沿いや町で見かける大きな花プラムは豪華なピンクのものが多い。葉はイロハモミジのような紫だ。一方食用プラムの花はふつう白だが、薄ピンクもあるようだ。私には、果実が育ってこなければ固有種の野生プラムとの見分けはつかない。

 

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これは花プラムだと思う。

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この家では、果樹園の大半をプラムにしているようだ。一部野生のプラムも混じっているかも知れない。

  

なお、こちらに移り住んでから知ったことだが、日本の梅の苗木はここでは売られていない。気候的に合わないのだろうか。アプリコットの苗木は売っているが、ここの気候は少し寒すぎるようで、なかなか上手には実らせることが出来ないらしい。

 

 

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庭の彩が少しづつ増えてきた

畑仕事の後で、庭がきれいに見えたので、写真を撮った。

 

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上の写真には収めていないが、少しづつ咲いてきているものには、カメリア、オーブリエッタ、ブルネラ、ビンカマイナー、カウスリップ、ムスカリなどがある。

 

4月から5月にかけては、桜、大量のドロニクムやカマス、シャクナゲ、クラブアップルといった派手なものに目を奪われがちになるので、控えめな植物を今のうちに楽しんでおきたい。

 

 

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鹿から若木を守る

うちには頻繁に鹿がやってくる(大抵、寝ているうちにやってくる)ので、木を植えると、最初から鹿が届かない高さが有るのでなければ、鹿からの防御が必要だ。

 

これまで、100本以上の木をこの土地に植え、加えて、移動した数々の木についてはその都度植え替え作業をしている。その中で、経験から、うちに会った鹿対策を学んできた。

 

一番大きな学びは、リンゴの木とチェリーの木は特別だということだ。うちに来る鹿は、これらの木については、防御ケージを壊してでも葉を食べる。しかも随分上の方の枝まで食べてしまう。立ち上がって、上の方の枝を下に折り、食べるのだろう。若木が一本の棒のようにされる被害が起きたのは、リンゴとチェリーだけだ。

 

一方で、それ以外の木については、いろんな手抜きが可能だ。食べる部分に鹿が近づく途中に、嫌がらせするものがあれば、大抵十分だ。ケージを壊してまで食べようとはしないようだ。また、木の下の方を剪定して、鹿が食べやすいところを失くすことで十分な場合もある。さらに割り切って、剪定もしないが、下の方は鹿に食べられても良いと覚悟するだけのケースもある。

 

さて、この春は、13本の若木の防御作業が必要だった。この中に、リンゴとチェリーは無かった。それで、いろんな割り切りをして、長女と二人で二日間、半日づつの作業をするだけで済ませてしまった(とはいっても、杭の打ち込みの仕事で、私は両日とも体力の限界に達した)。材料も、あるものを使いまわして、出費もゼロにすることが出来た。

 

マルベリーの木については、新しい工夫をした。マルベリーは、今年の成長分の枝に、夏を通して実をつける。1年目の小さな木から、長い間収穫を続けることになる。それで、ケージを、簡単に開け閉めできるようにした。

 

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開閉可能に設置したマルベリーのケージ

 

今年防御作業をした若木からは、マルベリーを除けば、今年はせいぜい少しの収穫があがるだけだ。長女と作業しながら、我々が苦労して作業しても、次女が全部取って食べちゃうんだよねという話をした。喜んで食べてくれる人がいるのは、嬉しいことでもある。

 

 

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今咲いている庭のネイティブプラント

うちの庭で見られるのはカナダ西沿岸部の典型的な森の生態系だ。狭い中に沼地、岩場、林縁や空き地が含まれているので、意外と多様な野生動植物が見られる。

 

今の時期、インディアンプラムに続き、いくつかのネイティブプラントの花が咲いてきている。

 

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スカンクキャベツ

スカンクキャベツは、その花の匂いから名前がついている。私はそんなに悪い匂いだと思わないし、きれいなので、良く見えるところに植え替えたいと思うくらいだが、植え替えにはとても弱い植物らしい。見てのとおり、ミズバショウの仲間だ。ミズバショウも敬遠される匂いを発するのだろうか。

 

