メープルマウンテン日記

メープルマウンテン日記

森のガーデニング、食べ物の栽培・採集やバンクーバー島での田舎生活など。

勝手口のカメリア

4月は目まぐるしくて、気が付くと勝手口のカメリアももう最盛期を過ぎて、花が落ち始めている。次女が最初の一輪を知らせてくれて、今年は咲き始めを楽しめたのでよしとしよう。 犬たちはカメリアの下で昼間寝そべっている時間が多いようなので、4月のこの空…

ビッグリーフメープルの花

今は、ビッグリーフメープルの花が満開の時期だ。葉が開く前に、まず花が咲いて下向きに垂れる。近くで見るときれいなのだが、緑がかった黄色で、目立つ花では無い。 斜面下を見下ろす窓から、ビッグリーフメープルの花に沢山のハミングバードやバンブルビー…

クレマチス・アーマンディ

うちの常緑クレマチスは、引っ越してきたときに、放棄したようにデッキに重ねてつくねられていた。私も、引っ越して来てから忙しく、しばらく関心を払ってやれなかった。 デッキのカバーや手すりを新しくしたときに、手すりに這わせてやったら、成長を始め、…

ビッグリーフメープルの苗

花壇の草取りをして気が付いたのだが、今年は種から出てきたビッグリーフメープルの芽が少ない。森の中に入って林床を見ても、昨年との違いは一目瞭然だ。 昨年の春に大量のビッグリーフメープルの芽が地面から出てきたのは、2018年までに厳しい夏を過ごした…

紫色のスミレ。そしてこのブログもあと5か月。

芝生に青い色を添える野生のスミレ(ワイルドバイオレット)が、こぼれ種で良く生えるので、一か所に集めてスミレ中心の花壇を作ってみた。なかなか楽しい。 それが、今咲いてきてみると、その花壇に生えているスミレは皆花の色が紫だ。北米でも、バイオレッ…

バンブルビーの羽音の中で庭仕事

なかなか手が付かなかったが、花壇に有機肥料をやろうと思い、先立って草取りを始めた。作業中に聞こえてくるのは、バンブルビーの羽音と、いろいろな種類の鳥の鳴き声と、ロビンが茂みでカサカサ結構大きく立てる音だ。 バンブルビー(マルハナバチ)は、こ…

雨期を越した池、春の作業、アヒル、鶏、ウズラ

うちの一番上の池は、過去2年連続で雨期に堤防が決壊していたが、昨年9月に数日間かけて手作業で本格的に補修し、この雨期は決壊なしに乗り切った。とても嬉しい。 もう雨期が明けたと言えるだろうが、この時点での水位は、低い方の排水溝からさらに20センチ…

扉の外のイングリシュガーデンベンチ

昨年6月、勝手口の外のガーデンベンチ 去年お隣のスミスさんにいただいたお手製のイングリシュガーデンベンチは、昨夏を通して勝手口を出た石畳の上に置いてあった。外に出て妻や子ども達を待っている間、あるいはガーデン作業の合間に足を上げて日向に寝転…

4月初めのバンブルビー(ネイティブプラントのシーズン)

東京からここに引っ越してきた2012年に、たくさんの太ったバンブルビー(マルハナバチ)がコトネアスターに群れるのを見て、何てかわいらしい昆虫だろうと思った。 この地では、花粉を媒介する主力はもともとバンブルビーであり、ミツバチは人間が持ち込んだ…

4月初めに咲いている花壇の草花

うちの春の庭では、桜、シャクナゲ、クラブアップルなどの派手な花木や、大きな面積をカバーするドロニクム、カマスといった花が目立つようだ。でも、私の頭の中では、バンブルビーの食料になるネイティブプラントや、控えめな花壇の草花の占める割合が見か…

バンクーバー島の3月下旬はプラムの花の季節

野生のプラムの花 毎年3月に、カウチンバレーの田舎道で車を走らせていると、白とピンクに咲いた沢山の花木に目を引かれる。 カナダの西海岸に引っ越して来てから何年かは、それらが何の花か分からず、調べるきっかけも無かった。 日本では、桜の季節の前に…

庭の彩が少しづつ増えてきた

畑仕事の後で、庭がきれいに見えたので、写真を撮った。 上の写真には収めていないが、少しづつ咲いてきているものには、カメリア、オーブリエッタ、ブルネラ、ビンカマイナー、カウスリップ、ムスカリなどがある。 4月から5月にかけては、桜、大量のドロニ…

鹿から若木を守る

うちには頻繁に鹿がやってくる(大抵、寝ているうちにやってくる)ので、木を植えると、最初から鹿が届かない高さが有るのでなければ、鹿からの防御が必要だ。 これまで、100本以上の木をこの土地に植え、加えて、移動した数々の木についてはその都度植え…

今咲いている庭のネイティブプラント

うちの庭で見られるのはカナダ西沿岸部の典型的な森の生態系だ。狭い中に沼地、岩場、林縁や空き地が含まれているので、意外と多様な野生動植物が見られる。 今の時期、インディアンプラムに続き、いくつかのネイティブプラントの花が咲いてきている。 スカ…

