メープルマウンテン日記

メープルマウンテン日記

森のガーデニング、食べ物の栽培・採集やバンクーバー島での田舎生活など。

2020-04-01から1ヶ月間の記事一覧

下の砂利道沿いのドロニクムと果樹エリア

うちの敷地の下の砂利道沿いに植えたドロニクムが、今満開になってきた。下は寒気が滞留しやすい場所で、また水分も多いから、やや遅いのだ。訪れる人(今年はとても少ない)がとても喜んでくれる。 ドロニクムは、夏の間休眠するから乾燥に強い。また、雨期…

ウズラ再来

池の堤防を歩く4羽のウズラの家族 ウズラの家族が何年かぶりに住み着いてくれたのは嬉しいニュースだった。 普段人の近くに留まるうちの犬のテテ(もうすぐ9か月)が、最近どうも畑の向こうの湿地の方に行きたがるなあと思っていた。何か興味をそそるものが…

取り上げきれない4月の草花たち

アジュガ うちの花壇で鹿の食害を生き残った4月の花は、これまでに取り上げた物以外もある。 鹿に強いとの定評がある植物となると、園芸植物の中でぐっと限られる。それらの多くを試してきたが、実際に生き残って咲くようになるのはまたその一部だ。 ムスカ…

次女もとうとう頑張るか

二週間ほど前に、次女が犬のキナから目を離してしまい、結果としてキナがお隣に入り込んで鶏を噛んでしまうという事件があったことを書いた。 次女はもう9歳になるが、体が小さく行動もことばも幼いし、難読症気味で算数なども苦手だ。でも一方敏捷で体の動…

ハイキング中のネイティブプラントの花

4月は森のネイティブプラントの多くが花を咲かせる時期だ。メープルマウンテンの南斜面は、私のうちの周辺の一部はともかく、総じて岩がちで乾いているので、それに合ったネイティブプラントが多い。 オレゴングレープ トリリアム シューティングスター チョ…

チェリーの受粉(それから梨も)

このチェリーは Lapin という品種。 今年も確認したが、チェリーの花のタイミングは、うまく合っているようだ。 東の果樹エリアには、3本のブラックチェリーが植わっている。Lapin, Sweetheart, Stella という3品種で、今同時に咲いている。 下の果樹エリア…

4月後半の日陰の草花

ブルネラ 花壇では、今、日陰の草花が綺麗な季節だ。どれも、鹿の食害、日陰、夏の乾きの3つの悪条件を生き残り、少数の株(あるいは種)から広がってきたものだ。 上のブルネラは、町では日焼けしたのを見かけるが、うちの木漏れ日環境では花のシーズンだ…

ドロニクムの季節

ドロニクムは、うちではとても使いやすい植物だ。 地中に水分がある春のうちに咲き、夏になり地面が乾くと地上部分が枯れ休眠するので、水をやる必要が無い。秋になって雨が降り始めると鮮やかな黄緑色の葉を地を這うように茂らせ、他の草花が枯れる中フレッ…

4月後半のバンブルビー(引き続きネイティブプラントのシーズン)

4月初めに、特にハックルベリーにバンブルビーが集まっている様子を書いたが、その後も次々とネイティブプラントが咲き、今最盛期を迎えている。 ここで取り上げるどのネイティブプラントにも、バンブルビーが来ている。しかし、今はあまりにも選択肢が沢山…

今年最初のシャクナゲの花

古くからあるシャクナゲがまず一本だけ咲いた。早めに咲く品種だからか、或いは渇きやすく陽当たりがある場所だからか、まだ私には分からない。 地元のナーサリーで、最も品揃えが多くて大きな売り場を占めているのがシャクナゲとモミジだ。うちには元々5本…

乾いた春

フロントガラスに積もるビッグリーフメープルの花粉 今週、毎月の注射の為にかかりつけ医と会ったときも、メープルの花粉の話題になった。今は、外のテーブルやソファーに、また車の上に、花粉が大量に積もる。 ビッグリーフメープルの花粉は毎年恒例の行事…

種蒔きを進める

暖かくなってきたので、第三段の種蒔きを長女と妻が実行してくれた。今回は、ジャガイモ、ニンジン、ビーツと、比較的陽当たりが必要なものばかりだ。 ジャガイモを想定外に沢山植えたこともあり、急遽、来年からの耕作予定地も、今年使えるようにしてくれと…

白妙桜

うちの桜は、ソメイヨシノが一斉に咲く日本で見慣れた風景とは違い、三つのタイミングで順次咲いてくる。 第一波は、3月前半に満開になる、アーコレードという品種名のピンクの桜で、家の表と裏に一本ずつある。私が引っ越してくる前に植えられたもので、最…

勝手口のカメリア

4月は目まぐるしくて、気が付くと勝手口のカメリアももう最盛期を過ぎて、花が落ち始めている。次女が最初の一輪を知らせてくれて、今年は咲き始めを楽しめたのでよしとしよう。 犬たちはカメリアの下で昼間寝そべっている時間が多いようなので、4月のこの空…

お隣の鶏をうちの犬から守る

金網フェンス設置作業中 うちの犬のキナ(5歳)が、この日曜日にお隣りの鶏に致命傷を負わせてしまった為、今後の対策として三つのことを実行することにした。 一つは金網フェンスを境界に設置して、お隣にうちの犬が入り込む可能性を減らすこと。 二つ目は…