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ワイルドバイオレット

ワイルドバイオレットは、いつも春になると芝生の中に生えてくる。きれいなので、春は芝生を出来るだけ刈らないようにしている。ここはイギリス文化圏なので、芝生が伸びっ放しだとみっともないと思う人が多い。それで、芝生がすっかり伸びて、来客予定があると芝生を刈ることになる。バイオレットは、刈られても翌年出てきてくれる。花壇に移したらよいのだが、それを忘れ続けている。

 

下の写真は野生のプラムだと思う(多分間違い無い)。気が付いたもので3本生えている。どれも咲き方は地味だが、私はこれが樹形も含めて好きだ。葉は夏になると少し紫色を帯びてくる。どれも暗いところに生えていて、実が出来ているのを見たことが無い。

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これは咲き始めたばかりだ。メープルの木の根元から生え、真っ直ぐ上に伸びている。

 

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バンブルビー(マルハナバチ)の女王

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この春は、冬眠明けのバンブルビー・クイーンが一番集まっているのはこの桜の木の様だ。

 

やっと、たくさんのバンブルビーが庭を飛ぶようになってきた。満開の桜の木の下を通ると、頭の上でブンブン何匹も飛び回っている音がする。今の季節に見かけるのは、冬眠明けの女王バチのはずだ。これからそれぞれがコロニーを形成するのだと思う。石垣の穴なんかを物色しているのも見かける。

 

ヘレボア、クロッカスやヘザーも咲いているが、桜の次にバンブルビーがたくさん来ているのは今はフキの花だ。

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フキの花に来ているのは、バンブルビーだけではない。メイソンビー(ツツハナバチ)や、種類の分からないその他のビーもきている。ハナアブもたくさんいる。

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これはメイソンビーだと思う。


うちの果樹で最初に咲くのはプラムだったと思う。3月の末頃だっただろうか。今の段階で既にたくさんのポリネ―ター(花粉媒介虫)がいるので、プラムの受粉も順調にされるだろう。果樹に関して、うちでは、受粉よりも、鹿害、陽当たり、乾燥、肥料不足といったことが問題になっている様に思う。

 

 

 

 

満開のイングリシュ・プリムローズ

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少し前まで、家へ上がってくるドライブウェイで、大雨のたびに水が川の様に流れ、砂利が削られるのが悩みだった。そこで、3年前だったと思うが、ドライブウェイの片側に大きな溝を掘り、水が道から排除されるようにした。そのときに出てきた土を、道の反対側に積み上げたので、そこを周りの風景にブレンドする花壇にすることにした。

 

家の周りよりも暗い場所だったので、サクラソウ科の植物を試してみようと思った。どの種類が適しているか分からなかったので、いろいろな種類のサクラソウ科の花の種を撒いた。日本のクリンソウ(Primula japonica)やサクラソウ(Primula sieboldii)の種もその中に含まれていた。そして一年目、二年目、そして今年三年目と、少しづつ芽が出て育ってきたのが、イングリシュ・プリムローズ(primula vulgaris)だった。

 

まだ大きなエリアに50株程度だろうか、まばらだし、一つ一つも小さな株なのだが、それでも近くで見るときれいに健康そうに咲いている。雑草があまり生えず、苔が繁茂してきているだけなので、あせってグランドカバーを充実させる必要もないだろう。ゆっくりの成長ペースでも問題なさそうだ。今後、自然生えで増えてくれるのか、株分けした方が良いのかは分からないが、ゆっくり様子を見ようと思う。

 

この花壇と、道の反対側の樹木の足下には、昨年秋までに、他にもいろいろな植物を植えてみた。

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他に植えたのは、大きなものから、アカハダメグスリノキ、シャクナゲ、ヘレボア、ブルネラ、ドロニクム、ワイルドジンジャー、スイセン、秋咲クロッカスだ。これに、自然に生えてくるメシダ(lady fern)と苔を残して混ぜている。今から2、3年経った時にどうなっているか楽しみだ。植えたときは想定していなかったが、夏は日陰でも乾くようで、シャクナゲだけは週に2度ほど夏の水やりが必要だった。

 

道の反対側の溝の向こうには、球根植物を入れた。主にワイルドシクラメンだが、スノードロップとクロッカスも混ぜてみた。そこに、また別の種類のシダ(sword fern)が生えて混ざってくれている。

 

日陰のガーデ二ングは、物事の進行がゆっくりで静かな気持ちになれる。ここは長女もたくさん手伝ってくれた場所だし、次女もステップストーンを渡ってたくさん遊んだ場所だ。