バンブルビー(マルハナバチ)の女王

この春は、冬眠明けのバンブルビー・クイーンが一番集まっているのはこの桜の木の様だ。 やっと、たくさんのバンブルビーが庭を飛ぶようになってきた。満開の桜の木の下を通ると、頭の上でブンブン何匹も飛び回っている音がする。今の季節に見かけるのは、冬…

満開のイングリシュ・プリムローズ

少し前まで、家へ上がってくるドライブウェイで、大雨のたびに水が川の様に流れ、砂利が削られるのが悩みだった。そこで、3年前だったと思うが、ドライブウェイの片側に大きな溝を掘り、水が道から排除されるようにした。そのときに出てきた土を、道の反対…

春日和に秋の色彩の準備

少しまだ肌寒いが、穏やかな日だ。だんだん昆虫が増えてきたようだし、それを追っているのだろう小鳥の声の種類が多い。バンブルビーを見かけることも少しずつ増え、今日も桜の花に少数来ている。 先日球根の植え替えをしたときにやり残したので、秋咲きクロ…

無残なハーブガーデン

風邪をひいてはいるが、手術後のテテ(犬、7か月)を、一日に数回リーシュをつけて散歩させる必要はある。 ちょっとだけ、お気に入りのハーブガーデンのスポットにも座らせてやった。 このハーブガーデンに座るのは、うちの犬の伝統になったようだ。キナ(も…

春の花壇の隆盛前夜

家の前の桜の木の下には、春に咲く、木漏れ日環境が好きな植物が多い。冬の間に落ちた木の枝などを片づけてやったところ、咲き始める準備が進んできているように見受けられる。どういう順番に咲くのだったろうか。スイセン、スノーフレーク、ブルネラ、ドロ…

カマスとその他の球根の植え替え

うちでは、カマス(カマシア)を食べ物として栽培し始めた。栗とポテトの中間のような味でとても美味しいと聞いたのと、うちの木漏れ日の環境で簡単に育ち、よく増えるからだ。水をやる必要も無い。また、一年中いつでも食べる分だけ掘り出せるのも魅力だ。…

インディアンプラム oemleria cerasiformis

ここ西海岸で最も早く咲くネイティブの低木が、インディアンプラムだ。まだ葉が開かずに上を向いているときに花が下に垂れる様子がユニークだ。 同じような大きさのネイティブの低木のうち、うちに多いのは花の咲く季節順にサーモンベリー、ハックルベリーと…

鹿に食べられても咲く草花、そしてウズラ

、 鹿に新芽が食べられたデイリリー(手前)とアイリス(奥) うちの庭には恒常的に鹿がやってくる。うちの犬のキナ(4歳)とテテ(6か月)は家の中で眠るし、日中も外に出しっ放しにするわけではないので、なおさらだ。 花壇では、鹿に食べられにくいと言わ…

早咲きの桜とプラム

毎年、家の周りの桜の木のうちの2本が、他よりずっと早くピンクの花を咲かせる。今半分咲きくらいだ。品種は分からない。2本とも、上からビッグリーフメープルやダグラスファーが大きな枝を落として随分傷を負い、まだ回復途上だ。 うちで次に咲いてくる花木…

ヘレボアの病気

先日も少し書いたが、ヘレボアに異変が起こった。黒く溶けたようになったり、そこまでゆかなくても一部焦げたように黒くなったりしたものがたくさん発生した。 地元のナーサリーに相談したところ、写真を複数の専門家に転送して調べてくれた。感染による病気…

クロッカス

クロッカスが咲き始めた。 うちで、スノードロップの次に咲いてくる球根植物が、クロッカスだ。毎年、紫色の花にバンブルビーもやって来る(今年はまだ見ていない)。 うちの環境が好きなようで、毎年、通路や花壇に種から生えたものがいくつか出てくる。ム…

スノードロップ

スノードロップが、今、満開なのだと思う。家の外に出るたびに楽しめる。 植え込み場所の奥の方がまだ量的に少ないようだ。もう少し暖かくなったら、分割した球根をその辺り中心に植えて行きたい。来年はもっと充実してくると思う。

樹木に有機肥料を与える

昨日の午後、ここ何年かの間に植えた花木、果樹及び低木に一通り有機肥料を施した。 これらの樹々が活動を開始するのに合わせて、地中に栄養素が吸収可能な状態で存在するのが望ましい。有機肥料は雨で地中に浸透して、バクテリアに分解される必要があるので…

花木の剪定

花木の剪定については、ある程度自然任せにしながらも、基本的なことはしている(枯れた枝と不要な徒長枝やひこばえは落としているし、また中の風通しを良くしたりする)。一応、花木によって剪定の時期を変えたりもしている。 それらに加え、うちでの特徴と…

ウィンター・ヘザー

冬から春にかけて、バンブルビーの食料になる花は、うちではスノードロップで始まる。その次はヘレボアが咲くだろうと思っていたら、一足先にウィンター・ヘザーが咲いていた。 実は、この植物は植えた覚えが無い。何年も前に、ヘザーの苗を何種類も買ってき…

ガーデンステップの材料作り(その2)

昨年のうちに始めたこのレッドシーダーの角材作りだが、丸太の想定外の重さに直面し、またチェーンソーを壊すアクシデントも起こり、それから1月の雪もあって、しばらく中断していた。 ようやく気を取り直して作業を再開した。今度は長女の学校が休みの日に…