責任の重みを学ぶ

イースターの日曜日の午後、敷地の端に行ってワラビ取りをしていたら、悲しいことが起きてしまった。うちの犬のキナ(ほぼ5歳)が、お隣の敷地に入って家の向こうに回り込み、カーティスの子ども達がケージの外で遊ばせていた鶏の一羽の首を噛んで致命傷を与…

ビッグリーフメープルの花

今は、ビッグリーフメープルの花が満開の時期だ。葉が開く前に、まず花が咲いて下向きに垂れる。近くで見るときれいなのだが、緑がかった黄色で、目立つ花では無い。 斜面下を見下ろす窓から、ビッグリーフメープルの花に沢山のハミングバードやバンブルビー…

つくし

私が子どもの頃を過ごしたのは、まだ開発が進む前の里山風景が残る場所だった。近所の子ども達と一緒につくしを取って分け合い、家に持ち帰ると、祖母がはかまを取って夕食の一部にしてくれた。翌日も取って帰ると、忙しい祖母や母が、あまり歓迎しなかった…

ワラビ

ブリティシュコロンビアにもワラビはたくさん生えていて、日本のものより大きめだが、その他の違いは無いように思う。うちでも、林縁に沢山出てくる。ぬめりや香りがあって美味しいし、また冷凍保存したものは水分が抜けるので、炒めたり炊き込みご飯にして…

お休みの記憶

イースターの日曜日だ。急に春らしさが増し、陽当たりにいると暖かくて気持ちの良い季節になっている。「10分後に犬の散歩に行く」と言った妻を外で待っている間、結局30分くらいベンチの上で寝転がって過ごすことが出来た。 私は自然にエネルギーが人やこと…

バナナスラッグ

西海岸名物のバナナスラッグだが、うちのは黄色いのは少なくて、緑がかった茶色やそれに黒い斑が入ったものが多い。 随分前から、バナナスラッグを見ても嫌な気持ちになることは無くなった。今でも素手で草取りの最中に触ってしまった時は気持ち悪いと思うが…

クレマチス・アーマンディ

うちの常緑クレマチスは、引っ越してきたときに、放棄したようにデッキに重ねてつくねられていた。私も、引っ越して来てから忙しく、しばらく関心を払ってやれなかった。 デッキのカバーや手すりを新しくしたときに、手すりに這わせてやったら、成長を始め、…

ビッグリーフメープルの苗

花壇の草取りをして気が付いたのだが、今年は種から出てきたビッグリーフメープルの芽が少ない。森の中に入って林床を見ても、昨年との違いは一目瞭然だ。 昨年の春に大量のビッグリーフメープルの芽が地面から出てきたのは、2018年までに厳しい夏を過ごした…

オンラインに移行する地元農家のマーケット

今年は、コロナ対応で、地元の農家のマーケットがオンラインに移行する。Cow-Op というサイトだ。今週から始まったようなので、今初めて覗いてみると、第一回の買い物の為には火曜日までに注文を入れる必要がある様だ。自分でピックアップするか、有料でデリ…

紫色のスミレ。そしてこのブログもあと5か月。

芝生に青い色を添える野生のスミレ(ワイルドバイオレット)が、こぼれ種で良く生えるので、一か所に集めてスミレ中心の花壇を作ってみた。なかなか楽しい。 それが、今咲いてきてみると、その花壇に生えているスミレは皆花の色が紫だ。北米でも、バイオレッ…

手製の布マスクを配る

ここ何日かの間に、米国CDCによるマスク着用の呼びかけがあり、またサイエンス誌に掲載された論文(読んでいません)が感染予防効果の証拠を提示したことで、米国の一部では随分マスクの着用が進んだと聞く。 ここカナダの西海岸では、スーパーなどで、ちら…

バンブルビーの羽音の中で庭仕事

なかなか手が付かなかったが、花壇に有機肥料をやろうと思い、先立って草取りを始めた。作業中に聞こえてくるのは、バンブルビーの羽音と、いろいろな種類の鳥の鳴き声と、ロビンが茂みでカサカサ結構大きく立てる音だ。 バンブルビー(マルハナバチ)は、こ…

雨期を越した池、春の作業、アヒル、鶏、ウズラ

うちの一番上の池は、過去2年連続で雨期に堤防が決壊していたが、昨年9月に数日間かけて手作業で本格的に補修し、この雨期は決壊なしに乗り切った。とても嬉しい。 もう雨期が明けたと言えるだろうが、この時点での水位は、低い方の排水溝からさらに20センチ…

ヘザーさんの森

ヘザーさんの森の谷底を流れる小川 今住んでいるメープルマウンテンには、把握しきれない程たくさんのハイキングトレールが作られている。ソーシャル・ディスタンシングが重要な今も、裏庭から妻と犬を散歩させるハイキングは問題無いかなと思っていたが、時…

プラムの交配は大丈夫かな

3本のプラムの木。よく写っていないが、真ん中奥にも小さなプラムの木がある。 うちは四人家族なのに、果樹は何十本も植えてある。うちの果樹は、限られた日差ししか受けられず、しかも森の大木が根を張る中で水や栄養素を争わなければならないので、私達は…